『平安時代史事典 CD-ROM版』発売決定。

No.5051

佐伯です。
先日の厳島旅行&本日の交流見学会では、どうもありがとうございました。
今日もとても充実した見学会で、本当に勉強になりました。
普段近くを歩いているところでも、先生のお話をうかがいながら見て回ると、以前は気付かなかったことが見えてくるのだなあ、とあらためて思いました。
見学会の最後、喫茶店でうかがった野口先生・松薗先生の裏話的なお話もとても面白かったです(笑)。

さてさて、タイトルの件についてですが。
先ほど復刊ドットコムからこんな案内メールが来ました。

(ここから)
皆様にご投票いただいておりました『平安時代史事典』がCD-ROM版で復刊です。
現在ご予約受付中でございますので、この機会に是非お買い求め下さい。

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■『平安時代史事典 CD-ROM版』(最終得票数 144 票)
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=6538
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【著者】角川文衛 著
【発行】角川書店
【備考】CD-ROM版
【予価】80,000円(税込)※予価の為、価格が変更する場合がございます。
【備考】送料/代引き手数料無料
【発送時期】11月上旬

 平安建都1200年を記念として刊行した平安時代の総合大事典。
 あらゆる分野を網羅し、平安時代400年間の歴史を約21,000項目と多数
 の図版資料で解明する。
 平安時代を知るのに極めて貴重な事典がCD-ROM版にて発売。
 B5版ケースにCD-ROM(for Windows)・資料編1冊(並製)・マニュアル
 1冊(並製)を収蔵。
(ここまで)

「【著者】角川文衛 著」というのは本文ママです。ひどいミスですね…。

で、注目点はやはり「【予価】80,000円(税込)」でしょうか。
貧乏院生としてはウーンと思ってしまいますが、そこはそれ、頑張って資金調達に努力します。

重要文献の復刊がこのように実現するというのは、本当にありがたいことだと思います。
これからもどんどん復刊が実現していってほしいものです。

松薗ゼミの皆さん、お疲れ様でした。

No.5052

 著者というのもおかしいですね。角田先生はたしかに著者のお一人ですが、「監修」が正しい。
 復刊ドットコムといえば、拙著も取り上げられている→http://www.fukkan.com/vote.php3?no=26331 のですが、26票では、コピー製本くらいが適切といったところでしょうか。それにしても、投票してくださったりコメントをいただいた方には深く感謝申し上げます。

 >松薗先生・ゼミの皆さん  本日は京都女子大をお訪ね下さり、ありがとうございました。拙い御案内しか出来ず申し訳ありませんでしたが、また京都にお出での節は、ぜひお立ちより下さい。
 松薗先生からは、とても楽しいお話をうかがうことが出来ました。充実した時間を過ごさせていただいたことに、当方のゼミメンバー共々あつくお礼を申し上げます。

 >野口君  今回の交流の実現につき御尽力いただいたことに感謝いたします。

 ◎ この掲示板の情報によって研究生活に大きな転機を迎えることになった方がおられることを知りました。本当にうれしいお話です。

Re: 『平安時代史事典 CD-ROM版』発売決定。

遠藤明子
No.5059

野口先生、皆様いかがお過ごしでしょうか。
『平安時代史辞典』CD-ROM版発行を知り、嬉しくてご挨拶に参りました。
以前研究室にお邪魔したときに「プロジェクトX 平安時代史辞典」編(?)の写真を見せていただいたことが思い出されます。がんばってお金ためなきゃ。

Re: 『平安時代史事典 CD-ROM版』発売決定。

No.5061

>遠藤さん  お久しぶりです。「プロジェクトX 平安時代史事典」編(?)というのは、古代学協会が二条城の近くに間借りしていた時の事典編集室メンバーの写真のことですね。もう、かれこれ20年も前のことになります。

 『平安時代史事典』は、かなり需要があるようで、実際ゼミ報告などの際に、学生さんのレジュメによく引用されていますが、さすがに現在の研究レベルからすると古くなってしまった部分もございます。
 それから、CD-ROM版もよいのですが、やはり本の形での復刊が望ましいと思っています。これから古本が安くなるかも知れませんね。