「サクラサク」

有村芳恵
No.4130

昨日発表があったのですが、このたび京都大学大学院人間・環境学研究科に合格致しました。先生方や日本史研究室のみんな、サークルの親友や先輩・後輩等多くの人に祝福されて、正直なところ、ほっとしました。

ただ一つ残念だったのは、親には祝福されなかった事です。合格した事を電話で親に伝えたのですが、母親は暗い声で一言「ああそう」とだけ言いました。両親や親戚の反対を押しきって、「一回きり」という暗黙の条件つきで受験しましたので、当然と言えば当然の反応なのですが、それでも少しショックでした。

親や親戚から理解を得られない分、私は周囲の人間に支えられたおかげで今まで頑張って来れたのだと思います。1度だけ受験をあきらめかけた時には、後輩に「先輩は絶対大丈夫です。どんなに苦しくても夢を諦めないで下さい。」と励まされ、何とか親や親戚を説得して受験にこぎつける事が出来ました。昨日は、先輩に「親の分まで、俺達が祝ってやるよ。」と励ましていただきました。今日の晩は打ち上げです。

本当に大変なのはこれからです。京都で実際に生活していけるようにアルバイト等色々と
やらなければならないこともありますし、勿論卒論にも集中しなければならない。親や親戚ともまだまだ話し合いが必要です。それでも、「扉」が開いた分だけ、精神的負担はずいぶん減りました。今まで何とかやって来れましたから、頑張れるはずです。

野口先生、ゼミの皆様、そして佐伯先輩、今まで応援していただき、本当にありがとうございました。京都からの皆様の後押しが、私にとってどんなに力になったことでしょう。来年の春、皆様にお会いすることを楽しみに、あと半年鹿大での生活を精一杯過ごしていきたいと思います。

がんばれ有村さん。

No.4131

 受験番号を知らないのに、昨日は17時を過ぎたら合格者がインターネット上で発表されると聞いていたので、何度もアクセスしたりしていました。
 でも、結果はどうあれ、御連絡いただけるものとお待ちしていたのですが、そうですか、やはり合格。ふだんの有村さんを知っていれば、当然のように思うのですが、しかし、大変な快挙だと思います。本当におめでとうございます。
 日本中世史を勉強するのに最高の環境が用意されたのですから、もはや前進あるのみだと思います。鹿児島大学日本史研究室の先生方をはじめ、院生・学生のみなさんもさぞ、お喜びのことと思います。私も日本史の研究者の端くれとして、すぐれた若い人がこの道に進んでくれるのは、とてもうれしい。
 京都での生活については、衣食住・・・etc、それぞれ若者なりの苦労に苦労を重ねた先輩・同輩・さらに後輩たちが、当ゼミには沢山ひかえております。かれらの指南を得れば心配御無用だと思います。
 なにしろ天下の京都大学大学院です。有村さんはエライ。予備校の講師の発言みたいですが。昔、私が高校生だった時も、高校教師だった時も、京都大学というのは雲の上に聳え立つような存在でしたから。
 御自身で仰っているように、のこる半年間の鹿児島大学の生活を実りあるものにして頂きたいと思います。素晴らしい卒論を仕上げて、当ゼミで報告してくれることを楽しみにしています。機関誌『紫苑』への掲載もお願いしたいところです。
 なお、鹿児島の女子大生の皆さんへのエールは、拙著『武家の棟梁の条件』(中公新書)P172に述べたとおりです。
 しつこいようですが、本当におめでとうございました。

きたっ!

No.4135

 …と、掲示板を開けたケータイの画面を見て小さく叫びました。

 有村さん、おめでとうございます。
 ご家族も、きっと有村さんの進む道にご理解いただけるものと、僕らも信じております。

 今日は発掘現場を見学した後、同じく現説にお出でだった佐伯さん・山岡さんと一緒に宇治市街を散歩しながら、「有村さんはどうなったろうね」と案じておりました。例によって、いろいろ食べて回った散歩だったのですが、そういう集まりに来年は有村さんもどうぞお出でください。

100%の祝福。

No.4136

有村さん、おめでとうございます!
いやー、よかったよかった。
絶対受かると思ってましたけどね、それだけに、なかなか結果報告がないと逆にドキドキしてしまいました。
私も、有村さんの受験番号を知らないのに、大学に貼り出されていた掲示を見に行った口です(笑)。

もちろん進学してからが当然いろいろ大変なわけですが、それはそれ、
今は100%の祝福で、有村さんのことを歓迎させてもらいます♪
Welcome to our world!
新しい街、新しい環境での活躍を期待しています。

それにしても、ほんと鹿児島大のみなさんは温かいですね~。素敵。
院試から帰られたときのエピソードを読んだ時にもそう思いましたが、
仲間というものはかくありたいものです。

