第2回「国家と宗教」輪読会のご案内

No.6063

 おくればせながら、新年あけましておめでとうございます。
昨年の24日にあった岩田さんのご報告は、ただ拝聴する事しかできませんでしたが、メンバーの方々のやりとりは、自分にとってとてもよい刺激となりました。
ギリギリになってしまったのですが、その時に申し上げた勉強会のお知らせをさせていただきます。

日時:1月15日(火) 18:00~

場所:大谷大学 響流館 3F マルチメディア演習室
*地下鉄烏丸線「北大路」下車、6番出口上がってすぐです。

●末木文美士氏『日本宗教史』(2006年、岩波新書)
「はじめに」「Ⅰ.仏教の浸透と神々〔古代〕」(P1~66)の輪読
担当者:青木友里(大谷大学文学部史学科 3回生)

 このような勉強会を開く目的として、「『国家と宗教』というテーマをとおして、時代や分野を越えた幅広い視点をもって自身の研究を深めていく場を皆でつくっていく」事を掲げております。学年や学校を問わず、一人でも多くの方にご参加いただければと思います。

1973年に大学を出た大学教員の感慨。

No.6064

 学部生が「新書」を対象にした読書会を自主的に開催するというのは、今から35年くらい前には各大学で普通に見られたことだったのですが、当節は絶滅かと諦めていました。

 私は大学の教育で最も大切なのは、こういう、学問に主体的にとり組もうとする意志を学生さんたちに涵養することだと考えています。その意味で、青木さんとそのお仲間の方たちの存在は嬉しい限りです。

 若い人たちには、大いに学び、悩み、論じあってほしいと思います。

 多くの学部生が参加されること、そして、この勉強会の発展を期待するところです。