『紫苑』6号の原稿募集。

No.5950

今年度も三月末に『紫苑』を発行できることになりました。
つきましては、掲載する論文・研究ノートを大募集いたします。
締切は1月上旬
   *詳しい日にちは11月頃にご連絡いたします。
    例年は1月第二土曜日です。
参考のため、投稿規定を掲載しておきます。

《投稿規定》
枚数:
 注を含め四〇〇字詰原稿用紙に換算して七十枚以内とします。但し、分量については適宜相談に応じます。

原稿:
 ・種類は、論文・研究ノートなど。縦書き・完全原稿とします。
 ・ワープロ原稿の場合は、四〇〇字の倍数、縦書きで打ち出してください。投稿の際は、原稿を保存したメディア(フロッピー、CD-R、など)一部を添え、使用ワープロの機種名・ソフト名を明示して下さい。
 ・手書き原稿の場合は、四〇〇字詰または二〇〇字詰原稿用紙に、本文・注とも一マス一字、縦書き、楷書で、鉛筆書きは不可とします。
 ・注は本文末に一括して、(1)、(2)、…のように付けて下さい。
 ・年号を用いる場合は、なるべく西暦併用でお願いします。
 ・図表・写真(いずれも鮮明なものに限ります)の添付は刷り上がり時の大きさを勘案して字数に換算します。これらを添付する場合は、おおまかな掲載場所を指示してください。
 ・編集作業の迅速化のため、住所・氏名(ふりがな)・目次を記した別紙一枚を添えて下さい。

採否:
 編集担当者が掲載の可否を審査いたします。

著作権・公開の確認:
 本誌掲載の論文・研究ノート等の著作権は著者に帰属するものとします。ただし、宗教・文化研究所ゼミナールは、本誌に掲載された論文・研究ノート等を電子化または複製の形態などで公開する権利を有するものとします。執筆者はこれに同意して、投稿されるものとします。やむをえない事情により電子化または複製による公開について許諾できない場合は、採用が決定した段階で宗教・文化研究所ゼミナールにお申し出ください。

備考:
 ・他誌への二重投稿はご遠慮ください。
 ・掲載後一年以内の他への転載は控えていただきます。

*ご不明な点は山岡までご連絡ください。

ソレントの大森さんへ。

No.5951

 山岡さん、ありがとうございました。
 おかげさまで『紫苑』も一人前になってきたようです。

 ○ 昨年度まで『吾妻鏡』講読会に参加されていて、現在、イタリアはソレントに滞在中の大森さんから、絵はがきを頂きました。
 大森さん、御覧になっていられるでしょうか?『紫苑』第5号を国際郵便でお送りしますので、御住所をお知らせ下さい。

 ○ 先に御紹介した峰岸純夫・入間田宣夫・白根靖大編『中世武家系図の史料論』上・下巻( 高志書院)が本日届きました。日本史研究会大会の会場で販売される由。
 あらためて、内容を御紹介いたしましょう。

【上巻】
日奉氏小川系図                         峰岸純夫(元・中央大学)
横山氏系図と源氏将軍伝承                    川合康(東京都立大学)
鎌倉期成立の「結城系図」二本に関する基礎的考察    市村高男(高知大学)
藤原南家武智麿四男乙麻呂流鎌倉御家人の系図     今野慶信(新宿歴史博物館)  
三浦氏系図にみる家の創造神話                高橋秀樹(文部科学省)
千葉氏系図の中の上総氏                    野口実(京都女子大学)
薩摩国阿多郡地頭鮫島氏系譜考               柳原敏昭(東北大学)
系図の裏面にさぐる中世武士団の成立過程         入間田宣夫(東北芸術工科大学)
【下巻】
中世古系図に見る公家と武家                 白根靖大(中央大学)
『玉燭宝典』紙背文書中の那須系図をめぐって        江田郁夫(宇都宮北高校)
留守氏と「奥州余目記録」                    七海雅人(東北学院大学)
武田氏系図の成立                        西川広平(山梨県立博物館)
秋田県公文書館所蔵「古本佐竹系図」に関する一考察  佐々木倫朗(松江市歴史資料館)
山内上杉氏・越後守護上杉氏の系図と系譜          片桐昭彦(練馬区教育委員会)
相馬中村藩の系図編纂について                岡田清一(東北福祉大学)
戸沢氏系図の成立と中世の戸沢氏              金子拓(東京大学史料編纂所)
 (上巻 定価4200円,下巻 定価5250円 税込)

 ※ ざっと拝見したところ、拙論への異論が盛りだくさんのようで、要熟読のようです。

『紫苑』6号の投稿の際の注意。

No.5953

 上の投稿規定では、締切が来年になっていますが、印刷所から見積もりをとる必要上、投稿を予定される方は、本年12月初めまでに、原稿や図・表などの分量をあらかじめ、お知らせ下さい。