大三輪龍彦先生御逝去
山田邦和(花園大学・考古学)
No.4895
7月1日(土)・2日(日)の両日、帝京大学山梨文化財研究所でおこなわれた「第4回 考古学と中世史シンポジウム『寺院の社会史―景観と暴力―』」に出席し、ただいま帰洛いたしました。
その内容はまた別の機会にするとして、懇親会の席上で悲しいニュースが公表されました。鶴見大学教授・大三輪龍彦先生(中世考古学)が先月後半にお亡くなりになられたとのことです。たしか、くも膜下出血によって6月21日に逝去されたとのことで、享年64歳というふうに伺ったと記憶します(メモをしなかったので不明確)。
大三輪先生は鎌倉の考古学の草分けのおひとりでありました。鎌倉時代の鎌倉に特有の墓である「やぐら」のご研究などで知られております。また、1993年に創設された「中世都市研究会」では、網野善彦、石井進両先生とともに輪番制の代表をおつとめになり、日本の中世都市研究を引っ張ってこられました。先に網野先生、ついで石井先生がお亡くなりになり、今、また大三輪先生が旅立たれました。ありし日の先生の温厚な笑顔を思い出しながら、ご冥福を祈りたいと思います。
その内容はまた別の機会にするとして、懇親会の席上で悲しいニュースが公表されました。鶴見大学教授・大三輪龍彦先生(中世考古学)が先月後半にお亡くなりになられたとのことです。たしか、くも膜下出血によって6月21日に逝去されたとのことで、享年64歳というふうに伺ったと記憶します(メモをしなかったので不明確)。
大三輪先生は鎌倉の考古学の草分けのおひとりでありました。鎌倉時代の鎌倉に特有の墓である「やぐら」のご研究などで知られております。また、1993年に創設された「中世都市研究会」では、網野善彦、石井進両先生とともに輪番制の代表をおつとめになり、日本の中世都市研究を引っ張ってこられました。先に網野先生、ついで石井先生がお亡くなりになり、今、また大三輪先生が旅立たれました。ありし日の先生の温厚な笑顔を思い出しながら、ご冥福を祈りたいと思います。