百練抄講読会のお知らせ。

山岡 瞳
No.4307

遅くなりましたが、次回百練抄の講読会のご案内です。
   
   日時:12月7日(水)16:30~
   場所:L校舎3F 共同研究室
   担当:山内さん
   範囲:寿永二年閏十月廿二日~十二月廿九日  *いよいよ法住寺合戦です。

師走の予定など。

No.4308

 5日は京女の「心の学園記念日」ですが、『吾妻鏡』はいつもの通りに行います。
 その後の『吾妻鏡』や例会の日程については、追って岩田君・山岡さんからお知らせをお願いしたいと思います。なお、21~24日の間、私は研究調査のため予定を空けておく必要がありますので、よろしくお願いいたします。

 『紫苑』の原稿については、山岡さんから依頼と締切の指示がされていると思います。一人でも提出が遅れると編集作業にかかれませんから、心して執筆にお励み下さい。

 今週末は、長村君が東京、山田さんが鎌倉に「東走」していますが、成果の程、楽しみに致しております。それにしても、山田邦和先生御夫妻は御夫君が都で「参内」、奥方様が鎌倉永福寺へ御出立、という次第で、なにやら鎌倉時代の貴族要人御夫婦の如き有様のようです。

 ☆ 守田逸人さんから、御高論「東大寺領伊賀国黒田荘出作地の展開」(『鎌倉遺文研究』12)・「雑役免荘園の展開と院政期の荘園政策」(『早稲田大学大学院文学研究科紀要』50・第4分冊)・「伊賀国における伊勢平氏の展開」(『ヒストリア』195)を御恵送いただきました。いずれも力作ですが、とくに『ヒストリア』の御高論は、成立期武士論研究に一石を投ずる貴重な成果で、おおいに学ばせていただきました。この問題設定は東国にも敷衍できると思います。
 守田さんにあつくお礼申し上げます。