10月3日の吾妻鏡講読

No.4150

 後期一回目の吾妻鏡の講読のご案内ですが、また再度立てます。

 日時:10/3(月)15:30~予定
 範囲:建暦三年(建保元年)三月六日、八日、九日、十日、十六日、十九日、廿一日、廿三日、廿五日、廿八日、三十日
 参考文献:岡田清一「執権制の確立と建保合戦」(安田元久先生退任記念論集刊行委員会編『中世日本の諸相』下巻、吉川弘文館、1989年)

>山本さん 例の、前に言ってた本ですが、よろしくお取り計らいください。

『吾妻鏡』講読と卒論・修論執筆、ほか。

No.4151

 ◇『吾妻鏡』講読の参考文献として以下の2論文を紹介します。
 杉橋隆夫「執権・連署制の起源-鎌倉執権政治の成立過程・続論-」(『立命館文学』424~426)
 折田悦郎「鎌倉幕府前期将軍制についての一考察-実朝将軍期を中心として-」(『九州史学』76・77)

 岩田君・山本君、学部生の御指導、よろしくお願いいたします。
 なお、講読会参加希望者は『吾妻鏡』(該当条のコピー)を各自用意の上、上記日時にL校舎3Fの宗教文化・研究所共同研究室にお出で下さい。

 ◇京大では既に修士論文の中間報告会が開かれた由。いよいよ卒論・修論執筆の山場の時期かと思います。論文というのは、田中さんの言われるように、書き始めると疑問続出となります。頭の中での構想は書き始めるとすぐに崩壊するものです。ですから論文は書き始めることが肝心です。

 ☆京都女子大学文学部史学科の稲本紀昭先生から、先生が執筆・編集を担当された『三重県史資料叢書Ⅰ 中世神宮関係史料 補遺』を数冊いただきました。収録されている「文永三年遷宮沙汰文」の紙背文書には越前国足羽御厨関係の文書があります。すでに希望者に配布いたしましたが、ゼミメンバーで欲しい方がおられましたら、御連絡下さい。先着順です。
 なお、稲本先生に、あつくお礼を申し上げます。

 ☆本日、鎌倉国宝館館長の三浦勝男先生(忘れもしない1972年夏、私が博物館実習をしたときには学芸係長をされており、多々御迷惑をおかけしました)から、新刊の御編著『鎌倉の地名由来辞典』(東京堂出版)の御恵送をいただきました。
 また、学振特別研究員の吉田賢司さんから、御高論「在京大名山名氏による医徳庵召還活動」(『日本歴史』688)・「書評 清水克行著『室町社会の騒擾と秩序』」(『史学雑誌』114-7)を御恵送いただきました。
 三浦先生・吉田さんにあつく御礼申し上げます。

 ☆10月1日(土)の歴史グループ早雲の講座 18:15~於:ラボール京都
   テーマ:「頼朝と義経」
   講 師:前川佳代(京都造形芸術大学・花園大学非常勤講師)

 前川さんはKissポート財団特別連携講座(協力:花園大学)の京都学講座でも10月5日(水)に「義経と京都─義経が最も輝いた瞬間<とき>」という講演をされるそうです(会場/東京都港区高輪区民センター区民ホール・時間/14:30~16:00・入場無料・申込みは京都館(03-5562-0041)まで。)。

稲本先生の

No.4155

野口先生、ご無沙汰しております。臨川の薗田です。
恐れ入りますが、稲本紀昭先生編集の『三重県史資料叢書Ⅰ 中世神宮関係史料 補遺』、まだございましたら、分けて頂けませんでしょうか…