ありがとうございました。

伊藤明日香
No.5202

本日はお忙しい中、ありがとうございました。

用意したレジュメが足りないという、
喜ばしい状態での報告になりましたが、
野口先生、その節はありがとうございました。

本日みなさまから多くの貴重な御意見、御指導を賜りましたこと、
この場にて改めて御礼申し上げます。

あと一ヵ月あまり、全力でがんばります。

本日はみなさま、ありがとうございました。

月例礼拝・ゼミ一期生・『吾妻鏡』に卒論

No.5203

 昨日は3限の国文1回生の月例礼拝の時間に講話をさせていただきました。鹿児島の『南日本新聞』に掲載された投書を取り上げて、他人に自分の意思を通じさせることの難しさや、物事をとらえるにはバッククラウンドを構成する社会や歴史的な認識が必要であることなどをお話ししました。あとで感想文を拝見したところ、ほぼ100%の人が私の言わんとしていることをしっかりと受け止めてくれていて、とても嬉しく思いました。受講態度も立派で、やはり京女の学生さんは大したものです。中世の軍記でも専攻しようという人がいたら、ぜひ当方のゼミに入っていただきたいところです。卒論で「女性史」を取り上げようとしている3回生の菅谷さんも、よかったらどうぞ。
 それにしても、平田さんや永富さんにとっては、「月例礼拝」という言葉そのものが懐かしいのではないでしょうか?

 昨日は千客万来でしたが、特筆すべきは私が初めて大学の先生をさせていただいた時(たしか1982・3年度の青山学院大学史学科の演習)の教え子で、現在は外資系の企業で活躍されている江口さんが関西旅行のついでにお立ち寄りになったことです。青学の時のゼミ生で京女に来られたのは「第一次野口内閣の外務大臣」を自称していた根古君(現在、仙台の旅行会社で活躍中)以来のことです。江口さんは『吾妻鏡』講読会と伊藤さんの卒論準備報告にしっかり参加していかれました。
 青学や聖徳で私のゼミに所属していた皆さんは、現在のゼミ生の先輩ということになりますから、御上洛の折には、是非とも、かわいい?後輩たちを激励にお立ち寄り下さい。
 江口さん。また、お出で下さい。

 さて、『吾妻鏡』は岩田師範の指導のもと、承久二年を読破。このあたりには、承久の乱の前提として、追究すべき記事がかなりあると思いました。長村君の御高説をうかがいながら読み進めることが出来たならば、さらに実りあるものになることでしょう。最近はこの『吾妻鏡』講読において、山岡さんの積極的な取り組みが目を引きます。
 ちなみに、山岡さんは本日がお誕生日。おめでとうございます。

 伊藤さんの卒論報告会には、和歌山での研究旅行でお疲れにも拘わらず駆けつけてくれた佐伯君や、報告テーマの性格から出席を期待していた田中さんや末松さんが期待に応えて参加してくれたために、近来まれにみる盛況。多くの適切な助言をいただいて伊藤さんは本当に幸せな学生さんだと思いました。東京の研究会に積極的に出向いて知己をえた第一線の研究者から御著書をお送りいただいたり、御本人の積極性と人徳の然らしむるところだと思います。あと一ヶ月ですが、山岡さん・尻池さんや山内さんともども、ぜひ素晴らしい卒論を仕上げてほしいものと思います。
 私の方も、約束の期限を過ぎてしまった仕事を少しでも早く片付けるべく努力をしなければならないと意を新たにしています(本当に申し訳ありませんが、いましばらくの御猶予をお願いいたします)。

 それから、昨日は岩田君のスタバのコーヒーをはじめ、佐伯君、田中さん、青木さんなどから沢山の美味しいお土産をいただき、ありがとうございました。ティーパーティー風のゼミ。期待のニューフェイス、米澤君にも、喜んでもらえていると思います。

 ゼミ旅行(鎌倉・熊野・伊勢~)に出掛けた際、デジカメで撮影した写真を岩田君が1枚のCD-ROMにまとめる作業をしてくれています。いずれ、ゼミメンバーのお手もとにお届けできるとのことです。岩田君、ありがとうございます。

 ☆ 末松憲子さんが『伝承文学研究』55号に「「小鍛冶物」の略縁起-江戸中期における歌舞伎と日蓮宗-」という論文を発表されました。以前、ゼミで御報告いただいた出開帳に関する話も含む力作です。

 >長村君  和歌山の旅行の御報告、ありがとうございました。

 ◇ 同志社大学文化史特論(2)受講のみなさんへ
   先週の講義の際に申し上げましたように、シラバスの
    「6 慈光寺本『承久記』に描かれた承久の乱」
  はパスして、明後日(17日)は
    「7 鎌倉殿御台所「竹御所」」
  をテーマにお話ししたいと思います。その次はそのまま8・9・・・と進めることにします。御了承下さい。  

おつかれさまです。付、次回『吾妻鏡』

No.5205

>伊藤さん 遅くなりましたが、昨日は中間報告をありがとうございました。『吾妻鏡』のほうも、伊藤さんのご報告ほどに人を集められるといいんですけどねぇ。

>江口さん 昨日は初めてお目に掛かり光栄です。『吾妻鏡』、中間報告会とご一緒していただきましてありがとうございます。1982・3年度の青山学院大学史学科の演習(「厳しかった」そうですね)と、昨日の『吾妻鏡』(「脱力系史料講読」)との雰囲気の異同はいかがでしたでしょうか。

>ゼミ旅行の写真について 
 上で野口先生からご案内いただきましたように、岩田の手元にみなさんがデジカメで撮影したくださった画像データをお預かりして集約しております。ひとまず伊豆旅行のデータはCD-R一枚に収まりそうですので、現在鋭意トースト中です。焼き上がりましたら、参加者みなさんにお配りしようとおもいます。
 さらにそれ以前のゼミ旅行の写真につきましても、ご希望によりコピーしてお配りできるとおもいます。

>次回の『吾妻鏡』について
 次回の吾妻鏡講読会の予定は以下の通りです。
  時間:11月20日(月)15:30~(予定)
  場所:京都女子大学L校舎 3階 宗教・文化研究所共同研究室
  範囲:承久三年正月二十五日条、正月二十七日条、二月二十六日条、三月二十二日条、四月二十九日条、五月十九日条、五月二十一日条、以下承久三年の全条

 承久元年・二年もいろいろと検証を要する問題がありましたが、承久三年はさらに問題山積(?)ですからじっくり読んでいきましょう。