『研究所だより』第45号が出ました。

No.5798

 本日、『京都女子大学 宗教・文化研究所だより』第45号(平成19年7月5日(木)発行)が、印刷された発行日どおりに刊行されました。

 この号には、昨秋開催された公開講座『天下人と京都』の講演要旨が掲載されています。すなわち、
 
 瀬田勝哉「秀吉が伐らせた木-東山大仏殿材木と富士山-」

 野口 実「頼朝の六波羅邸-鎌倉幕府と都市京都-」

の2本です。
 また、本年度の研究員研究助成の「研究計画」、また昨年度の事業報告中の研究助成の中に「摂関家の空間における政治と文化(中世前期の宇治に関する総合的研究Ⅰ)」の「研究協力者」(「研究協力者」は研究所共同研究員の中に位置づけられます)一覧が掲げられておりますので、関係者はご確認下さい。
 『研究所だより』は、宗教教育センターで配布されます。 

【追記】本日、入間田宣夫先生(東北芸術工科大学)・保立道久先生(東京大学史料編纂所)・七海雅人先生(東北学院大学)の連名で、入間田宣夫編『平泉・衣川と京・福原』( 高志書院)を御恵送いただきました。2006年6月24日に開催されたシンポジウム「日本史のなかの衣川遺跡群」における講演・報告をベースにした出版です。
 入間田先生の「衣川と平泉館」、保立先生の「義経・基成と衣川」、七海先生の「平泉藤原氏・源義経研究の新しい動向」など、興味深い論文が盛りだくさんです。
 入間田先生・保立先生・七海先生にあつく御礼を申し上げます。
 ちなみに、昨年の6月24日は、当方の公開講座「東山から発信する京都の歴史と文化 8」が開催された当日でありました。