『院政期の内裏・大内裏と院御所』の評
No.4971
先般、刊行をお伝えした髙橋昌明編『院政期の内裏・大内裏と院御所』(文理閣)に対する元木泰雄先生による紹介記事が8月6日(日)の『京都民報』に掲載されております。
なお、出版社からの連絡によりますと、本書は初刷1000部のうち、すでに残部は200冊をきったとのことです。
いずれ、復刊ドットコムに書き込みをするよりは、今のうちに注文された方が得策かも知れません。
高橋先生より和田義盛の妻について御教示
No.4974
和田義盛の妻についての書き込み(NO.4962)を御覧になられた高橋秀樹先生から、この問題をテーマにされた御高論「吾妻鏡と和田合戦」(『郷土神奈川』第44号)を御恵送いただきました。大いに納得いたしました。
単にこの問題に留まらず、『吾妻鏡』の史料論として貴重なご研究です。ひとつの記事の矛盾については、ここまで考察を深めなければならないということで、とても勉強させていただきました。『吾妻鏡』講読会参加のゼミメンバーにとっては、またとない必読論文です。
高橋先生からは、もうひとつ、御高論「能書の家」(浅田徹ほか編『和歌をひらく 第二巻 和歌が書かれるとき』岩波書店)も御恵送いただきました。これまた、興味深い内容です。
高橋先生にあつく御礼を申し上げます。
『宮城歴史科学研究』第60号拝受
No.4975
中尊寺仏教文化研究所の菅野成寛先生より、御高論「中尊寺十界阿弥陀堂の成立-CG「甦る都市平泉」と平泉寺院研究-」掲載の『宮城歴史科学研究』第60号を御恵送いただきました。
菅野先生にあつく御礼を申し上げます。
なお、本誌に掲載された大石直正先生の御高論「「柳之御所における宴会の風景」の舞台裏-「人々給絹日記」の解読-」は、大石先生による「人々給絹日記」に記された人名比定に対する岡田清一先生や私の批判への御回答を含むものです。
【追記】本日(12日)、大石直正先生より上記御高論を御恵送いただきました。
大石先生に、あつく御礼を申し上げます。
『院政期』本の販売予定
山田知佐子
No.4979
野口先生、みなさま、たいへんごぶさたしております。
文理閣院政期本販売促進員の山田知佐子です。
野口先生、髙橋昌明編『院政期の内裏・大内裏と院御所』(文理閣)のご紹介、ありがとうございます。
小社では、中世都市研究会三重大会(9/3)、日本史研究会大会(10/28.29)への出店を予定しております。よろしくお願い申し上げます。
文理閣HPのナゾ?
No.4980
>山田さん お久しぶりです。ちなみに、この本が文理閣のHPに紹介されていないのはどうしてなのでしょうか?当方にも問い合わせが来ますので。
盆明けには解決するかと
山田知佐子
No.4981
野口先生、ご心配いただき、すみません。
文理閣のHPは、外注しておりますので、遅れがちです。
先週、担当者が、本の表紙画像を送っていたようです。
盆明けには掲載されるかと思います。