『紫苑』の合間の『吾妻鏡』

No.6129

 本日から中二日のやや過密日程となりますが、次回の『吾妻鏡』のご案内です。

 日時:2008年3月3日(月)13:00~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 宗教・文化研究所共同研究室
 範囲:『吾妻鏡』文暦二年(嘉禎元年)二月十日、三月十八日、四月一日、二日、五月十三日、十六日、二十三日、六月十九日、二十一日、二十九日、三十日、閏六月三日、十五日、二十八日、七月二日、七日、十一日、二十三日、二十四日、二十七日、二十九日、八月十八日、二十一日、九月十日、十一月十四日、二十六日、十二月十一日、二十日、二十四日、二十六日、二十九日の各条
  (※少し先の方まで掲出しましたが、読めるところまで読んでいきましょう。また、掲出した範囲以外に「これは」という条文があれば、随時お知らせ下さい。)

 なお当日は広島から尻池さんが上洛(凱旋?)される由、みなさんで賑やかにお迎えしましょう。
 また、3月は10日(月)も開催予定です。各種イベントや『紫苑』の二校目なども日程に上ってくるかと思いますが、意欲的に取り組んでまいりましょう。

 ※『入門吾妻鏡』初校もお預かりしておりますが、こちらは岩田の手元で若干整理しましてから校正作業をお願いしようと考えております。執筆者のみなさんにはもうしばらくお待ちいただきたいと思いますので、その旨よろしくお願いします。

道に倒れて『吾妻鏡』を読み続けたことはありますか

No.6131

 A地下の食堂でお昼をいただいていると、中島みゆきさんの「わかれうた」(のカバー曲)がBGMで流れてきました。オリジナルをご存じの学生さんはどのくらいいるんでしょうか。

 次回の『吾妻鏡』の予定は以下の通りです。
 日時:2008年3月10日(月)13:00~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 宗教・文化研究所共同研究室
 範囲:『吾妻鏡』文暦二年(嘉禎元年)七月二日、七日、十一日、二十三日、二十四日、二十七日、二十九日、八月十八日、二十一日、九月十日、十一月十四日、二十六日、十二月十一日、二十日、二十四日、二十六日、二十九日、
         嘉禎二年正月一日、十七日、二月二十二日、二十八日、三月七日、十三日、十四日、二十日、二十一日、四月二日、四日、五月二十四日、六月五日、六日、十一日、二十六日、二十七日、七月十日、十七日、二十四日、二十五日、八月三日、四日、五日、九日、二十日、九月九日、十日、十月二日、五日、二十九日、十一月一日、十三日、十四日、十五日、十二月三日、十九日、二十九日の各条
  (※少し先の方まで掲出しましたが、読めるところまで読んでいきましょう。また、掲出した範囲以外に「これは」という条文があれば、その都度お知らせ下さい。)
 今日読んだ範囲にもいろいろなネタが転がっていましたが、とりわけ源保茂は要注意人物ですね。

 また本日は、広島から凱旋された尻池さんにもほぼ一年ぶりにご参加いただきました。お菓子までご用意いただいてありがとうございます。ご活躍の由、なによりです。

 次回は、今のところの予定では今年度最後の『吾妻鏡』となります。今年度も参加者みなさんの積極性に支えられながら読み続けることができました。ありがとうございます。来年度もどうぞよろしくお願いします。

ギックリ腰

No.6132

 本日(3日)は山岡さん・岩田君が午前中から、執筆者から集約した初校校正ゲラの取り纏めをしてくださり、お陰様で夕刻、印刷屋さんに渡すことができました。本当にありがとうございました。
 今回の校正は国内各所のみならず、ヘルシンキ空港からの送信など、国際的規模で情報伝達がなされた上で完成されたもので、『紫苑』編集史上特記すべきことでありました。

 私こと、日ごろ、諸方からの御忠告を無視して体重増加を放置していた上に、先週土曜日、鎌倉で調査活動の際、無理を承知で重い荷物をひっさげて歩き回った結果、数年ぶりにギックリ腰が再発。椅子から起ち上がるのが難儀で、腰が固まってしまい、昔の漫画に出てくるロボットのような歩き方しかできなくなっております。
 しかし、鎌倉での調査の成果は大きく、あらためて現地に臨むことの大切さを「痛」感いたしております。
 岩川拓夫さんから御案内いただいた今年度開催の中世史サマーセミナー(鹿児島)は、その意味からも大いに参加の価値があります。

 本日の『吾妻鏡』講読会には久しぶりに尻池さんが里帰り。論文執筆が一段落した長村君も加わってにぎやかな会となりました。次回10日は、岩田君からの御案内の通り、いよいよ今年度最終回です。
 なお、月末には宇治の見学会が計画されています。
 元木先生から御案内いただいた古文書学会見学会へも、積極的に参加してください。

 ☆ 鹿児島県霧島市教育委員会の重久淳一先生より、大隅国正八幡宮社家館跡の発掘調査の成果に関する報告書4冊、および、これらの成果に基づく『平家物語の世界を訪ねて 堀と土塁に囲まれた館―神宮社家跡の調査-』(霧島市教育委員会,2007年)を、最新の情報とともに御恵送いただきました。これは、武士論研究の上からも貴重な資料として大いに活用できそうです。
 重久先生にあつく御礼を申し上げます。

 ☆ 鹿児島県歴史資料センター黎明館より、『鹿児島県史料 旧記雑録拾遺 家わけ十一』・『鹿児島県史料 西南戦争 第四巻』を御恵送いただきました。これまた、あつく御礼を申し上げます。 

 ☆ 東海大学の落合義明先生より、御高論「武蔵武士河越氏の成立と発展」収録の『河越館跡史跡整備(第一期整備)に伴う発掘調査報告書』を御恵送いただきました。河越氏館跡の発掘調査には、私も学生時代にたった二日間ですが参加させていただいたことがあり、思い出深いところです。
 落合先生にあつく御礼を申し上げます。