ご報告

No.4302

皆さまお久しぶりです。夏の「白熊ツアー」、及びその関連イベント以来姿をくらましておりましたが、野口先生から直々のネタ振り(?)を頂き、久々に書き込みします。

来年4月より、門屋君と僕自身の、そして山田邦和先生の母校である同志社香里中学・高校に英語科の専任教諭として“復帰”することになりました。かつての男子校時代とは随分雰囲気の変わってしまった母校ですが、やはり根底に流れるのびのびとした空気は変わっていないようで、そんな学校で働けることを楽しみにしております。

これまでゼミには「旅行担当」として関らせて頂いてきましたが、今後は同志社から歴史に興味ある優秀な人材を、鈴木君と共に(笑)ゼミに送り込むことが僕の使命だと(勝手に)思っております。担当科目は英語ですが、英語を学びながらも日本語、そして日本文化にも興味を持ってくれるような「ハイブリッド」な人材を育成することを目標に頑張ります。

もちろん、日程が合うようなら旅行企画にも参加させて頂きたく思っております。時間のある3月までにもう一度、何か企画をぶち上げてみたいですが、皆さんの予定的に不可能でしょうか? まぁ、もしそういう話があるようならぜひぜひ!

それでは、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

八井君、おめでとうございます。

No.4303

 八井君、書き込んでくれるのを一日千秋の思いでおまちしていました。・・・なんてことよりも、なにしろ「おめでとうございます」。
 こんなに早く夢が実現するなんて、貴兄の人生は本当にうらやましい。もちろん、それなりの大変な努力もされたことでしょう。田中さんの好きな「前へ!」ですね。そして「これでいいのだ」に到達したのだと思います。
 同志社香里は、思う存分に貴兄の実力・人格が教育活動に反映でき、そしてまた矜持をもって働ける場だと思います。御活躍を期待します。
 いよいよプロの高校教師となる八井君へ、それから既になっている鈴木君へ、そして非常勤だが毎日前途ある生徒たちを相手に奮闘している前途ある田中さん・門屋君・永富さんへ、ちょうど20年前まで高校教師をやっていた私が、退職直後に高校(千葉県立鎌ヶ谷西高校)の研究紀要に書いた拙文の一節を贈ります。

「 7年間の教員生活の中で私の得た結論は、教員(高校教諭)にとって授業こそその真価を問われるものだということである。教員以外の読者は「あたり前のことを何を今さら」とお思いだろうが、現実の教員の世界では、これは必ずしも常識ではないのである。
 60年代の高度経済成長期以降、その荒波をもろにかぶった千葉県では、特に社会環境の変動が激しく、全国的にも悪名高い精神的・文化的荒廃状況が現出した。こうした社会に成長する子供達の教育を担う教員の前に、学習指導以前の諸問題が山積みになるのは当然の趨勢であった。
 しかしである。その対応に「生徒指導」という極めてデリケートなものが、即効的な形にゆがめられて、しかもそれが教員の最も重要な任務であるかのような実状は私の価値観では容認できなかったし、それでひどく傷ついた生徒を沢山みてきた。たしかに、即効的な指導の必要性を完全に否定し切る資格は私にはないが、しかし、学校を健全な意味での楽しさに満ちた場にするように努力することこそ、教員にとっての最終的な目的であるべきだと考える。即効的な生徒指導はその手段とすら成り得ないのである。
 生徒が学校で生活する時間の中で最大の分量を占めるのが授業である。これを楽しみに生徒が登校するというのは荒唐無稽な理想なのであろうか。人生の中で最も知的要求・好奇心の横溢している生徒達に、授業をつまらながられるというのは、プロとして相当情けないことだという自戒を教師は常に持たなければならない。自分の担当している科目に自分自身が興味と関心を抱き、常に新しい学問的成果を吸収し、その楽しさ、愉快さを生徒に還元してやろうという意志を自ら確認してほしいのである。教師がつまらながっていることを生徒がおもしろがるはずはない。
 前置きが長くなってしまった。要は、教師は自己の担当教科に対する主体的な研鑽にもっと励むべきであるということ。そして、それを生徒に還元し、充実した授業をそれぞれの工夫のもとでつくりあげていくべきであろうということである。」

 こんな程度のことしか書けなかった自分(時に35歳)が恥ずかしいのですが、あの頃の偽らざる心情吐露なので、少しはアドバイスになったかも知れません。

>八井君  ぜひ「ハイブリッド」な人材を育成してください。それから、京都府の教員の研究組織に、おそらく「修学旅行」を研究しているセクションがあると思いますから、ここで大いに御経験を披瀝されたらよいと思います。
 ゼミの方は「顧問」から正式メンバーになっていただいており、それは終身資格ですから、今後ともよろしくお願い申しあげます。年度内の旅行企画ぜひよろしく。

 それにしても、就職といい、進学といい、当ゼミメンバーの活躍は凄まじいものがあります。私が君たちの年齢だった頃、ぜったいに手が届かないと思っていた事を、いとも簡単に達成してしまうのにはまったく脱帽です。素晴らしい人材が揃っているのでしょう。
 将来、頼りに出来そうですね(笑)。

おめでとうです

No.4304

 八井くん、おひさしぶりです。そして、おめでとうございます。
 新しい職場(古巣?)での益々のご活躍をお祈り申し上げます。

 八井くんの、先々までクリアーに見通した臨機応変な取り仕切りっぷりは、ゼミ活動のみならずいろんなところで重宝されると思います。お体にお気を付けになりつつ、活躍の場を広げて下さい。