年末年始は・・・。

No.5388

 京都女子大学は27日から来年の1月5日まで、年末年始の休日になります。しかし、この期間こそ原稿という負債をかかえた同業者にとっては、一年のうちでもっとも返済(執筆)に専念できる貴重な期間です。

 昨日の京大の研究会では蹴鞠のお話をうかがいました。鎌倉時代初期の貴族社会に於けるサッカーブーム。もうすこし、武士社会にも普及しても良かったような気がするのですが。そのあたりが、政治史的意味のポイントなのかも知れません。

 ☆ 京都国立博物館の久保智康先生より、御高論「中世南九州における神社への銅鏡奉納」(黎明館企画特別展『祈りのかたち~中世南九州の仏と神~』)を御恵送いただきました。
 京都鏡や舶来の湖州鏡が南九州にもたらされた流通ルートにかんして近年の持躰松遺跡研究の成果などを踏まえた御研究です。私も『都城市史 史料・古代』(2001年)に、南九州に伝わる湖州鏡は博多などを介さず直接当地に輸入されたという想定を述べたことがあるのですが、それは間違いではなかったようです。
 久保先生にあつく御礼を申し上げます。

 なお、久保先生は、年明け10日に京都女子大学の博物館学に御出講されるとのことです。
 履修されている方がおられたら、何講時にどこの教室かお教え下されば幸いです。

Re: 年末年始は・・・。

元木泰雄
No.5389

 五十肩ですっかりダウンの元木です。
 どなたか住吉のご感想などお願いします。
 ついでに、五十肩の対処方なども、お教えください。
 左手だけでキーを操作するのは、ホントに難儀ですね。
 野口先生、ライブラリーの『源義経』を御宣伝くださいまして、誠に有難うございました。二番煎じの内容ですが、最後には若干面白そうなところもあります。
 あらましは研究会でお聞きいただいたとおりですが・・・
  
 日本史を高校で受講したことのない諸君が、オブリゲーションで受講する講義を朝一番で担当させられております。これは、お互いにストレスがたまりますね。
 高等教育で日本の歴史を知らない人が、重要な地位を占めて、本当に国際人として活躍できるのでしょうか。
 日本の伝統を否定し、貶め、アメリカ流の『グローバルスタンダード』を信奉する人に、愛国心があるのでしょうか。ドイツ式の帝国大学理念をベースにしながら、アメリカ流の教養主義大学を導入し、大学のあり方を根本から混乱に陥れている輩に、授業のやり方など指南できるのですかね。
 今をたとえるなら、戦国のような明るさがない。平安末期、もうすぐ保元の乱か、はたまた鎌倉末期の霜月騒動か・・・

Re: 年末年始は・・・。

No.5390

 今年もあとわずか。例年通り、あわただしい一年でした。
もう少し、落ち着いた国になれないもんでしょうか。
私など、国策とは無縁な窓際生活を、職場でおくっておりますので、
たいへん恵まれております。
でも、COEなどにふりまわされている先生方は、日々、ほんとうに大変だと、
ご同情申し上げます。
そして数年後(もしかしたら来年にも?)には、確実に、マスコミと国民の
「無駄遣いー」バッシングが待っていますからね。

 私は今年度中に何とか、市史の原稿を書き上げて、
来年度4月からはミネルヴァの『後白河天皇』執筆にとりかかろうと思います。
この変な君主に、棚橋先生のようにのめり込まず、斜にかまえて、
おつき合いしようと、いまから楽しみです。

 この国では、国策に従っていては、よいことがありません。
まあ、自分と同年ぐらいの年の人間が、国策を作っているという年代になりました。
学生時代を知っているので、たかがあの程度の人間が考えていること、
いちいち反応する必要は、まさに無用。自信をもって、我が道をまいりましょう。

Re: 年末年始は・・・。

No.5391

野口先生
先日は論文のコピーありがとうございました。

元木先生・美川先生
先日の忘年会ではご馳走になりありがとうございました。
しばらくご無沙汰していた能楽太鼓方の井上敬介先生にご挨拶できたことは幸いでした。
いつもながら「住吉」の料理は美味しいものばかりでしたが、以前同行させていただいた時は品切れで食べられなかったアジの刺身は絶品でした。

会社勤めをしている友人によると、整体の専門の方のマッサージは、
やみつきになるほど体中のコリ全般に効くそうです。
五十肩に効くかどうかはわかりませんが、ご参考までに。

それでは皆様、良いお年を。