共同研究・『紫苑』・夏休みの勉強会etc

No.3976

 共同研究について、さっそく長村君から提案がありました。
  ① 小部の軍記・歴史物語の注釈
  ② 著名でありながら専論のない人物、たとえば源義仲や源範頼・源行家を取り上げて「・・・像の形
   成」というもの
  ③「中世前期の宇治」
 ①については、単年度で成果公表の義務をともなうので、難しいと思います。②は、源行家について、記録と軍記からせまるというのは面白いかも知れません。③はすこしテーマを絞り込む必要があるでしょう。
 
 門屋君からも検討中という連絡をいただいていますが、ほかの方々からも、いろいろ御意見をいただきたいと思います。よろしく。
 
 長村君で思い出しましたが、彼の執筆した「書評」が近く『古代文化』に掲載されることになりました。快挙といえましょう。ご期待下さい。

 『紫苑』第4号には、山内さんを筆頭に学部生の立花さん・尻池さんが執筆の名乗りをあげておられます。これも期待するところ大。執筆希望者は編集担当の山岡さんまで。山岡さん、よろしくお願いいたします。
 ちなみに、尻池さんは奨学生に選ばれたとのこと。おめでとうございました。流石です。

 尻池さんから、↓(>>No.3956)に紹介した「中世都市研究会京都大会」に参加してもよいのかという問い合わせがありましたが、もちろんです。卒論で中世都市をテーマにしようとする尻池さんのような学部生には是非参加してほしいと思います。とくに現地見学会はよいチャンスだと思います。
 
 ただし、私の研究発表は、所詮じつに短い期間の東国武士団について僅かばかりの研究しかない者が、「中世京都都市論」などという難解なテーマに、相当無理をして挑戦するものですから、くれぐれも御期待無きように、お願いいたします。
 
★ なお、この研究会の資料レジュメ原稿の締切は今月末必着です。報告担当の先生方、くれぐれもよろしくお願い申しあげます。
 
 夏休み中の勉強会については、岩田君が調整してくれています。修論執筆中の院生の諸姉兄も、たまには外気を吸ってリフレッシュした方がよいと思いますから、ぜひ御協力をお願いいたします。

Re: 夏休みの勉強会

No.3978

 上に野口先生からもご案内いただきましたが、夏休み中の勉強会で報告を担当して下さる方を募集中です。
 報告内容は応相談ではありますが、できれば史料の解釈(保元新制、文覚起請文)を担当して下さる方を優先的に募集したいと思います。どうぞお気軽にお申し出ください。

 なお、日程は現在調整中ですが、基本的に報告担当者の都合に合わせた日程を組む予定です。