次回の『吾妻鏡』の講読範囲

No.4721

 次回の『吾妻鏡』の講読範囲についてのお知らせです。
 
 日時:5月8日(月)15:30頃~
 場所:京都女子大学L校舎3階共同研究室
 範囲:建保元年①十二月十七日、②同月十九日、③同月廿日
    建保二年④二月四日、⑤同月十日、⑥四月十八日

 以上です。建保年間は,今のスピードで読んでいくと早く終わってしまいますので、武士関係の記事だけでなく、実朝周辺の文芸や芸能に関する記事も読んでいきたいと思います。
 自分のセレクトはどうしても武士関係の記事に偏りがちなので、暴走しないように気をつけます(泣)。

>野口先生
 下記の論文集、購入したいと思いますのでよろしくお願いいたします。
 もちろん取りに行きます。
>永富さん・鈴木君
 今日は、久しぶりに色々話せて本当に楽しかったです。特に沖縄と閑院内裏との関係性など、思いもよらない話を聞いて、始めは戸惑いましたが、最後には納得(?)しました。
 

『百錬抄』講読会

尻池由佳
No.4722

 『百錬抄』講読会を再開します。初回は次の通り行いたいと思います。
 
  日時:5月9日(火)16:30~18:00
  場所:京都女子大学L校舎3階共同研究室
  範囲:寛弘二年十月十九日、寛弘四年十二月二日、寛仁元年二月廿七日、
     永承七年三月廿八日、天喜元年三月四日、康平四年十月廿五日、
     治暦二年十月十三日、治暦三年十月五日
  
 多数のご参加、お待ちしております。
 先生役も募集中です。

 >伊藤さん 遅くなりましたが、あたたかい応援の言葉ありがとうございました!

『軍記と語り物』第42号の御紹介。

No.4723

 山本君の「(泣)」の書き込みは、かれが好調な証拠です。このままいけば、よい修論が期待できるでしょう。

 『百錬抄』講読会は尻池さんが頑張ってくれていますが、どなたか院生が師範代役で参加していただけると助かります。

 『院政期の内裏・大内裏・院御所』のご注文。岩田君・佐伯君・山本君、了解いたしました。ほかにメールで永富さんからもうけたまわっております。

 『軍記と語り物』第42号が届きました。面白そうな論文が満載。
  樋口州男「御霊義経の可能性-敗者から弱者へ-」
  樋口大祐「為朝論の系譜と変遷-国民的英雄像を超えて-」
は、6月の公開講座の事前学習として必読。
 歴史学の研究者による論文としては、
  横内裕人「東大寺の再生と重源の勧進-法滅の超克-」
  菱沼一憲「統治機構としての鎌倉幕府-武力組織からの進化-」
があります。
 また、小林加代子氏による「研究展望」の「六、歴史関連」では、拙論や当方の公開講座における講演録について詳しく御紹介をいただいております。
 さらに、当ゼミメンバーの業績についても、「軍記・語り物研究会例会・大会発表要旨」欄の
  門屋敦「『平家物語』における木曽義仲再考-延慶本を中心に-」をはじめとして、
  長村祥知「法住寺合戦について」(P127)、
  山本陽一郎「北陸地方と比企氏-疋田斎藤氏の御家人化の背景-」(P148)、
  田中裕紀「『平家物語』の終結部」(P152)
が紹介されており、ありがたい限りです。
 ゼミメンバーは、研究室に配架いたしますので御覧おき下さい。

 なお、軍記・語り物研究会夏例会(企画例会「『太平記』研究の検証と展開」)の報告者を募っているとのことです。坂口君・長村君、如何でしょうか?

 ☆ 明日は当ゼミHPの創設記念日です。管理人の鈴木君・永富さんに感謝します。

Re: 『百錬抄』講読会

雨野弥生
No.4725

ゼミHP創設3周年、おめでとうございます!

