夏の学習会のことなど

No.3905

 下の>>No.3898で野口先生からご案内いただきましたように、夏に向け
 ・ゼミ旅行の事前勉強会(ゼミ旅行は鹿児島です)
 ・夏休み中の学習会(去年は大庭御厨の史料講読でした)
 ・後期のゼミ、吾妻鏡講読会の日程
 ・その他
などについての計画を立てていきたいと思います。

 次回、7/6(水)のゼミ例会では、上記のことなどについてメンバーのみなさんの意見を出し合う相談に宛てたいと思います。
 ゼミ旅行に参加される方は事前勉強会の希望日程と事前勉強会で取り上げるべき題材の候補を、夏休み中の学習会に興味をお持ちの方はそこで取り組みたいと思うテーマや希望の日程をリストアップしておいてください。

 以上の件について、ご相談・ご質問のある方、或いは7/6(水)の例会には参加できそうにないという方は、事前に岩田宛にご連絡ください。よろしくお願いします。

 次回、宗教・文化研究所ゼミナール例会(夏の相談会)
 7/6(水)18:00~(予定)
 於、L校舎3階 共同研究室

次回、吾妻鑑

岩田慎平
No.3906

◆次回、7/4(月)の吾妻鑑の講読の範囲をお知らせします。
 建暦二年八月十八日条、九月二日条、九月十五日条、九月十七日条
     九月二十一日条、十月十一日条、十月二十二日条
 以上です。
 今後の吾妻鑑講読の予定なども、このときに相談しましょう。

◆上にも書きましたが、次回のゼミの例会は7/6(水)です。
 ・ゼミ旅行の事前勉強会
 ・夏休み中の学習会
 ・後期のゼミ、吾妻鏡講読会の日程
 ・その他
 などのついて話し合う場にしたいと思いますので、みなさんアイデアをお持ち寄りください。

蒸暑、お見舞い申し上げます。

No.3907

>岩田君  師範代のお勤め、お疲れ様です。ゼミメンバーの皆さんは、しっかり御協力下さい。
 
 春休みの論文講読会は、良い勉強になりましたね。
 私が主催できる史料講読会としては中山法華経寺所蔵「日蓮遺文紙背文書」の一部とか、土田直鎮先生の講義ノートに基づく『小右記』講読くらいでしょうか。
 ゼミ旅行の事前勉強ですが、国文の人は俊寛の流刑に関するあたりを長門本『平家物語』でよく読んでおいて下さい。面白いと思います。
 それから、佐伯先生にお教えいただいた平田俊春『平家物語の批判的研究』を図書館から借りだしてきました。研究史の整理からして、さすがに歴史学者によるものだけに、取っつきやすく、納得のいく内容です。今後おおいに活用したいと思います。長村君は、もう読みましたか?
 
 本日は、大阪の渡辺橋のたもとで「保元・平治の乱」をテーマにお話しをさせていただいて参りました。テキストには元木先生の『保元・平治の乱を読みなおす』をベースにして作成した資料を使わせていただきました。
 この元木先生の御著書が両乱に関する研究の最新最高の水準を示すものである一方、研究史的に戦後歴史学の成果を振り返ってみると、飯田悠紀子『保元・平治の乱』(教育者歴史新書、1979年)を高く評価せざるを得ません。飯田さんは安田元久先生のまさに直弟子。日本中世史の世界から離れてしまわれたのが、今さら何とも残念に思えます。

 ☆ 新刊の『歴史地理教育』686に掲載されている髙橋昌明「武士をどう教えてはいけないか」は学校で日本史を教えている先生方に向けて書かれたものですが、武士論専攻の方、国文の軍記物語専攻の方もお読みになるとよいと思います。

 ☆ 本日、秋田大学の志立正知先生より御高論「羽後佐竹領における八幡太郎義家伝承の形成」(『軍記と語り物』41)を御恵送いただきました。近世になって出羽に転封されてきた佐竹氏領における義家伝承展開の背景が解明されています。
 志立先生にあつく御礼を申し上げます。

>長村君  ↓ここに貴兄の論文評を見つけました。
      http://d.hatena.ne.jp/yotomusi/20050619/p4

Re: 夏の学習会のことなど

末松憲子
No.3908

野口先生

先日はお疲れ様でした。
事前学習会も含め、久しぶりに皆様にお会いできて、とても楽しかったです。

夏休みの学習会、今年も開催されるんですね。
日蓮宗の紙背文書、しかも中山法華寺、大変興味がひかれます!!
6日は6時間目が授業にあたっていて、顔を出せませんので、ここに一票を投じさせていただきます。
(とはいえ、修論を控えた2回生組の一人なので、一票の半分くらいにお考え下さいませ…)

平田俊春『平家物語の批判的研究』

長村祥知
No.3909

野口先生
平田著書には『六代勝事記』の論文も収録されており、その内容は、吾妻鏡をもとに『六代勝事記』が作成されたとする益田宗氏の説を批判し、『六代勝事記』をもとに『吾妻鏡』の関係記事が編纂されたことを文献学的手法から論じたもので、説得力があります。
 その論文は卒業論文執筆時に精読したのですが、本論にあたる『平家物語』の論考は飛ばし読みしかできておりません。原文引用の研究史整理や本文の対照など、便利な本ではありますが、あれだけ大部な書物ですので・・・

岩田さん
夏の学習会の準備、おつかれさまです。次の月曜日にお会いできたらその時に。

紫苑第2号のPDF

No.3910

>野口先生
ブログにコメントのあった、紫苑第2号の落丁と矢印の件について修正をいたしました。
第3号の方は、夏休みあたりにぼちぼち電子化していこうと考えています。

日東印刷の越野さんに感謝。

No.3911

 >鈴木君  校務でお忙しい中、さっそくの対応、ありがとうございました。
 『紫苑』第3号の電子化については、山岡編集長のもとに修正済みのフロッピーを集約して、仕事をすすめて下さい。
 >山岡さん  前にも書きましたが、4号も、そろそろ始めないと。

 『紫苑』といえば、創刊号以来、印刷・製本でお世話になった日東印刷の越野さんが担当地域が代わることになり、京都女子大には今日が最後とのことで、研究室に挨拶に来てくださいました。いろいろ無理なお願いをきいてくれたり、校正に何度も足を運んでくれたり、本当にお世話になりました。編集長の山岡さんとは、もう戦友の如きお友達ですね。これからの御活躍を祈念いたしております。

 >末松さん  私のいう中山法華経寺の紙背文書は、鎌倉時代の下総・伊賀守護千葉氏の守護所における裁判や所領支配に関するものです。じつに生々しい内容で、中世前期に生きた人々にシンパシーを感じることの出来る史料だと思います。

 >岩田君  「夏の相談会」って、「どこかで聞いたことあるなぁ?」と思っていたら
自動車屋さんの「夏の商談会」でした。

そろそろ…。

山岡瞳
No.3913

>野口先生
紫苑、ぎりぎりになってバタバタしないためにもそろそろ動き出したいと思います。今号は、背表紙にいままでなかった文字をいれたいですね☆

担当が変わってしまうのは本当に残念です。越野さんには大変お世話になっていましたので。野口先生のおっしゃるとおり、構成の度にわざわざ来ていただいて、割の合わない仕事だったのではないかと思います。今までありがとうございました。