歴史学は社会科学たるべきこと。

No.5685

 本日(19日)は、浜松町駅から徒歩5分という好立地の都立芝商業高校で開かれた中世戦記研究会に出席して参りました。
 結果的にとはいえ、多数の方が御出席の中で、座席を二つ占拠するという悪態をさらしてしまい、今さら恐縮いたしております。
 ちなみに、兵藤先生は、場所が高校ゆえに喫煙場所を探すのに苦労されておられた御様子。「吸ったら停学ですよ!」と申し上げておきました(笑)。
 それに致しましても、今回もまた歴史学は社会科学であるべきことを再確認させられました。その前提においてこそ、国文学との協業は意味を持つものと考える次第です。
 懇親会は失礼して早々に上洛の途に就きましたが、来週から東国で教育実習をされる伊藤さんは出席され、兵藤先生から『紫苑』に発表した研究ノートにたいして厳しい御指摘を頂いたとのこと。伊藤さんは、これを受けて大いにやる気になっておられるようで、とても良かったと思います。
 >伊藤さん  教育実習の方もしっかり頑張ってきてください。

 ☆ さて、東下りの間にも郵送多数。
 まず、この3月に学位を受領され、新年度から奈良女子大学人間文化研究科博士研究員になられた前川佳代さんから、御高論「「聖地」平泉-清衡の平泉創造-」掲載の『平泉文化研究年報』第7号を御恵送いただきました。
 同封の書信によると、子育ても御研究におおいにプラスにされておられる御様子。流石です。
 前川さん、ありがとうございました。また、こちらで例会発表をお願いできればと思っております。ついでに、女性メンバーの進路指導もぜひ。

 また、同志社女子大学の朧谷寿先生から、新刊の『藤原道長』(ミネルヴァ日本評伝選)を御恵送いただきました。副題は「男は妻がらなり」。
 私の『北条時政』の上梓はいつになることやら。副題はもう決めてあるのですが(「舅はつらいよ」ではありません)。
 朧谷先生にあつく御礼を申し上げます。

緊張しています。

伊藤明日香
No.5686

>野口先生

昨日は、遠路はるばるお疲れさまでした。(私もですが)


昨日の発表は、史学からの指摘が大いに必要であり、
後の席に野口先生がいらっしゃらなかったことを
皆様残念に感じていた模様でした。


明日から教育実習です。
不安ばかりで、連日変な夢を見ます。
とにかく誠実な態度で、精一杯やってきます。