明日の基礎演習・総合教育科目

No.5804

 あっという間に7月も第二週に入りました。
 明日(10日)の授業ですが、Ⅲ講時の基礎演習Ⅰは、村上さんが「メディアについて」、森田さんが「ふるさと納税」について御報告の予定です。前者は先週の森山さんの報告と関連しそうですね。
 つづいてⅤ講時の総合教育科目7Bは、「日本史に見る老人像」をテーマにお話しいたします。来週(17日)は、とうとう試験です。

 ☆ 先週末は、諸事に追われておりましたが、その間に、国際仏教学大学院大学の箕浦尚美先生より、御高論「金剛寺蔵玄応撰『一切経音義』について」・「金剛寺蔵〈佚名孝養説話集抄〉について」掲載の平成15~18年度科学研究費基盤研究(A)(代表 落合俊典)「金剛寺一切経の総合的研究と金剛寺聖教の基礎的研究」の報告書(2冊)、また、御高論「『天狗の内裏』版本改作本について-付 実践女子大学山岸文庫蔵本翻刻-」(『語文』87)・「信多純一氏蔵文政五年書写六段本『天狗の内裏』解題・翻刻」(『詞林』40)を御恵送いただきました。
 箕浦先生にあつく御礼を申し上げます。

【追記】本日、高知大学の市村高男先生より、御高論「中世日本の中の蹉 山金剛福寺-土佐一条氏との関連を中心にして-」(『西南四国歴史文化論叢 よど』8)、および同「高知城の歴史と保存・整備の意義」掲載の高知城跡の保存と整備を考える会編『高知城は県民の宝』、同「白河結城文書の形成と分散過程」掲載の平成16~18年度科学研究費基盤研究(B)(代表 村井章介)「中世東国武家文書の成立と伝来に関する史料学的研究-陸奥白河結城家文書を中心に-」研究成果報告書を御恵送いただきました。
 市村先生にあつく御礼を申し上げます。

本は濡れると元に戻らない-来週の『吾妻鏡』-

No.5805

 「私自身はすぐに元通り乾くが、本を濡らしてしまうと原型を失う。」
 梅雨時は、荷物のなかの本が濡れたりしないかどうか気になりますね。

 さて来週の『吾妻鏡』は以下のとおりです。
 日時:7月23日(月)13:00~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 宗教・文化研究所共同研究室
 範囲:『吾妻鏡』安貞二年四月二十二日、二十六日、二十七日、五月七日、八日、十六日、二十二日、七月十六日、十八日、二十日、二十四日、二十九日、九月二十日、十月七日、八日、十四日、十八日、十九日、十二月三日、四日、二十九日
  (※適宜休憩を挟みつつ、読めるところまで読んでいきましょう)

 来週16日(月)は、いちおう休日なのでお休みです。祇園祭の宵山の日ですので、洛中に繰り出してみるのも良いかもしれませんね。
 そういうわけですので、次回は23日(月)、その次は30日(月)を予定しています。30日(月)は通常の講読は一旦お休みして、岩田のほうでネタを用意したいと思います。