『紫苑』第5号、入稿しました。

No.5463

 昨日、『紫苑』第5号の原稿・データが編集長から印刷屋さんの手に渡されました。
 山岡さん並びに執筆者の皆さん、「ひとまず」ありがとうございました。
 初校のゲラは15日になるそうです。完成まではもう一頑張りです。
 今号の構成については、後日掲示いたします。

 ☆ 栃木県立文書館の松本一夫先生より、御高論「南北朝内乱期における軍事情報の伝達」(『日本歴史』705)を御恵送いただきました。松本先生にあつくお礼を申し上げます。

 『源氏と坂東武士』の初校ゲラ一冊分、今朝クロネコさんが届けてくれました。そのまま綴じればすぐ本になりそうです。
 明日は、富士山の近くに出張です。

『紫苑』第5号の構成。

No.5469

『紫苑』第5号の構成は以下の通り。
 岩田君の論文と長村君の研究ノートは共同研究の成果発表。尻池さんと伊藤さんの研究ノートは卒論をペースにしたものです。

 論文
      「宇治における都市形成の契機について-道長期を素材に-」
           岩田慎平(共同研究員・関西学院大学大学院博士課程)
 研究ノート
     「『明月記』の宇治関係史料-鎌倉前期における-」
           長村祥知(共同研究員・京都大学大学院博士課程・日本学術振興会特別
               研究員)
     「「権門都市」宇治の形成-摂関家別業を中心に-」
           尻池由佳(本学文学部史学科4回生)
     「曾我物の古浄瑠璃」
          伊藤明日香(本学文学部史学科4回生)

 特別寄稿
     「須田春子先生について-野口研究室寄贈本の旧蔵者-」
         細川光成 (神奈川県海老名市市史編纂室嘱託)
 活動記録
    旅行記  「伊豆調査旅行記」
         山岡瞳(同志社大学文学部文化学科4回生)
 あとがき

 ☆ 市川市歴史博物館の湯浅治久先生より、御高論「有徳人井戸庭弥次郎とその時代-室町期香取社領の公人・津・宿-」(『三田中世史研究』13)および『史学雑誌』
等に発表された書評・新刊紹介5点を御恵送いただきました。
 湯浅先生にあつく御礼を申し上げます。
 目下、書評・新刊紹介の執筆を大幅に遅延させている私としては、頭が下がるのみ。