行程再掲と事前学習会日程

No.3946

 もたもたしてしまいましたが、ゼミ旅行の事前学習会を8月5日(金)14時から共同研究室で行いたいと思います。日程調整の段階で参加・不参加把握しておりますので改めてのご連絡は不要です。発表者は参加者ほぼ全員になると思いますのでよろしくお願いします。テーマ設定・担当者についてはこちらに一任していただきたく思います。詳細は明日にでも掲示板&MLで発表させていただきます。
 で、その際に必要になると思いますので行程を再掲しておきます。

         ’05野口ゼミ ゼミ旅行しろくまツアー
行き先:鹿児島 日程:8月18日~20日
行程:
0日目:大阪南港(フェリー)19:30発→宮崎港 翌8:20着
1日目:宮崎神宮→宮崎空港12:30(全体集合)→霧島神宮→鹿児島神宮・隼人塚→鹿児島市内泊
2日目:金峰町(歴史資料館・持躰松遺跡など)→川辺町(清水磨崖仏など)→知覧町(ミュージアム知覧・特攻記念館・武家屋敷群)見学→指宿市内泊 
3日目:鹿児島市内見学( ふるさと考古歴史館・黎明館・尚古集成館)→鹿児島空港18:45発(ANA552)→伊丹17:50着 解散
天候等で 変更の可能性があります。

 事前学習会については明日また書かせていただきます。

事前学習会の内容

No.3949

 ↑にも書きましたように、事前学習会を8月5日(金)14時から共同研究室で行います。報告を以下のように割り振りますので準備をよろしくお願いします。

0.行程・交通に関する説明(八井くん) 1.島津庄について(岩田くん) 2.霧島神宮と神話に関するもの(門屋)3.鹿児島神宮・隼人塚 (山岡さん) 4.けしきの森・俊寛・為朝 (田中さん) 5.金峰町(持躰松遺跡)・川辺(清水磨崖仏)・知覧 (尻池さん) 6.鹿児島市内 (大内さん)

 一人20分程度でお願いします。一応テーマを設けてありますが、その周辺で別に興味がある場合は手を広げてもらっても構いません。その辺りは個人の判断にお任せします。持ち歩きしやすいようにサイズはB4に統一してくださるようお願いいたします。疑問点などあれば門屋に聞いてください。 
 また、事前に読んでおいてもらいたい参考文献などがあれば掲示よろしくお願いします。

決定が遅くなってしまい申し訳ありません。

事前学習会の参考文献(その1)

No.3952

 参考文献を思いつくままに、
 鹿児島の歴史について手っ取り早く理解できるのは→原口泉ほか『鹿児島県の歴史』(山川出版社)
 島津庄については多くの研究がありますが、まず読むべきは→工藤敬一『九州庄園の研究』(塙書房)
 鹿児島神宮こと大隅国一宮正八幡宮については、鹿児島大学の日隈正守先生に多くの御研究があります。
 持躰松遺跡については→『古代文化』2003年2・3月号特輯「11~15世紀における南九州の歴史的展開」
 源為朝・俊寛などについての文学からのアプローチについては、田中さんにお任せ。
 最後に、私の書いたもの。
 鹿児島・南九州地域の歴史全般について→「薩摩・琉球地域」(岡田清一ほか編『中世日本の地域的諸相』南窓社)
 薩摩社会の東国武士社会との関係→『武家の棟梁の条件』(中公新書) 
 
 ☆ 東京大学大学院人文社会系研究科研究員の秋山哲雄先生から、御高論「都市鎌倉の東国御家人」(『ヒストリア』195)と「鎌倉期の長門国守護と「長門国守護次第」」(『東京大学史料編纂所研究紀要』15)の抜刷の御恵送をいただきました。とくに前者は私の研究テーマと密接な関係を有する内容で、東国武士の在地支配と京都・鎌倉や西国所領のなどのネットワークの問題が論じられています。これまた、武士論をテーマとするメンバーは必読。
 後者は周防守護の問題もからんでいて、地元の山内さんには興味深い内容ではないかと思います。
 秋山先生、ありがとうございました。