勉強会のご案内

No.4439

 岩田です。
 三月にシンプルな勉強会をやりたいと思いますので、ご案内します。

 毎年、夏と春の長期休暇を利用して各種勉強会を開催していますが、今年の春休みは「論文講読」の勉強会を開催したいと思います。
 報告者がそれぞれの興味・問題意識に基づいた論文を指定し、参加者は事前にそれを読んで予習しておき、当日全員で議論し合う、という形式で行いたいと思います。
 論文は各自で選んで頂いても結構ですし、以下に挙げるもの(こちらは岩田の独断です)から選んで報告して頂いても結構です。できるだけ「たいそうな」論文に取り組みたいと思いますので、よろしくお願いします。
 参加者=報告者」となるのが理想ですが、参加のみでも結構ですので、みなさん奮ってご参加(ご報告)下さい。

 日程:3月9日(木)、3月10日(金)、3月11日(土)、3月13日(月)、3月14日(火)
 時間:各日とも13:00頃~(予定)
 内容:おもに中世前期の論文の合評
    当該論文に至るまでの研究史、当該論文の論点・挙げられている史料の検討、
    その後の研究動向、などを踏まえて各自発表
 講読候補論文:網野善彦「中世都市論」『日本中世都市の世界』筑摩書房、1995年(ちくま学芸文庫、2001年、初出1976年)。
            「中世都市研究の現状と課題」(出典同上、初出1994年)
        高橋一樹「中世荘園の立荘と王家・摂関家」『日本の時代史7』吉川弘文館、2002年。
        高橋昌明「伊勢平氏の成立と展開」『日本史研究』157・158号、1975年。
        杉橋隆夫「執権・連署制の起源」『立命館文学』424・425・426号、1980年。
        川合康「鎌倉幕府荘郷地頭制の成立とその歴史的性格」『鎌倉幕府成立史の研究』校倉書房、2004年(初出1986年)。
        小山靖憲「古代末期の東国と西国」『岩波講座日本歴史4古代4』岩波書店、1976年。
        石井進「鎌倉幕府論」『石井進著作集第2巻鎌倉幕府論』岩波書店、2004年(初出1962年)。

(網野善彦「中世都市論」は売り切れ→岩田が担当します)

 日程と時間の予定は以上の通りですが、報告者が極端に多い・少ない場合は、適宜調整致します。
 論文の候補は以上ですが、ご希望があれば追加しますので、まずはご連絡ください。でも追加分は希望者が報告して下さいね。

 すでに岩田からご連絡を差し上げた方もいますが、参加ご希望の方は2/20(月)頃までに岩田までご連絡ください。この掲示板に書き込んでくださっても結構です。
 当ゼミメンバーはもちろんのこと、京都近郊の学生・院生のみなさんや、京都近郊にお住まいではない学生・院生のみなさん、等々、この掲示板をご覧のみなさんのより多くのご参加を募ります。まずはご一報下さい。

勉強会のご案内 2

No.4444

 さっそく報告の立候補をいただいたので、お知らせします。

 山岡さん:橋本義彦「貴族政権の政治構造」『平安貴族』平凡社、1986年(初出1976年)。
 山本さん:川合康「鎌倉幕府荘郷地頭制の成立とその歴史的性格」(初出1986年)
         「鎌倉幕府荘郷地頭制の展開に関する一考察」(初出1985年)
      (ともに『鎌倉幕府成立史の研究』校倉書房、2004年所収。)
 岩田:網野善彦「中世都市論」
        「中世都市研究の現状と課題」

 山岡さんからは、当該論文の第二章を中心にというご注文をいただいております。
 参加ご希望の方は、以上の論文の予習をお願いします。

 ご参加・ご報告は引き続き募集中ですので、掲示板に書き込んでいただくか、岩田までご連絡ください(恐れ入りますが、以前に口頭でご案内した方も、確認のため再度岩田宛に参加希望のご連絡をお願いします)。
        

お願い→ 注文!→ 命令!!→ 強制?

No.4445

 >国文学でDCのお方  お仕事に差し障りがなければ、軍記関係でぜひとも一本。

 >長村君  「もういいでしょう?」 ぜひ何かお願いします。 

3月11日古文書学会見学会の予定

No.4446

 実は3月11日土曜日に、古文書学会見学会が予定されております。
 京都国立博物館で、「妙顕寺の文書」展を見学する予定です。
 15時に南門集合ですので、勉強会の途中になってしまいそうですが、できれば時間を調整して、ご参加いただければ幸いです。
 当日は、博物館の羽田聡先生、それに古文書学会会長の中尾尭先生も説明をされるとのことです。また、13時半より、博物館で中尾先生のご講演「古文書に見る妙顕寺の伝灯」もございます。
 なお、内容は鎌倉から織豊期にいたる古文書で、妙顕寺の僧侶関係の書状などのほか、後醍醐天皇の綸旨など、権力者の文書も展示されます。詳細については博物館のHPをご参照ください。
 正式に決まりましたら、改めてご案内いたします。
 当日の見学会、手伝ってくれる人、参加記を書いてくれる人を募集します。
 

まだまだ募集中

岩田慎平
No.4450

 元木先生、こんばんは。
 古文書学会見学会のご案内をありがとうございます。これは是非日程を調整しなければなりませんね。続報をお待ちしつつ、時間が重ならないように工夫したいと思います。

 さて、勉強会のほうですが、本日さきほど、杉橋隆夫「執権・連署制の起源」を担当していただけるとのご連絡を頂戴しました。参加者のみなさん、こちらの予習もよろしくお願い致します。

 尚、野口先生からお願い・注文・命令・強制も頂戴しましたので、ご覧のみなさんもどうぞ奮ってご参加(ご報告!)を。

Re: 勉強会のご案内

長村祥知
No.4452

野口先生からご指名いただくという光栄に浴したこともありますので、勉強会に参加させていただきます。
ただ、昨日まで色々あって燃え尽きている状態ですので、今すぐには担当する論文が決められません・・・数日後にお返事させていただきます。

>野口先生
わざわざご恵送いただきありがとうございました。

しばしお待ちを!!

No.4453

>野口先生
 「国文学でDCの人」が2人、智恵を出し合っておりますので、しばしお待ち下さいませ。
 

お久しぶりです^^

鍛冶 利雄
No.4454

しばらく長い間沈黙状態でした(笑)ご無沙汰しております。

高橋一樹「中世荘園の立荘と王家・摂関家」『日本の時代史7』吉川弘文館、2002年。
・・・の報告を請け負ってもかまわないでしょうか??

全日程参加するのは少々難しいかもしれませんが、出来る限り出席するようにします。

駆け付けました(笑)

鍛冶 利雄
No.4455

岩田師範から直々にメールがあり、駆け付けました(笑)
申し訳ないのですが、報告を辞退してもよろしいでしょうか??

専攻分野である「中世後期」の理解もあやふやなのに、「中世前期」に
手を出すのは、本末転倒だと思うのです。 あと自信ないですし…

でも実は「上から立荘」は半年ほど研究したことがありまして、時間が
あれば再度研究したいなぁと思っていたテーマだったのです。

「便補保」の研究への熱意が燃え滾っていたのでありました。。。

お騒がせして申し訳ありませんでした。