二月の『吾妻鏡』について

No.5458

 野口先生から予告して頂いてから日を空けてしまいましたが、次回以降の『吾妻鏡』講読会のご案内です。

 次回は、
 日時:2月5日(月)16:30~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 宗教・文化研究所共同研究室
 範囲:承久三年六月十八日条~
 という予定です。
 前日のご連絡となってしまいましてすみませんでした。

 2月5日以降は、
 ・2月13日(火)15:30~
 ・2月21日(水)14:00~
 ・2月28日(水)15:30~
 という日程を予定しております。普段とは開催曜日がやや異なりますのでお気を付け下さい。日程等の変更の際は、随時ご連絡致します。
 大学の授業のほうはそろそろオフシーズンになったと思います。お時間のある方は、初めての方でも久しぶりの方でも、どうぞお気軽にご参加下さい。


 野口先生からもご案内頂きましたように、2月21日(水)は平田さんの研究発表も予定されております。

 テーマ:「院御所からみる後鳥羽院政」
 日時:2月21日(水)16:30~
 場所:京都女子大学宗教・文化研究所共同研究室(L校舎3F)
 参考文献は、後日、平田さんから告知していただくことになっております。

 ※この分野を研究対象にされている方たちの積極的な参加を期待します(ゼミ以外の方で出席希望の方は、野口先生かゼミメンバ-に御連絡下さい)。
 当日は、14:00頃から平田さんのご発表が始まるまで、時間の許す範囲で『吾妻鏡』を読む予定です。

修論報告

平田樹理
No.5459

 野口先生、岩田さん、告知ありがとうございました。

 上記にありますように、2月21日(水)に「院御所からみる後鳥羽院政」という題目で、修論報告をさせていただきます。
諮問もありますし、論点を整理し直して報告したいと思います。
主要参考文献は、上横手雅敬「鎌倉時代史の展望」(『鎌倉時代 その光と影』、吉川弘文館、一九九四年)。高橋昌明編『院政期の内裏・大内裏と院御所』、文理閣、二〇〇六年)です。
拙い修論ですが、皆様の御意見をいただければ幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。

次回の『吾妻鏡』について

No.5461

 本日も長時間にわたり『吾妻鏡』にお付き合いいただきましてありがとうございます。おかげさまでだんだんと承久の乱の具体的なイメージが掴めてきたように思います。

 さて、次回の『吾妻鏡』講読会の予定です。
 日時:2月13日(火)15:30~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 宗教・文化研究所共同研究室
 範囲:承久三年六月二十三日条~

 国史大系『吾妻鏡』普及版の第二巻もそろそろ終わりが見えてきたように思います。私が講読会にはじめて参加したのは三年前の春で、元久二年(1205)六月二十二日が当日の講読範囲でした。長かったような短かったような道のりでしたが、これからも『吾妻鏡』講読会をよろしくお願いします。

承久宇治川合戦

No.5462

 本日(5日)の『吾妻鏡』は大変勉強になりました。承久の乱における宇治川合戦の状況が実に鮮明になり、これは宇治共同研究に大きな成果の一つとして加えることが出来ると思います。
 常々、講読会を円滑に運営してくれている岩田君と、いつも大変貴重な研究データを提供してくれる長村君に深くお礼を申し上げる次第です。米澤君には今後の活躍を期待!

 ☆ 本日(5日)、東北芸術工科大学の入間田宣夫先生より、新刊の御高著『平泉藤原氏と南奥州武士団の成立』(歴史春秋社)を御恵送いただきました。信夫佐藤氏や陣が峯城跡のことなど最新の成果が盛りだくさん。信夫佐藤氏の系譜に関する私見への厳しい批判も示されています。
 入間田先生にあつくお礼を申し上げます。

 ★ 当方の執筆活動ですが、宗教・文化研究所『研究紀要』第20号掲載の「伊豆北条氏の周辺-時政を評価するための覚書-」は、本日三校を提出。 高志書院より刊行予定の峰岸純夫・入間田宣夫・白根靖大編『中世武家系図の史料論』掲載の「千葉氏系図の中の上総氏」は目下校正中。
 明日(もはや今日か?)は吉川弘文館から歴史文化ライブラリーの一冊として刊行される拙著『源氏と坂東武士』の初校ゲラが配達されるとのことです。