あ、名実ともに「先輩」になったタイミングでいうのも変な話ですが、
できたら「先輩」よりは「さん」付けで呼んでもらえると個人的には落ち着きます。
先輩として立ててもらえるのはとってもうれしいんですけど、
なーんかとってもくすぐったくって…(笑)。

ではでは、またのご上洛お待ちしています。

心より「おめでとう!」

No.4138

有村さん、おめでとうございます!
じつは、掲示板に記事がアップされないかと、昨日何度も確認しておりました。
それにしても、すごいことですね。いや、よくやりました!おめでとう!
三年前に私が府立大を受験した際も、卒論製作をともにした研究室の友人や先生方に支えていただきましたが、鹿児島大学日本史研究室のあたたかさは変わりないですね☆

鹿児島(南九州地方)の女性にとり、勉強するのはほんとうに大変なことです。
「女が四年制大学を出るなんて!」と思われる方も、まだ多くいらっしゃいます。
ましてや遠くに出す・院に進学させるなんて、本人が望んでも適わないことが多いのです。
私も院進学では「文系は職がない」「おまえはいつ嫁に行くんだ」と歓迎されず、家探しから職探しまで一人でやることになりました。で、職も京都で決めてしまい、なおのこと怒られたのですが…(笑)

有村さんは一人っ子でしたよね(間違っていたらごめんなさい)?
ご両親は「手放したらもう戻ってこないのじゃないか」と寂しく感じていらっしゃるのでしょう。
きちんと向き合えば、きっと勉強したい思いをわかってくださると思いますよ。
その際は、ご両親に感謝する気持ちを忘れないでくださいね☆



Re: 「サクラサク」

長村祥知
No.4140

有村さん、おめでとうございます。

環境が変わると大変ですが、得るものはきっとそれ以上に大きいはずです。
残る卒業論文も、がんばってください。
来年お会いできるのを楽しみにしております。

エールを送ります!!

山田邦和(花園大学・考古学)
No.4141

>有村芳恵様
院合格、おめでとうございます。

私の場合、学問の道に進むことを、最後の最後まで父親に反対されました。
「考古学なんかやっていては食っていけない!」というのです。
まず、大学進学の時に、一悶着ありました。
父親は経済学部か商学部という「実学」のところに行けという。私は文学部に行きたいという。
泣くような気持ちで何度も頼んだ結果、なんとか、学部だけは、ということで許してもらいました。
次は大学卒業の時。私は院に進みたいという。親は絶対ダメだという。
この時は、父の体調が悪化していたこともあり、私は進学を断念し、家の商売に携わることになりました。
2年後、入退院を繰り返していた父が亡くなりました。
葬儀を終えて後、残された母とじっくりと話し合いました。
自分なりに悪戦苦闘したが、どうやってみても自分は商売には向いていないこと。
学問への想いを断ち切ることはどうしてもできないこと。
自分の進む道は、これしか残されていないこと。
そこでやっと、私は学問の途に戻ることができたのです。
だから、私の履歴は、大学卒業後の2年間が空白になっています。

私は、試行錯誤・暗中模索を繰り返しながらも、なんとかここまでやってくることができました。
いろんな方々に支えられてきたことは事実ですが、根底にあるのは、ここまでの反対を押し切ったのだから、どうしても挫折するわけにはいかない、しがみつくしかない、という気持ちだったと思います。
その分、「強く」なれたのでは、と思っています。

上に書いたような経験をしてきた私は、スムースに院に行き、そのまま学問を続けることができた方々に「嫉妬」のような感情を抱いています。
逆に、有村さんのような話を聞くと、つい身につまされてしまい、エールを送りたくなります。
がんばれ!!!

おめでとうございます!

平田樹理
No.4142

有村さん、おめでとうございます!

私も九州出身(福岡)です。ひとり九州から上京したときは不安でしたが、京都で体感しながら歴史学を学ぶことはとても意義のあることだと今は思います。
それと、意外に関西には九州人が多かったりしますよ(笑)。
先日はご挨拶のみで失礼してしまいましたが、また来年お会いできることを楽しみにしております。

合格おめでとうございます。

山岡 瞳
No.4143

 ★☆有村さん合格おめでとうございます☆★
私信でも申し上げましたが、またお目にかかれることを楽しみにしております。来年は研究会にもお越しください。  

>佐伯さん・岩田さん
 先日はお疲れ様でした。一日宇治を堪能することができました。翌日筋肉痛になったのは私だけでしょうか。

おめでとうございます☆

No.4149

出遅れましたが・・・
有村さん、合格おめでとうございます。
環境が変化は大変な事もあると思いますが、楽しみも多い事と思います。
その「楽しみ」の一つとして、女子コン(注1)にも是非参加して下さいませ♪

注1:女子コン(じょしこん)。
   野口ゼミに参加する女子だけで美味しい物を食べて、おしゃべりを楽しむ会合のこと。「女子」の定義は、自己の証言による。