9月17日の平家物語研究会について詳報

No.4960

 先に御紹介いたしました平家物語研究会の詳細についてお知らせいたします。
 会員以外で出席されるメンバーは、事務局に連絡いたしますので、事前に当方までお知らせ下さい。
  
  日  時:2006年9月17日(日)13:30~17:30
  場  所:慶應義塾大学三田キャンパス 研究室棟1階A会議室
                   
  輪  読:高木信氏『真名本曾我物語』巻第4
  研究発表:清水由美子氏「梓弓説話再考」
       長村祥知氏「承久の乱の軍事動員」

  三田キャンパスへのアクセスは下記のとおりです。
  〒108-8345 東京都港区三田2-15-45 TEL. 03-3453-4511(代)
  JR山手線、京浜東北線:田町駅下車(徒歩約8分)
  都営地下鉄浅草線、都営地下鉄三田線:三田駅下車(徒歩約7分)
  都営地下鉄大江戸線:赤羽橋駅下車(徒歩約8分)

 ★ 当方のPCですが、やはり不調は変わらず、時々画面が消滅いたします。そのため、このBBSへの書き込みやメールの送受信が出来なくなる可能性のあることをお断りしておきます。

承久の乱研究の新展開

No.4961

 上記、長村君のご発表は、従来の承久の乱にたいする評価に大きな変更をせまる内容を含むものです。
 なお、長村君の最近の論文に「『六代勝事記』の歴史思想-承久の乱と帝徳批判-」(『年報中世史研究』31)があることを御紹介させていただきます。

 ☆ 昨日、大阪市立大学の仁木宏先生より、御高論「室町戦国時代の社会構造と守護所・城下町」(内堀信雄ほか編『守護所と戦国城下町』 高志書院)・「港津と守護所をめぐる一考察-若狭国小浜と越中放生津-」(矢田俊文ほか編『中世の城館と集散地』 高志書院)・「守護所・城下町と府中・所口湊-都市史のなかの「七尾」-」(千田義博ほか編『能登七尾城・加賀金沢城-中世の城・まち・むら』新人物往来社)・「戦国時代摂津・河内の都市と交通-中核都市・大坂論-」(栄原永遠男ほか編『難波宮から大坂へ』和泉書院)・「播磨国美嚢郡淡河市庭(神戸市北区)の楽市制札をめぐる一考察」(『兵庫のしおり』7)・「書評 伊藤毅著『都市の空間史』」(『歴史学研究』798)・「摂津国渡辺津の位置をめぐる一考察」(『都市大阪の古代から現代』都市問題研究報告書、大阪市立大学プロジェクト研究会)・「中世大阪都市論-都市群とネットワーク-」(『大阪および日本の都市の歴史的発展 Symposium on Osaka and Japanese Cities,Historical Perspectives』大阪市立大学都市文化研究センター )収録の『抜刷集』および仁木先生御監修の『和泉市史紀要第3集 松尾寺所蔵史料調査報告書』(和泉市史編さん委員会)を御恵送いただきました。旺盛なご研究の成果に脱帽です。
 仁木先生にあつくお礼を申し上げます。

 ★ 原稿執筆はワープロに切り替えましたが、かなり勝手が違い、相当能率が落ちております。器械の所為にしています。