「業務の分担から見た鎌倉幕府」
No.6045
新しい「鎌倉幕府論」構築の先駆けとなる報告。
多くの方々の御参集をお待ちするものです。
日時 :12月24日(月)16:00~
場所 :京都女子大学L校舎3F宗教・文化研究所共同研究室
報告者 :岩田慎平(関西学院大学大学院研究員,京都女子大学宗教・文化研究所共同研究員)
報告内容:「業務の分担から見た鎌倉幕府-頼家・実朝将軍期の検討-」
参考文献:黒田俊雄「鎌倉幕府論覚書」『日本史研究』70、1964年(のちに、『日本中世の国家と宗教』岩波書店、1975年 に収録),岩田慎平「草創期鎌倉幕府研究の一視点―奉行人を中心に―」『紫苑』4、2006年。
※ 『吾妻鏡』講読会は15:30までと致します。
【書評会の企画について】
以前、話の出ていた髙橋昌明『平清盛 福原の夢』(講談社選書メチエ)の書評会ですが、来春にも実現をはかりたいと思います。そこでまず、自薦・他薦を問わず、報告者を求めたいと思いますので、よろしくお願い致します(複数での分担という形でもよいと思います)。
「千里の道も一歩から!」
No.6047
クリスマス。
幼稚園(千葉教会附属幼稚園→今はありません)の時(すでに半世紀以上も前)、学芸会で、まだ元気だった曾祖母(江戸時代・慶応年間の生まれ)の杖を借りて「羊飼い」の役を演じたことを思い出します。
昨日は、岩田君、『吾妻鏡』と御報告、おつかれさまでした。
伊藤さんのお誕生日に近いこととクリスマス・イブの開催ということで、岩田君はいつものスタバのコーヒーに加えて、わさわざ立派なバースデー兼クリスマス・ケーキを用意してくれました。こんなサービスの良い報告者の前例を知りません。
研究会においては、報告者がこのような暖かい心を示すことで、論旨と関係のない揚げ足取りのイジメないしはストレス発散に類するような質問を抑止する効果が期待できるかも知れません。
また、小野さんのお持ちいただいたプリンも美味しくいただきました。青木さんの甘春堂のお菓子(「焼き栗」?)、伊藤さんのカントリー・マアムもありがとうございました。
岩田君の報告ですが、黒田俊雄氏の権門体制論における鎌倉幕府の評価を、実証的に裏付けたものとして受け取ることの出来る内容でした。役割分担以前に、実質的な幕府運営の担い手が京都出身者・関係者で占められていたことを史料に即して具体的に明らかにされただけでも高く評価されるものと思いました。岩田君には、正月の日本史研究会中世史部会報告に向けてさらに御精進下さるようにお願いいたします。
さて、知り合いの裕福で健康にも恵まれた幸せな皆様方は、海外旅行にクリスマス・ディナショー、あるいは○△スペシャル公演やら、と楽しい年末をお過ごしのようですが、財力も時間も体力もない当方といたしましては、のこされた僅かばかりの気力をふりしぼりながら、ひたすら負債返済のための作業(?)に取り組んでおります。本日、不本意な出来ながら二年越しの原稿を一つ片付けたところです。
「千里の道も一歩から!」。
☆ 過日の茨大シンポで御一緒させていただいた古河第二高校の内山俊身先生より、御高論「征夷事業における軍事物資輸送について-関東の二大河川水系の問題から-」(『茨城県歴史館報』25)と『総和町史 通史編 原始・古代・中世』における御執筆部分のコピーを御恵送いただきました。ともに、私のこれからの研究に裨益するところ大。
内山先生にあつく御礼を申し上げます。
※ 昨日届いた『日本史研究』544号の「部会ニュース」欄に、本年5月に開かれた卒論報告会(日本史研究会・大阪歴史学会共催)で発表された報告の要旨と討論の概要が掲載されています。
当ゼミ関係者の報告としては、目下、ゼミ機関誌『紫苑』編集長として奮闘している山岡瞳さん(現、京大院生)の「『侍長』小考-院政期を中心に-」と、しばらく『吾妻鏡』講読会に参加していた鍛冶利雄君(現、京都府立大院生)の「醍醐寺三宝院領の研究-正長二年安堵目録をめぐって-」がありますので、御紹介いたします。
日本史研究会中世史部会で岩田君報告
No.6049
日本史研究会中世史部会のご案内〈1月〉
1月15日(火)18:30~ 機関紙会館3F
岩田慎平氏「頼家・実朝将軍期における鎌倉幕府の運営形態について」
《参考文献》
黒田俊雄「鎌倉幕府論覚書」(『日本史研究』70、1964年。『黒田俊雄著作集第一巻 権門体制論』(法蔵館、1994年)に再録)
おそまつでした
No.6050
>野口先生、ご出席のみなさん
先日はお祭りムードの日にわざわざ私の拙い報告を聞いて頂きまして、ありがとうございました。頂戴した貴重なご意見から学ばせていただき、更なる精進に励みたいと思います。
ところで昨日(12/25)はバイトをしておりましたが、どうもフランス人らしき観光客の方が大勢ご来店でした。ツアー客のみなさんなのかもしれませんが、彼の国の方々は昨今の日本国内の「クリスマスムード」をどのようにご覧になったのか、ちょっと気になるところです(もちろんフランス語は話せないので尋ねてみることもできませんでしたが)。
本年も『吾妻鏡』の講読会や公開講座、例会、その他の催しにて、野口先生には格別の御高配を賜りました。篤く御礼申し上げますとともに、来年も何卒よろしくお願い申し上げます。ちなみに、私の幼稚園(奈良市立平城幼稚園)での学芸会のときは、「あなたたちはだれ」(←おまえこそ誰やねん、と思わないではない)という台詞を何人かで唱えるうちの一人、という役だったように記憶しています。何の劇で、どういう役だったのかも全く憶えていないのですが。
また、今年の『吾妻鏡』の講読会は全日程を終了しました。来年も一月から開催してまいりたいと思いますので「何か新しいことをはじめよう」とお考えの方は、まずは見学からでもどうぞお気軽にご参加下さい。新年の予定はまた随時当掲示板にてご案内致します。
明けましておめでとうございます。
鍜治 利雄
No.6059
新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
先月24日は参加できずに、申し訳ありませんでした。
今月15日の部会は、授業が延びなければ、参加できそうです。
当日は、よろしくお願いします。
≫野口 実先生
ご紹介に与り、光栄です。ありがとうございます。
研究が進むにつれ、修正したい点が多々出てきまして、本当に拙い
論考になってしまいましたが、大目に見ていただければ幸いです。