『台記』『玉葉』『鎌倉遺文』,篤姫と源氏

No.6012

 本日は『台記』研究会に引き続いて、『玉葉』の国書刊行会本と図書寮叢刊本を対照する勉強会。長時間にもかかわらず、若い人たちの頭脳は冴え渡っているようで、羨ましい限りでした。

 ☆ 鎌倉国宝館館長の三浦勝男先生より、ことばの中世史研究会編『「鎌倉遺文」にみる中世のことば辞典』(東京堂出版)を御恵送いただきました。先生は「椀飯」の項目を執筆されています。
 鎌倉国宝館で三浦先生に博物館実習の御指導をいただいてから、すでに35年。本当に長い間、御指導と叱咤激励をいただいて参りました。
 三浦先生にあつく御礼を申し上げます。

 ☆ 鹿児島県歴史資料センター黎明館調査資料室長の徳永和喜先生より、新刊の御高著『天璋院篤姫 徳川家を救った将軍御台所』(新人物往来社)を御恵送いただきました。
 来年のNHK大河ドラマの主人公に関する書籍の決定版だと思います。
 徳永先生は私の大学院時代からの畏友。先年の鹿児島ゼミ旅行でもたいへんお世話になりました。
 徳永先生に、あつく御礼を申し上げます。

 ☆ NHK出版の石浜哲士さんからは、編集を担当されたNHKブックスの最新刊である河添房江『源氏物語と東アジア世界』を御恵送いただきました。
 本書「あとがき」には、編集者に「本書を捧げたい」というメッセージが書いてありました。本当に石浜さんはカリスマ編集者だと思うわけです。
 私もぜひ、近いうちに、自著の「あとがき」に石浜さんへの謝辞を書きたいと思う次第であります。
 石浜さんに、あつく御礼を申し上げます。