にぎやかな『吾妻鏡』

No.5600

 先日の書評会の参加者のみなさん、おつかれさまでした。自分一人で読んでいただけではわからなかった点や、気付けなかったさまざまな視角などを教えて頂くことができ、大変勉強になりました。

 本日の『吾妻鏡』講読会は、当ゼミ新旧メンバーが一堂に会するとても賑やかなものとなりました。個性豊かなメンバーそれぞれが、史料を読みながら自由に意見交換できる場にしていきましょう。
 さて次回の『吾妻鏡』講読会のご案内です。

 日時:4月16日(月)13:00~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 宗教・文化研究所共同研究室
 範囲:『吾妻鏡』貞応二年九月五日条、九月六日条、十月一日条、十月十三日条、十月二十一日条、十一月二十七日条、十二月二十日条
     貞応三(元仁元)年正月四日条、正月五日条、二月二十二日条、二月二十三日条、二月二十九日条、三月十四日条、三月十八日条、三月十九日条、四月二十七日条、四月二十八日条、五月十三日条、六月六日条、六月十日条、六月十三日条(←次回以降に読む予定の範囲も掲載しておきます)。

 範囲はひとまず上のように設定しましたが、他に講読を希望する条文があればお気軽にご連絡ください。

 本日講読した内容に関わる書籍をご紹介します。
  黒田日出男『王の身体 王の肖像』平凡社、1990年。
  網野善彦『日本中世の民衆像――平民と職人』岩波書店(岩波新書)、1980年。
  (網野さんは来月から著作集が刊行されますね)

 また、いつもながら『吾妻鏡』講読会は新規メンバーも常時募集中です。
 本日は新たに三名(!!)もの方にお出でいただきました。今後のレギュラー定着を期待するとともに、会の充実にも努めてまいりたいと思います。
 どなたさまも、まずは見学からでも、どうぞお気軽にご参加ください。