次回吾妻鏡、例会、ご提案など

No.4246

 少し前にご案内したのですが、念のためもう一度ご案内します。
 明日11/7(月)は、『吾妻鏡』の講読と、例会の開催日です。
 『吾妻鏡』の範囲は、建保元年(建暦三年)五月二日条です。よろしくお願いします。

◆例会の概要は以下の通りです。
日時: 11月7日(月)18:00~(『吾妻鏡』講読会後)
場所: 京都女子大学L校舎3F 宗教・文化研究所共同研究室

報告者:樋口健太郎氏(神戸大学大学院DC)
    「藤原師長の政治史的位置-頼長流の復権と貴族社会-」

参考文献:樋口健太郎「藤原師長の政治史的位置-頼長流の復権と貴族社会-」
    (『古代文化』57巻10号、2005年)
     樋口健太郎「平安末期における摂関家の「家」と平氏-白川殿盛子による「家」の伝領をめぐって-」(『ヒストリア』189号、2004年)
     橋本義彦『藤原頼長』(吉川弘文館、1964年)

 ※ メンバー以外の方の参加も歓迎いたします(事前にゼミメンバーまたは野口先生まで御連絡ください)。
 京都女子大学は学園祭期間中ですが(ゆえに)、多くの方のご参加をお待ちしております。

◆それから、主に『吾妻鏡』にご参加いただいているみなさんにご提案なのですが、11月中の月曜日(14日か21日)のどこかで、京都府立総合資料館で開催中の〈東寺百合文書展〉に行ってみませんか。今年は御影堂の史料が中心のようなので、吾妻鏡とはあまり関わってはこないかもしれませんが。また明日にでもみなさんにご相談したいと思います。
http://www.pref.kyoto.jp/shiryokan/tenrankai.html

◆ところで、昨日は思文閣の文化祭に行ってみました。『古今著聞集』の古本を300円で手に入れました。また会場では、龍谷大学の横澤大典さんと坂口太郎さんにお目に掛かることができました。横澤さん、初めてお目に掛かり光栄です。坂口くん、お久しぶりですがお元気そうでしたね。また例会等にもお出でください。 

行こう!京博、白河金色院、安土etc...

No.4251

 岩田君の御提案には大賛成です。せっかく、各地でいろいろな展覧会が開催されているのですから。しかも秋の京都にいて出掛けない手はありません。
 京女から徒歩5分のところにある京都国立博物館で開催中の特別展「最澄と天台の国宝」は、山田先生も田中さんも佐伯君もみんなが感動したと仰っていますから、これは必見。さらに、来年度の共同研究がらみで、宇治市歴史資料館での資料購入もついでに行うということで、四条宮寛子の白川別業跡の見学というのは如何でしょうか?また、安土や小浜にも。
 そういえば、25日(金)は同志社大学が学園祭で休講です。

 ☆ 次回例会については報告・日程ともに未定ですが、発表希望の方がおられましたら早めにお申し出下さい。希望者がなければ、またこちらから講師をお願いする形をとりたいと思います。
 
 なお、日本史研究会中世史部会では、当ゼミ古参メンバーにはお馴染みの滑川敦子さん(立命館大学大学院DC)が報告をされます。

     日時:  11月29日(火)18:30~
    場所:  機関紙会館3F
    報告者:  滑川敦子氏
    論題:  「「行列」からみる鎌倉幕府の政治秩序」

これへの参加をもって今月2度目の例会開催に代えてもよいかと思います。

☆ 昨日、東京大学史料編纂所の遠藤基郎先生から、御高論「平泉藤原氏と陸奥国司」(入間田宣夫編『東北中世史の研究』上巻 所収)を御恵送いただきました。
 京都側の意図とは無関係に中央政界の権力関係が平泉の政治の場にもダイレクトに反映していることをあらためて認識することができました。
 遠藤先生に、あつくお礼申し上げます。

そのまた次回の吾妻鏡

岩田 慎平
No.4254

 昨夜の例会にてお話しいただきました樋口さん、ありがとうございました。自らの不明に危機感を抱くほど有難いお話しでしたが、とんちんかんな質問に終始してしまい失礼致しました。

>次回『吾妻鏡』
 次回の吾妻鏡は、建保元年(建暦三年)五月二日条の残りの部分を読みます。
 日時:11月14日(月)15:30~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎3F 宗教・文化研究所共同研究室

保元の乱後の摂関家周辺をもっと解明しよう。

No.4256

 昨日のゼミ例会では、樋口さんの御発表で、「これだから歴史学は面白い」ということを実感させていただきました。
 国文学の方も裨益するところ大だったのではないでしょうか。
 佐伯君とのやりとりをもっと執拗にお聞ききできればよかったのですが、今度は佐伯君に発表をしていただく機会にでも期待したいと思います。
 樋口さん、遅くまでお付き合い下さり、ありがとうございました。今後とも当ゼミ例会など、御遠慮なく御参加いただければ幸いです。よろしく、お願いいたします。

 >岩田君  御提案の件は結局どうなりましたか?

 >山岡さん  鈴木君にメールをお送りしておきました。

 >野口君  昨日はお目にかかれませんでしたが、わざわざお土産をありがとうございました。それを受け取りに、京都駅まで出向いてくれた平田さんも、ありがとうございました。

先日はお招き頂きありがとうございました。

樋口健太郎
No.4258

私もいろいろなご質問やご指摘をいただき、大変勉強になりました。
それから、ゼミの後にもいろいろなお話しを伺うことが出来てよかったです。
また機会がありましたらおうかがいいたしますので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。

どうもありがとうございました。

No.4259

樋口さん、先日は貴重なご報告、どうもありがとうございました。
やはり自分の興味と近い報告を聞かせていただくのは、とても刺激になります。
後白河院政期については、まだまだ色々と面白い論点がたくさんありますね。
自分でも、どんどん研究していきたいなあと思います。
これからも、どうぞよろしくお願いします。