『紫苑』第4号、編集開始。

No.4377

 いよいよ『紫苑』第4号の編集作業が開始されました。岩田君・山岡さん・山内さん・立花さん・尻池さんの論文・研究ノートの原稿はほぼ形が整っていますし、大内さんと山本君によるゼミ旅行の記録は完成原稿をいただきました。論文等については23日までに完成していただき、2月の初頭には印刷屋さんに入稿という段取りです。編集長の山岡さんは御自身の原稿もあって負担が大きいと思いますので、執筆者の御協力をくれぐれもお願いいたします。

 今月の活動予定は、すでに山本君が書き込んでくれたように16日に『吾妻鏡』の講読会を行うほかは、年度末試験・入学試験の期間に入りますので、史料講読会・例会の予定はありません。ただ、月末に今まで行けなかった日帰りの見学旅行を実施しようという私案をもっています。行き先の候補は小浜・安土などがあげられていましたが、とりあえず近いところで浄瑠璃寺などはどうかと思っています。参加可能の人数は4名、交通費はタダです(どうしてかはお察しの通りです)。参加希望者は都合のよい日を確定の上、御連絡下さい。

 伊豆の調査旅行については、何人かの方から参加希望の申し出がありました。ただ、日程については調整の必要がありそうです。どなたか、まとめ役を引き受けてくれれば話が進むことと思いますので、立候補をお待ちします。

 なお、2~3月は授業がありませんから例会・史料講読会を積極的に行いましょう。例会については、すでに佐伯君から報告の希望が出ております。

 昨年のゼミ旅行の写真、『紫苑』にも載せたいと思いますので、お持ちの方はよろしくお願いいたします。永富さんのデジカメの写真には鹿児島大学の皆さんとの宴会の写真もありますので期待しています。鈴木君、よろしくお願いいたします。
 東大史料編纂所前での集合写真がどうしても見つからないのですが、尻池さんは如何でしょうか?

初、間違い。

No.4379

 本や論文を書くと、きまって完成してから誤植に気がつくものですが、年頭早々、それも自らの年賀状に誤りがありました。自宅のメールアドレスのneの前のドットが一つ多かったのです。
 このことをわざわざ葉書で教えてくださったのは、私が千葉の県立高校で教員をしていた当時の教頭先生です。この先生は御子息が研究者の道を進まれていたので(現在、東工大の教授)、私に親近感をもってくださって、研究の継続について、ずいぶん励ましていただきました。教科は物理ですが、その意味では恩師の一人です。若い頃は佐倉高校で教鞭をとられていて、かのミスターこと長嶋茂雄もこの先生の教え子です。

 それにしても、メールアドレスはドット一つでも間違えるとまったく無意味なものになります。『紫苑』執筆のメンバー諸君、おおいに気をつけたまえ!書いたものは何度も読み直し、推敲を重ねてください。
 自分の間違いの話から、お説教に転ずるのは私の常套手段です。おゆるしあれ。

 ちなみに、年賀状には将来の研究課題として「東国における親鸞」を掲げたのですが、これについては大学院修士課程で机を並べた友人から課題とすべきテーマと参考文献をA4用紙二枚にわたって御教示をいただくことができました。
 彼には院生の頃、文献の検索の仕方や論文の書き方など、研究をする上で基本的なことを教えられ、またプライベートな面でも大変よい影響を与えてもらいました。彼は今、浄土真宗の僧籍にあります。また、私の導き手としていろいろ教示をいただきたいと思っています。本当に人生というのは(PC同様に)奇なるものです。

>出雲高校の杉谷さん  今夜からNHKテレビで出雲の阿国のドラマが放送されるとのことで、楽しみにされていることかと思います。あるいは、勉強でそれどころではないのかもしれませんが。もし、御覧になるようでしたら、感想をきかせてください。

>出雲高校の伊藤さん  メールありがとうございました。大國さんたちにも、どうぞよろしく。