鎌倉・武蔵国 史跡見学・調査の御報告
No.5532
野口君から松薗先生のゼミの史跡案内のお知らせを頂きましたが、残念ながら私は4日は所用のために参加が叶いません。ゼミメンバーの主体的な参加を期待します。
>野口君 松薗先生に宜しくお伝え下さい。
先ほど、関東における二日間の見学・調査から戻って参りました。一昨日(2日)は鎌倉で宇都宮辻子・若宮・大倉の各幕府(将軍邸)跡、源頼朝と北条義時の法華堂跡、勝長寿院跡、荏柄天神、覚園寺(大倉薬師堂)、大門寺跡などを歩き回り、本日(3日)は埼玉県在住の篤志家の御協力を得て、車で向徳寺・大蔵館跡・源義賢墓・鎌形八幡神社・平沢寺、それに企画展「武蔵武士と寺院」開催中の埼玉県立嵐山史跡の博物館などを回ってきました。鎌倉ではあまり過激に歩きすぎたために左足の裏にマメができ、そのために本日は歩行に支障をきたす有様で情けない限り。本日の調査では久寿2年(1155)の大蔵合戦の背景に関する大変重要な事実に気付かされましたが、これは車で移動できたからに他ならず、篤志家I氏には心からお礼を申し上げる次第です。
二日間の不在中、茨城大学の高橋修先生から御高著『【異説】もうひとつの川中島合戦』(洋泉社)、ラサール学園の永山修一先生から「文献から見るキカイガシマと城久遺跡群」(『東アジアの古代文化』2007・冬)および『文部科学省科学研究費補助金特定領域研究『中世考古学の総合的研究-学融合を目指した新領域創生-』平成18年度シンポジウム 古代・中世の境界領域-キカイガシマの位置付けをめぐって- 資料集』を御恵送いただきました。
高橋先生・永山先生にあつく御礼を申し上げます。
>岩田君 留守居役、ありがとうございました。