海を渡る文学

佐伯真一
No.4954

お久しぶりです。
美川先生のおっしゃるとおり、どこの大学でもPRに必死で…
…だからというわけでもないのですが、
青山学院大学日本文学科主催で、
下記のような国際シンポジウムを開きます。
事前の申し込みなどは不要、もちろん入場無料ですので、
お時間の許す方は、是非ご参加ください。

タイトル:海を渡る文学―日本と東アジアの物語・詩・絵画・芸能―
期日:2006年9月2日(土)
時間:13:30~17:30
会場:青山学院大学青山キャンパス11号館、1173教室

開会挨拶 武藤元昭(青山学院大学学長)
佐伯真一(青山学院大学)「日本中世文学研究の内外」 
楊暁捷(カルガリー大学)
     「詩の物語・絵の物語―絵巻「胡笳十八拍図」にみる中国と日本―」
邊恩田(同志社大学)
     「「四方四季」と日本文学―『春香伝』と『金鰲新話』から考える―」
村井章介(東京大学)
     「肖像画・賛からみた禅の日中交流」
コメンテーター 大上正美(青山学院大学)
コメンテーター 藤原良章(青山学院大学)
司会:廣木一人(青山学院大学)

宣伝までにて。

『吾妻鏡』祭り、楽しく終了。

No.4955

 >佐伯先生 お待ちいたしておりました。樋口大祐先生の御研究をおうかがいして、国文学の世界もいよいよ東アジア的視野で進められているのだと実感していたところでした。
 あいにく9月の2日・3日は当方、厳島神社の調査を計画しており、また日本中世史関係のイベントが目白押しのようで、大方のゼミメンバーともども参加が叶い難いのが残念です。

 本日の『吾妻鏡』祭りは、久方ぶりに猛勉強と憂さ晴らしの雑談を交わすことが出来、とても楽しいかぎりでした。ただ、実質6時間の講読は後になって相当疲れを感じさせられております。
 岩田・山本両師範をはじめ、愛知からいつものように美味しいお土産持参で馳せ参じてくれた野口君、十分な予習によって的確なコメントを発してくれた長村君、全文を通読してくれた山岡さん、ありがとう、且つお疲れ様でした。
 「大夫判官」にたいする評価や源太景季のことなど、とても勉強になりました。ラフな気持ちで、いろいろ意見を交わせると、よいアイディアが浮かびます。
 次は書評会、参加の諸姉兄、こちらもどうぞ宜しく。

 愛知学院大学の松薗先生のゼミとの交流企画については、野口君が骨を折ってくれています。9月4日の午後か5日をあてたいと思っているのですが、何か御意見がありましたら。野口君まで。

 『枕草子』の方は、『吾妻鏡』以上に盛況だったようです。

 >金澤先生  政治経済史学会の『吾妻鏡』輪読会の御紹介、ありがとうございました。