『古代文化』第59巻第3号の刊行案内

No.6042

 季刊として再スタートした『古代文化』の第59巻第3号が刊行されました。
 内容は以下のとおりです。
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 國下多美樹:長岡宮城と二つの内裏
 飯塚 武司:農耕社会移行期の木工における技術継承と革新
 古市  晃:四月・七月斎会の史的意義―七世紀倭王権の統合論理と仏教―
 古藤 真平:延喜式部式拠才叙位条について
 野口  実:閑院内裏と『武家』
 徳留 大輔:中国初期王朝期二里頭時代淮河支流域の土器動態から見た地域間関係
        
 〈研究ノート〉鈴木 忠司:岩宿時代の台石とその意義について―植物食をめぐる基礎的研究―
 〈研究ノート〉若松 博恵:三品神話学の再検討―その異伝研究方法論の成立背景と発展的継承―
 〈研究ノート〉馬場理恵子:劉音欠の災異解釈に関する一試論
 〈研究ノート〉江谷 寛:ポンペイ出土のカメオガラス
 〈註 釈〉植村真知子:『御堂関白記』(222)
 〈書 評〉森部 豊:森安孝夫著『シルクロードと唐帝国―唐代聴政制度の展開―』
 〈新刊紹介〉豊田 裕明:松本保宣著『唐王朝の宮城と御前会議』
 〈図版解説〉引原茂治・竹原一彦:最近の京都府内の発掘調査事例
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 拙稿「閑院内裏と『武家』」は科学研究費による研究成果に基づくものです。ゼミメンバーで読んでやろうという方には抜刷を差し上げますので、お申し出下さい(但し、抜刷は28日以降に届きますから、お渡しできるのはお正月以降になります)。