ひさしぶりの吾妻鏡です

No.3968

 ずいぶん前にご連絡したのですが、明日(7/25)は久しぶりに吾妻鏡の講読です。みなさん奮ってご参加下さい。時間は14:00~、場所は共同研究室を使わせて頂けるそうです。
 範囲は、
 建暦二年十一月八日条、十一月十一日条、十一月十四日条、十一月二十一日条
 建暦三年(建保元年)二月十五日条、二月十六日条、二月十八日条、二月二十日条
     二月二十五日条、二月二十六日条、二月二十七日条、三月二日条
 の以上です。ちょっと多いですが、積極的に読みましょう。

すみませんでした

No.3970

 昨日は久しぶりの吾妻鏡を宣伝しておきながら、自ら遅刻(ほぼ欠席)してしまいすみませんでした。

 ところで、建保元年二月二十六日条の渋河刑部六郎兼守が実朝に許されたというお話で、「兼守虚名を愁い、篇什を奉り、すでに天神の利生に預かる。また将軍の恩化を蒙る。凡そ鬼神を感ぜしむこと、ただ和歌に在るものか。」という部分は、『古今和歌集』の序を踏まえているのではないかということだったので、いちおう『古今和歌集』真名序のそれらしい部分を挙げておきます。
  動天地、感鬼神、化人倫、和夫婦、莫宜於和歌。
  (天地を動かし、鬼神を感ぜしめ、人倫を化し、夫婦を和ぐること、和歌より宜しきはなし。)

http://neige7.hp.infoseek.co.jp/kokin.htmlから