紫苑5号拝受しました

No.5620

野口先生および宗教・文化研究所ゼミナールの皆様、「紫苑」5号を御送りくださり、ありがとうございました。早くも5号なのですね。
HPはいつも拝見させていただいております。野口先生の精力的な活動に感心すると同時に、見習わなければと思いつつも、自分には不可能だなあと思っております。
また、若い皆さんのことは、まったく面識がないので、「紫苑」の論考を読むことで、どのようなことを研究されているのかがわかるので、とても嬉しく思います。野口ゼミの活発な活動が、多くの人を惹きつけて、このような雑誌に結実してゆくのは、ある種の理想形態で羨ましく思います。今後とも頑張ってください。
御礼までに

Re: 紫苑5号拝受しました

No.5622

 中村先生、メッセージを頂き恐縮に存じております。
 このゼミは研究所の活動のひとつに位置付けられており、私にとっては本務の一環でありますので「精力的な活動」と御評価いただくほどのことではございません。ただ、最近は、このゼミを自分自身の研究活動の原点として大事にしてくれる意識をメンバーがもってくれるようになり、彼ら、彼女らが実質的にゼミの活動を担ってくれているようになっています。このところ、公私ともに様々な問題を抱え込んでいるなかで、私がなんとか研究らしいことを継続できているのは、こうしたメンバー達の助力によるものと感謝しているところです。
 今後とも御支援のほど、よろしくお願い申しあげます。

 『紫苑』は、ようやく学術的に高く評価されようになり、好評のようです。
 宇治の特集について、熊本の工藤敬一先生からは、50年以上前、京大一年生の時、宇治分校だったので、奈良線の宇治駅の近くに下宿して黄檗に通っていた。その頃、平等院周辺を散策した折りのことを思い起こしながら、掲載論文をお読み下さったというメッセージを頂いております。

 ☆ 名古屋学院大学の早川厚一先生から、御高論「『平治物語』成立論の検証-『平家物語』との関係について-」(『名古屋学院大学論集 言語・文化篇』18-1)、同「源平闘諍録全釈(二-巻一上②)」(『名古屋学院大学研究年報』19)、早川厚一・曽我良成・橋本正俊・志立正知「『源平盛衰記』全釈(二-巻一-2)」(『名古屋学院大学論集(人文・自然科学篇)43-2』)を各10部づつ御恵送いただきました。
 早川先生に、あつく御礼を申し上げます。
 これらの、抜刷の必要な方は次回の『吾妻鏡』講読会の際にお申し出下さい。