秋の見学会のお知らせ

No.5124

『平家物語』関連の場所を歩く連続企画を計画中です。
春に三井寺・日吉大社に行きましたので、秋は比叡山を!!と思っていたのですが、
なかなかお休みがありません。そこで、まずはウォーミングアップがてら、『平家』の中で「うしろは三井寺に続いてゆゆしい城郭」とされている鹿ヶ谷の俊寛山荘跡に行きたいと思います。
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 *日時:10月22日(日)* 
 *  時間は参加者と相談。*
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 場所は、左京区の霊鑑寺近くです。
(分からない人はここから検索→http://www.mapion.co.jp/
哲学の道の永観堂の裏手辺りだと思って頂ければ、イメージしやすいのではないでしょうか。費用は勿論、交通費のみです。所要時間は未定ですが、場所から鑑みてもそんなにかからないと思いますので、論文執筆の気分転換などなど、お散歩がてらお気軽にご参加下さい。なお、参加の方は、この書き込みへのレスかメールでご連絡ください。

今後の予定としては、どの順番になるかは分かりませんが
 ・京都(大文字山付近)~園城寺
 ・比叡山延暦寺
 ・京都~奈良
を歩き倒したいと思っております。体力に自身のある方、体力はないけど好奇心でカバーできるという方は、どうぞ奮ってご参加下さい。

番号1。

No.5125

体力にはまだまだ自信がある(当社比)の佐伯です(笑)。
というわけで、ぜひぜひ参加希望ということで。
個人的には、大豊神社(狛犬ならぬ狛ねずみくんがいます。某ゲームに登場して有名になったらしい…というのは伝聞でしか知りません。いやほんと。)とか
熊野若王子神社とか、普段行かないようなスポットをオプショナルツアーに組み込んでもいいのかなーと。
真如堂とかの紅葉にはまだ早いよね~。
でも、そろそろぜんざいとかは美味しい季節やもしれませぬ。むふ。

その前の「卒論中間報告会」にもどうぞ。

No.5126

 田中さんの企画は愛知から野口君が飛んできそうな好企画だと思います。
 
 ちなみに、その前日の21日(土)には、下記の公開講座もございます。

 京都女子大学宗教・文化研究所 宗教・文化公開講座(2006年度)
       「天下人の京都」
    時程:13:00~16:30
    会場:京都女子大学A校舎5F礼拝堂(京都駅八条口よりプリンセスラインバス京都女子大学前下車)
  プログラム
    ■講題 「頼朝の六波羅邸―鎌倉幕府と都市京都―」
     講師 本学宗教・文化研究所教授 野口 実
    ■講題「秀吉が伐らせた木」
     講師 武蔵大学文学部教授 瀬田 勝哉
   参加費無料・申込不要
   お問い合わせ先 京都女子大学宗教・文化研究所 ℡075-531-7074

 そして、さらに遡って来週の初め、連休の最後の日には当ゼミの卒論中間報告が実施されます(於、L校舎3F 宗教・文化研究所共同研究室)。
 10月9日(体育の日ですが、京都女子大は講義があります)
    13:00~ 伊藤明日香さん:『曽我物語』が近世にどのように受容されていたのかを芸
           能の側面から追究しています。
    15:00~ 尻池由佳さん:摂関期から院政期にかけての都市「宇治」に焦点をあてま
           す。

 報告内容は私が勝手に書いたものですが、こうしたことに関心をお持ちの方(ゼミメンバーに限りません)は休日のことゆえ、ふるって御参加下さい。とくに伊藤報告については国文専攻の方からのアドバイスを期待しております。
 なお、山岡瞳さんの報告は23日18:00~に予定されています。テーマは、女院と武士に関係するものだと思います。

 >伊藤さん・尻池さん・山岡さん  報告内容について相違するところがありましたら訂正をお願いいたします。

 >山内さんと修論の平田さん・山本君  報告を希望する日程など、お知らせ下さい。

 >佐伯君  博論はやりませんよね?

 ☆ 昨日、四天王寺国際仏教大学の源健一郎先生より、御高論「平家物語の「熊野別当湛増」-〈熊野新宮合戦〉考-」(武久堅監修『中世軍記の展望台』和泉書院)および「千葉妙見の本体・本地説-源平闘諍録と千葉妙見社関係資料との間-」(『巡礼記研究』第三集)の二編を御恵送いただきました。
 いずれも、私の研究テーマにも直接かかわる重要な御研究で、大変すぐれた画期的な内容です。
 いずれ、あらためて御紹介の機会を得たいものと考えていますが、とりあえず、『平家物語』を史料として活用している歴史学専攻者と、千葉氏の妙見信仰に関心のある方にとっては必読文献であることを申し上げておきます。
 とにかく、一読をお薦めいたします。
 源先生にあつく御礼を申し上げます。