和歌山県立博物館特別展「熊野・那智山の歴史と文化」

No.5065

 本日、大手前大学の小林基伸先生から、和歌山県立博物館高木徳郎氏から送られた特別展のご案内を転送していただきました。
 非常に充実した内容であり、ぜひとも見学したいと思います。
 なお、古文書学会の見学会の開催も検討しております。
 以下、転送していただいた展覧会のご案内です。

世界遺産登録記念特別展「熊野・那智山の歴史と文化ー那智大滝と信仰のかた
ちー」
◆会期 2006年10月7日(土)~11月19日(日)
◆会場 和歌山県立博物館(和歌山市吹上1-4-14 和歌山城南側)
◆開館時間 午前9時30分~午後5時(ただし入館は午後4時30分まで)
◆休館日 毎週月曜日(ただし10月9日は開館、翌10月10日は休館)
◆入館料 一般800円 大学生500円
       高校生以下・65歳以上の高齢者・障害者手帳をお持ちの方・県内に在学する外国人就学生は無料
◆主なイベント
 ①記念講演会 「描かれた庶民の寺社詣り」(下坂守・帝塚山大学教授)
   10月15日(日) 午後1時30分~3時 於・近代美術館2階ホール
(当館隣)
   申込先着順(定員120名) FAX・葉書で下記までお申し込み下さい。
 ②博物館講座
 ⅰ 10月29日(日)熊野・那智山の中世世界(高木徳郎・当館学芸員〈日本中世史〉)
 ⅱ 11月3日(祝)那智大滝と信仰のかたち(大河内智之・当館学芸員〈仏教美術〉)
  ⅲ 11月12日(日)那智滝への憧憬(安永拓世・当館学芸員〈近世絵画史〉)
 いずれも午後1時30分~3時 於・近代美術館2階ホール(当館隣) ※申込不要
 ③ミュージアムトークと熊野比丘尼の絵解き
  10月8日(日)・10月28日(土)・11月4日(土) いずれも午後1時30分~3時
   ※ただし10月8日(日)はミュージアムトークのみ
◆図録 A4判 260ページ(予定) 予価2000円
◆講演会の申込・問い合わせ
   和歌山県立博物館 〒640-8137 和歌山市吹上1-4-14
    Tel:073-436-8670 Fax:073-423-2467
    URL:http://www.hakubutu.wakayama-c.ed.jp/

高木 徳郎********************************** 
HomePage : http://www.geocities.jp/kunugian285/
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特別展『熊野・那智山の歴史と文化』(10/7~11/19)
 重要文化財『那智大社文書』や、『那智廊之坊文書』
など、原本初公開の中世文書が目白押し! 必見です。
 博物館HP:http://www.hakubutu.wakayama-c.ed.jp/
******************************和歌山県立博物館

なつかしい2003年夏のゼミ旅行.

No.5066

 元木先生、ありがとうございます。
 熊野というと2003年夏のゼミ旅行が思い出されますね。
 http://donkun.ath.cx/~sion/organ/で写真を見ると、たった3年前なのに、ずいぶん昔のような気も致します。そういえば、美川先生をはじめ、摂南大学の先生方と御一緒したり、ゼミメンバーは新宮の駅で源先生の御一家ともお目に掛かったのでした。
 ちなみに、山本君の陽次郎はまだご健在でしょうか?
 「熊野比丘尼の絵解き」といえば、本家本元の高木さんに共同研究室でしていただきましたね。
 ・・・というわけで、思い出は尽きませんが、この特別展は熊野・那智を総合的に理解する上でよい機会になるものと思います。
 そのうち、和歌山方面への旅行も企画しましょう。

 ☆ 北海道教育大学の鈴木哲雄先生より、御高論「内蔵石女等申文・考」(『史海』50)・「香取社領の検注帳について」(『国立歴史民俗博物館研究報告』104)・「香取社領における地本と下地について」(『千葉県史研究』11別冊 中世特集号)を御恵送いただきました。
 このうち「内蔵石女等申文・考」は、刀伊の入寇にかかわるタイトルの申文が、当時の日本と高麗との関係を民衆の女性の意識を通してうかがうことのできる貴重な史料であることを歴史教育の立場から紹介されたもので、いろいろな意味で重要な研究です。高校の日本史の先生方にぜひお読みいただきたいと思います。
 鈴木先生にあつくお礼を申し上げます。