村井康彦先生の御講演「線の文化史」

No.4827

 京都市美術館より当研究所に御案内を頂きましたので、御紹介させていただきます。
 村井先生はもと本学教授。ご在職中に執筆された『平安貴族の世界』・『平家物語の世界』には大いに啓蒙されました。前者は私の貴族嫌いを克服せしめた凄い本です。後者の内容については、目下、自らの研究課題として職場の地の利を活かしながら、「なぞらせて」いただいているところです。
 今回の御講演では、ひと頃社会史のジャンルでおおいに議論された「境界論」や社会における結合と排除の問題などが論点とされるようです。

  日時  6月10日(土) 14:00-15:30
  場所  京都市美術館講演室
  演題 「 線の文化史ー見える線、見えない線」
  講師  村井康彦(京都市美術館館長)
  ( 無料 定員先着100名 開講30分前より講演室前で受付)

 ☆ 昨夏、ゼミ旅行でお世話になった鹿児島市 尚古集成館の寺尾美保先生より、同館のHPリニューアルのお知らせを頂きました。
   http://www.shuseikan.jp/