「『枕草子』を通読する会」の御案内。

No.4558

 歴史学の観点から『枕草子』を通読する会を開催します。数回に分けて実施しますが、第一回は下記の要領にて。
 当ゼミメンバーのみならず、広く、意欲ある参加者を募ります(学生・院生歓迎)。
 
              記
 日時:3月27日(月)13:00~17:00
 場所:醍醐交流館(地下鉄東西線醍醐駅下車1分)2F第3会議室
 講師:西山恵子氏(源氏物語ミュージアム学芸員)
     野口孝子氏(同志社女子大学非常勤講師)
 テキスト:『枕草子』刊本(発行所などは特定しません)を持参のこと
 参加費:無料

 ☆ 参加希望者は当方まで御連絡下さい。
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 ○ 本日の論文講読会・例会ともに盛況でした。田中裕紀さん・坂口太郎君、ありがとうございました。
 田中さんの御報告は、歴史学専攻者に、国文学における軍記物語研究史についての理解を促す上で実に有益なお話しでした。
 坂口君の御研究の御報告は、後醍醐天皇の宗教政策を寺社の重宝蒐集から解明された緻密な実証に基づく内容で、出席者一同に大きな感銘を与えるものでした。
 明日の論文講読会も楽しみです。

 ○ 有村さんから無事、鹿児島帰着のメールをいただきました。お引っ越しの際は、また、当ゼミをあげて応援いたしましょう。

 >愛知の野口君  今日はたくさんのお土産を有り難うございました。学芸員実習、頑張ってください。ぜひ、近々、名古屋方面にうかがう機会を得たいと思っております。

 >石井君  論文講読会、いかがでしたか?参加者の大多数が貴兄の先輩です。
       湯河原のおみやげ、あっという間に消滅です。ごちそうさまでした!

南からの風。 

有村 芳恵
No.4559

 昨日の朝に鹿児島に帰り着き、午後から久しぶりに大学に顔を出し、夜は後輩らとこれまた久しぶりに酒を酌み交わしました。話によると、来年京都市内の大学院を目指している後輩がいるようでうれしい限りです。最近当方の日本史研究室では大学院を目指す学生が増えております。私はもうすぐ大学を去り京都へ入洛する身ですが、これから後輩たちが続々と各地へはばたいていく予感をかみしめながら、残りわずかな鹿児島の生活を大切に過ごしていきたいと思います。

 先日は私の京都中に多くの皆様に本当にお世話になりました。元木先生、研究室ではこれからの京都での生活に関する様々なアドバイスを下さりまして誠にありがとうございました。野口先生、ご心配をおかけしましたが何とか住む場所を条件のよい所に決めることができまして、ほっとしております。それもこれも先生から部屋探しに関する有益なご助言をいただいた御蔭です。本当にありがとうございました。山岡さん、京都にいらっしゃらない所へ連絡してしまってごめんなさいね。薗田先輩、お仕事がお忙しい中突然お願いしたにもかかわらず快く宿を提供して下さり本当にありがとうございました。田中さん、とっても素敵なカフェに連れて行って下さりありがとうございます。楽しいひと時を過ごすことが出来ました。また行きたくなるお店でした。岩田さん、研究室に伺う時間が遅くなりお待たせしてしまってすみませんでした。お菓子はありがたくいただいております。記念写真を撮った時は、何だか京都女子大に入学したような錯覚を覚えました。当方はちっとも女らしくない性格なので女子大には似つかわしくないと思うのですが、「初々しい女子大生気分」なるものを堪能させていただきました。今回お会いできなかった皆様、またお会いする日を楽しみにしております。

 >永富さん 書き込みをして下さっていたのにお返事するのが遅くなってしまい申し訳ありません。実際に現地へ行かれたと伺い、機会がありましたらぜひその時のご経験を詳しくお聞きしたく思っております。環境問題に限らず昨今の様々な国際問題に関して自分自身の問題意識の芽を上手く育てていくことは、今後の私の研究を実りあるものにしていくことに繋がると確信しております。京都でお会いする際には色々なお話ができましたら幸いです。

維新i-shinの風。

No.4560

 有村さん、京都女子大で撮影した「記念」写真、とてもよく撮れていますよ。本日の論文講読会(長村君のレジュメによれば「春季特別勉強会」)終了後、出席の諸姉兄たちが研究室の私のパソコンを占拠して、歓声をあげつつ拝見させていただいておりました。御上洛後のお楽しみですね。
 後輩の方に京都の大学院進学希望者がおられる由。心強い限りです。すでに、薗田さん・辻君をはじめ、薩摩から上洛されて大学院生活を送られている当ゼミ由縁の先輩方も多く、また、山口出身のメンバーもおられますので、あたかも幕末!のごとき有様。お江戸方面からの新選組隊士の上洛も期待されるところです。
 いよいよ「維新」近しでしょうか。・・・維新といえばi-shin。・・・師範代?
 それにしましても、早速後輩と酒を酌み交わされるというのは実に頼もしい限り。この点について、大いに期待されている某先生のうれしそうなお姿が目に浮かびます。

 さて、本日の「春季特別勉強会」ですが、山本君は、さすがに進路選択の決め手となった川合先生の論文を対象にしただけに、地頭の研究史と問題点を踏まえた上で、川合説について要を得た整理をなされました。
 長村君は師のまた師にあたる上横手先生の鎌倉初期政治史に関する御研究について、そこに示された論点を的確に整理されたばかりか、今後取り組むべき検討課題を具体的に示されました。
 本日もまた、学ばせていただいたところは多大。古参のお二人の成長ぶりに、小生「感涙眼を遮る」有様です。 
 明日は古文書学会の見学会。これまた大いに楽しみです。天気予報は快晴の由。

