「一所傍輩のよしみ」を作りましょう。

No.4109

 先般の中世都市研究会京都大会の懇親会でお目にかかることの出来た桃崎有一郎さん(慶大院DC)から御高論「中世里内裏の空間構造と「陣」-「陣」の多義性と「陣中」の範囲-」(『日本歴史』686)、「中世公家社会における路頭礼秩序について-成立・沿革・所作-」(『史学雑誌』114-7)を御恵送いただきました。まさに脂ののりきった矢継ぎ早の論文の発表、羨ましい限り。あつく御礼申しあげます。
 なお、同封のお手紙に「関東と関西では-特に王権論・武士論などにおいて学説・共通認識の大きな懸隔があることを感じざるを得ませんでした」とあったのはまさにその通りです(私信の公開、お許し下さい)。
 このたび、佐伯君が歴研例会で報告されたように、東西の院生クラスの交流は是非とも積極的に進められるべきだと思います。中世前期の東西の武士同士の方が余程交流があったのではないかと、私には思えるのです。 

 ↓で話題沸騰。大河ドラマなどより百倍も知的興奮の味わえる山田邦和先生の「福原遷都の混迷と挫折」の要旨が、http://heike.cocolog-nifty.com/kanwa/に掲載されています。御覧下さい。

 * 誰も書き込まないので、お伝えいたしますが、本日、勉強会の最中に「サン様」から岩田君の携帯にメールが届き、明日御上洛の由です。カメラを用意して、お待ちしましょう。
 明日からはいよいよ「文覚起請文」、楽しみです。
 ちなみに、私の論文はいっこうに進みません。情けない限りです。

サワヤカマンの略。らしい

No.4110

 本日は勉強会の最終日。文覚起請文の残りの部分と、研究史的位置付けを議論する予定です。なかなか取っつきにくい史料でしたが、みなさん意欲的に取り組んでいただきありがとうございます。
 また昨日は、当ゼミの微苦笑の貴公子・サンさまにもご来場いただき、近況をお聞かせいただくとともに、またもやお菓子をいただきました。ごちそうさまです。

喚ばれて飛び出て…

No.4111

みなさんこんにちは。ご無沙汰しております。「サンさま」こと野口です。

先日は突然の来訪にもかかわらず温かく迎えていただきありがとうございました。やはり京都はいいものですね。久しぶりにゼミの雰囲気も体感でき非常に懐かしく思いました。
最近どうにか家の方も落ち着きようやく自由に活動できるようになりました。御心配いただきました皆様どうもありがとうございました。この場を借りて改めて御礼申し上げます。
また前期のように頻繁に上京する事になると思いますが、新しいメンバーの方も含めてどうぞ今後ともよろしくお願いします

因みにどうでもいい事ですが次の上京は今週日曜日の予定です。目的は週末に各地で行われる仲秋の名月に因んだ観月祭です。まだどこに行くかは未定ですが毎年楽しみにしていたので間に合ってよかったです。
京都には季節にあわせて毎日のように他では見られないような素晴らしい行事が行われています。みなさんも(特に下宿中の学生さんは)これを機会に京都にいる幸福を体感してみて下さい。
愛知にいながら常に心が京都に向かう野口がお伝えしました。

有村さん歓迎会=「一所傍輩」の成立。

No.4112

 昨日は勉強会の最終日。神護寺の虫払いのときに何度も拝見していたのですが、文覚起請文がこんなに面白い史料だとは気がつきませんでした。岩田君の御指導と、熱心に発表の準備をして参加してくれたメンバーに感謝します。
 終了後は京阪七条の「まんぞう」で有村さんの歓迎会。院試が終わったばかりでお疲れの所を、お呼び立てした感があって申し訳ありませんでしたが、同郷の薗田さんもお出で下さって楽しい宴となりました。ただ、学期の授業がはじまっているために、学校の先生をされているメンバーが参加できなかったのが些か残念でした。
 いずれにしても、有村さんからの朗報を期待するところです。
 幹事の山岡さん御苦労様でした。