1日に古書展で念願の『平安時代史事典』を購入し、
家にこの事典がある幸せを噛みしめつつ抱きしめて一晩
寝てから、実家帰省の途につきました雨野@実家です。

百錬抄、ついに再開の運びとなったのですね。
一時休止の要因の一端を負い、責任を感じていただけに、
尻池さんはじめ積極的なゼミメンバーの諸兄姉に
心から敬意を表します・・。

残念ながら、火曜の当該時間は、今年は授業が入って
しまったのですが、夏休みなどに担当箇所を
発表させて頂ければと思っております。いかがでしょうか。


Re: 『百錬抄』講読会

No.4726

佐伯です。
『百錬抄』講読会ですが、次回5月9日はぜひ参加させていただきます。
その次以降は、なるべく都合がつき次第ということになるかもしれませんが…。

>雨野さん
ご無沙汰してます~。
『平安時代史事典』GETですか、うらやましいです!

是非、是非ご参加を・・・!

尻池由佳
No.4727

 実は、実家でゴールデンウィークを過ごしている尻池です。休み前半は4時間かけて実家に帰ることと教育実習の準備に追われていました(実家に帰る前、両親と「大絵巻展」にも行きました!ものすごい観覧者の人数だったので、もう一度ゆっくり見に行きたいと思います)。教育実習はお世話になる学年や、授業範囲や時間数も具体的に決定し、私の心の中は、これまでは不安95%、楽しみ5%といったところでしたが、今は楽しみの方が大きいです。

 >雨野さん、お久しぶりです!是非、都合の良いときだけでもおいでください!
 
 >佐伯さん、師範代のご登場お待ちしておりました!9日は古文書の勉強会もよろしく  お願いします。ところで、9日の古文書勉強会に参加したいという京女の4回生が一  人います。申し訳ないのですが、史料をもう一部用意していただいてもよいでしょう  か?

こんばんは

No.4728

山本さん>
私のほうこそ久しぶりにお会いできてよかったです。
山本さんをはじめゼミのメンバーのがんばる様子などをきいて、いい刺激を受けました。

野口先生>返信が遅くなってしまいましたが、先ほどメールを送信しましたのでよろしくおねがいします。

尻池さん>教育実習ですか~
はじめは戸惑うことも多いかと思いますが失敗を恐れずにいろんな方法を試してぶつかっていけばきっとたくさんのものを得られるとおもいますよ。
がんばってくださいね

了解です!

No.4729

>尻池さん
無言のプレッシャーを感じていたのはやっぱり間違いではなかったか(笑)。
いや、あの、「先生役」じゃなくて、あくまで参加者の1人ですから。
もちろん、年長者としての責任から逃げるつもりはありませんが。

9日からの新メンバーの方の件は了解です!大歓迎!!
現実問題として、コピーは当日京女に行ってからになるかもしれませんけど。
構成員の比率的に、「京女のゼミらしさ」がますます増してきてなによりです(笑)。

尻池さんをはじめ、今年は教育実習の方も目白押しですね。
大変だと思いますが、みなさん健康第一で元気に乗り切って下さい!

執筆すると校正が来ます。

No.4730

 8日締切の原稿(2日に速達にて、京都女子大学と拙宅のアドレスが混同された「最後通牒」が出版社から到着)に悪戦苦闘しているさ中、昨日またしても速達にて10日締切という校正ゲラが到着。充実したGWです。
 ゼミメンバー諸姉兄も、自らの社会的立場と使命を深く自覚・認識し、それでなくても面白くて堪らないはずの己の主体的意志に基づいて選択した「学問的」な課題に、世俗の商業化された楽しみなどには一切目を向けることなく、旺盛な意欲を持って一途に、寝「食」を忘れて取り組まれていることと拝察する次第であります。
   ・・・  と、書いて少しすっきりしました。