 >i-shinこと、岩田君  話に興じていたので、ガソリンを入れるのを忘れてしまいました。

春季特別勉強会開催中

No.4561

>春季特別勉強会ご参加のみなさん 田中さん、山本さん、長村くん、ご発表ありがとうございました。このあとも引き続きご参加と、ピリ辛コメントを期待しております。

>坂口くん 例会でのお話、ありがとうございました。お時間がありましたら、勉強会の方にもお出でください。

>元木先生 古文書学会のご案内、ありがとうございました。

>石井君 湯河原のおみやげ、ありがとうございます。いただいて帰ったのですが、家族によってあっという間にかっさらわれてしまいました。勉強会では発表者からいろいろと盗み取っていただいて、それを活かしてこの次は石井くんも積極的に発表者の立場に立って下さいね。

>有村さん 京都では本来の目的以外でもいろんなところに引っ張り回された(?)そうですね。それだけみなさん有村さんの上洛が待ちきれぬのだと思います。京都女子大に入学されたかのような記念写真は、また来月以降にでも。

>維新の嵐 i-shinは確かに私岩田のパソコンアドレス(ケータイのほうは「カテナッチョ」)ですが、維新は全然意識していませんでした。さすが【必殺技:だじゃれ】の野口先生。
 数年前、とある大学院を受験した際、西郷隆盛について知っていることを書きなさいというような問題が出題されました。『翔ぶが如く』を思い出しながらいろいろと書いたら、面接で「たくさん書いたね」と、一言でスルーされました。
 ガソリンはすみません、僕も忘れていました。

元木先生、ありがとうございました。

No.4563

 本日は午前中に研究室で仕事の後、「女坂」を下って京博へ。土曜講座で中尾堯先生の妙顕寺文書に関する御講演を拝聴の後、今度は古文書学会の見学会で、その妙顕寺文書を見学させていただきました。展示室では中尾先生に御挨拶の機会を得て>>No.4523の昔話をさせていただいのをはじめ、大山喬平先生・外岡慎一郎先生など多くの先生方と言葉を交わす機会を得ることが出来ました。これこそ、学会参加の醍醐味でしょう。
 西村隆先生は、この掲示板を精読してくださっているようで、私の勤務状況を高く評価してくださっておりました。また、千葉県史編纂の仕事でお世話になった寺尾英智先生とも久方ぶりの邂逅を果たすことが出来ました。
 平田さん・山岡さんは、京都女子大史学科出身の素晴らしい先輩にお目にかかることが出来たようです。山岡さんには、ただならぬ意味でも先輩でしたね。
 いずれにいたしましても、この見学会にお誘いいただき、また、会の運営を取り仕切られた元木泰雄先生に感謝あるのみです。しかるに、閉会後のお付き合いがかなわかったにもかかわらず、元木先生門下の諸姉兄に「奥州合戦云々」と御託をならべて身をくらませたことをおゆるし下さい。それゆえか、まさしく天罰覿面で、帰宅すると、ほぼ一週間刻みの期限付き原稿が山積みにされておりました。無期懲役のごとし。

 さて、月曜からまた論文講読会です。なお、↑に紹介した「『枕草子』を通読する会」にも多くの方々の参加を期待しています。お知り合いに、関心のありそうな方がおられましたら、ぜひ紹介してください。

>岩田君  早朝に給油に出掛けましたので、ご安心下さい。

ごぶさたしております

No.4564

野口先生>このところパソコンをひらいておりませんでしたので、掲示板にいただいたメッセージへのお返事が遅くなってしまいすみません。
最近の近況に就いては先生のご自宅のアドレスにメールを送りましたのでまたみていただければ幸いです。

有村さん>お返事ありがとうございました。京都での下宿が決まられたとのこと、本当によかったです。有村さんの新居と私の職場(地下鉄東山駅下車すぐです)はきっと近くでしょうし、なにかと情報を提供できることもあるかと思います。お気軽におたずねください(たとえば「おいしいランチのお店はどこか」とか 笑)
春にお会いできるのを楽しみにしております。

古文書学会

No.4568

 野口先生、ゼミの皆さん、11日は古文書学会見学会にご参加頂き、誠にありがとうございました。当日は37名の参加者があり、大変な盛況でした。
 今回の企画は、中尾会長のご提案、それに博物館研究員の羽田先生のご尽力で実現したものです。両先生に厚く御礼を申し上げます。
 それにしても、見学会では貴重な文書の実物を見ることができる上に、今回中尾先生、羽田先生のように、ご専門の先生方のご説明があって、各文書の重要なポイントが分かるのですから、院生諸君には古文書学のみならず、中世史の得がたい勉強の場にもなったことと思います。
 また、諸先生方との交流の場になったことも、予期せぬ見学会の効果でした。
 当日、杉橋先生はご体調の関係で当初からご欠席、参加予定だった藤井譲治先生はお知り合いのご不幸で、小林基伸先生は急なご校務で、それぞれご欠席となったのが残念でした。また、機会を見つけて見学会を開催したいと思います。
 古文書を展示する展覧会などの情報がございましたら、ご一報ください。
 
 ところで、3月29日、誰か大阪に来ませんか?