 >野口君 「京都史蹟案内」のプロとして、貴兄の在京は貴重です。ぜひ、「在地支配」と「在京活動」を両立させてください。

 ☆ 昨日、門屋君の師匠である兵藤裕己先生より、講談社学術文庫として再刊行された『太平記<よみ>の可能性』を御恵送いただきました。あつく御礼申しあげます。
 まだお読みでないメンバーは、これは必読。

お疲れ様でした。

平田樹理
No.4113

 勉強会に参加された皆さん、お疲れ様でした。
とくに、準備から指導まで御尽力くださった岩田師範に御礼を申し上げたいと思います。
大変勉強になりました。本当にありがとうございました。
 終了後の飲み会では御挨拶しかできませんでしたが、初めて有村さんにお目にかかることができ、大変嬉しく思いました。またの機会にお会いできることを楽しみにしております。

無題

No.4114

昨日は楽しい宴に参加させて頂き、ありがとうございました。
仕事を終えて猛ダッシュで駆けつけましたが、疲れも飛ぶくらい楽しいひとときでした。
また、しばらくお会いしていなかったので、みなさんお元気のご様子に安心いたしました。
有給がとれる身分になったらゼミ旅行にも同行いたしたく存じますので、その際はどうぞよろしくお願いいたします。

>有村さん 
忙しいところ、おつかれさまでした。
研究室の写真など見せて頂き、とても懐かしい気持ちでいっぱいになりました。
なかなか研究室にも伺えず申し訳ありませんが、先生方にもどうぞよろしくお伝え下さい。

ところで昨日は思いの外YS11の話題で盛り上がりましたね。
引退間近とのことなので、乗れるうちにスリルを体感するぞ~と心に誓いました。

観月祭のお知らせ

No.4120

先日少しお伝えした観月祭について数件お問い合わせがありましたので、勝手ながらこちらに詳しく載せさせていただきます。

大覚寺9月16日~18日
右京区嵯峨にある大覚寺境内の大沢池は日本三観月池の一つとして知られ、仲秋の時期に池に竜頭鷁首の舟を浮かべ名月を鑑賞する会が行われています。舟席は茶付き1200円。船上から眺める月はまた格別の趣があります。もちろん舟に乗らずに池の周りを歩きながら見るだけでも充分楽しめます。またこの期間大覚寺では本堂の夜間特別拝観も実施しています。昼間とは異なるお寺の雰囲気を味わうのもまた乙です。その他境内では詩歌管弦の演奏会も行われ優雅な祭を一層盛り上げてくれます。
明日は僕も日没後から大覚寺辺りをぶらぶらする予定なので、もしご入り用なら時間さえあえばガイドする事もできます。興味のある方は一度ご連絡下さい

次に下鴨神社。こちらは18日だけですが、御手洗川の上に建てられた橋殿で行われる「名月管弦祭」を鑑賞する事が出来ます。雅楽舞楽を中心としたこの祭は平安時代より続いているそうで一般に公開されたのは昭和38年からだそうです。また神社の南、糺の森から見上げる月もまた格別かと。

その他では上賀茂神社、平野神社、松尾大社などでも同様の観月祭が行われています。それぞれに趣があり中には月見団子や月見酒などの接待を受けられるところもあります。

最後に変わり種として府立植物園も紹介しておきます。ここも18日で日没後から園内の大芝生地で音楽会を聞きながら月を鑑賞する事ができます。夜の植物園を見れる機会もあまりないと思うので話のネタにでも是非どうぞ。静かな園内はデートにもいいですよ

観月祭はいつでもいけると思ってるそこのあなた!気をつけた方がいいですよ。仲秋のこの時期は意外と雨が多いので注意が必要です。幸い明日は大丈夫なようなので興味のある方はこれを機会に是非どうぞ。特に学生のみなさんは京都にいる幸福を実感できるいい機会だと思います。きっと忘れられない思い出の一つとなる事でしょう。
長々と失礼しました