 ☆ 文理閣の論文集は佐伯君・岩田君・山本君・田中さん・永富さん、それに伊予に帰郷中の山岡さんからご注文をいただきました。御確認下さい。

 >永富さん 御依頼の書類、GW中には仕上げたいと思いますので、少しお待ち下さい。

 >佐伯君 『百錬抄』、不定期でも師範代をよろしく。

 >雨野さん 『百錬抄』の講読対象範囲は昨年度の継続ではありませんので、例会発表の方をぜひお願いいたします。テーマは自由で構いません。国文専攻のメンバーの集まりやすい日程で設定していただければよいと思います。
 ほかにも研究報告を希望される方は、積極的にお申し出下さい。
 なお、今年度、修論・卒論を提出するメンバ-は各2回程度、報告日程を設定しておくようにお願いいたします。

 >美川先生 京博でのみならず、こちらでも田中さんをびっくりさせてあげて下さい。お待ち申し上げております。

 ◇ 研究会情報 ◇ 
 「平安京文化研究会」の御案内
  ○とき 5月28日(日) 午後1時~午後5時(時間厳守でお願いします)
  ○ところ 京都大学総合人間学部1102号室(吉田南キャンパス正門入って左です)
     http://www.kyoto-u.ac.jp/access/kmap/map6r_ys.htm#map
  ○報告
   1.辻 浩和「院政期における後鳥羽芸能の位置-後白河芸能との関係を中心に-」
    参考文献:村戸弥生『遊戯から芸道へ』第二章、玉川大学出版部、2002
          沖本幸子『今様の時代-変容する宮廷芸能-』第Ⅰ部、東京大学出版会、       
          2006

   2.深澤 徹「『愚管抄』における「謀反」の論理」
    参考文献:丸山眞男『忠誠と反逆』(ちくま学芸文庫・1998)
          笠谷和比古『主君「押込」の構造』(平凡社選書・1988)
 
 ※ 日程が歴史学研究会大会に重なりますが、私はこちらに出席したいと考えています。
   それにしても、辻君はこのところとても意欲的ですね。頼もしい。
   院生たる者は、「かくあるべし」です。

<追記>
  「国民の休日」にもか拘わらず、郵便の配達がされているようで、本日、國學院大學栃木短大の鍛代敏雄先生より御高著『神国論の系譜』(法蔵館)、東京都葛飾区立葛飾区郷土と天文の博物館の谷口榮先生から「考古学から『吾妻鏡』を読む-治承から文治期の城館を中心に-」(坂詰秀一先生古稀記念会編『考古学の諸相Ⅱ』匠出版)などの御高論、また、青山学院大学の佐伯真一先生から御高論「七騎落伝承の展開」掲載の『銕仙』544を御恵送いただきました。
 鍛代先生の御高著は政治思想史専攻の長村君には必読でしょう。
 谷口先生の御高論は考古学者からの文献史学へのアプローチという点でも貴重。うかうかしていると、谷口先生や山田邦和先生のような文献にも強い考古学者に文献史学者は追い詰められてしまうかも知れませんね。
 佐伯先生からは、『紫苑』第4号に対するお誉めの言葉が添えられていました。恐縮に存じます。
 三人の先生方にあつく御礼を申し上げます。 

よろしくお願いいたします

雨野弥生
No.4732

野口先生
百錬抄の件、承知いたしました。今後、例会発表の
ほうで頑張りたいと思います。どうぞ宜しくお願い
申し上げます。
なお、論文集購入は、まだ間に合いますでしょうか?
この件、追ってメールさせて頂きます。


>佐伯さん
いつも大変(間接的に?)お世話になっております笑。
『平安時代史事典』、実はあの広~い会場でいち早く
見つけられたのは、長村さんのご協力あってのことだったり
します。あの場で長村さんに出会わなかったら今頃・・
ゼミメンバーの連携(?)に大感謝です・・・。


>尻池さん
今後ともよろしくお願いいたします!
「大絵巻展」、私も連休中に行きましたが、大混雑!でした
ねー。その前に、平日(水曜)午後に行った時は、けっこう
すいていましたが。
私もあと、1・2度は行きたいなと思っております。

通学路の途中に大絵巻展会場がある、京女生のキャンパス
ロケーション。とってもうらやましい・・