朝日新聞の文化欄にあきれる

美川圭
No.3894

 大河ドラマの「義経」を見られなくなり、何週間かたつ美川です。

今日の朝日朝刊(6月23日)見て、目が点になりました。
久々「大河らしい大河」の声 好調「義経」3者3論のタイトル。

そしてTVプロデユーサーの大山勝美氏、放送作家の山田美保子氏、そして服藤早苗氏、
の談話が載っている。さすがに服藤氏は歴史家なので、批判的だが(ただあまりに女性の視角すぎると思うが)、あとの二人はまるで太鼓持ちのようである。私は山田さんという人を知らないのだが、大山勝美氏は有名な人ではある。でもあまりの違和感にびっくりである。大学の同じ学部の同級生が、いま朝日の文化部長をやっているので、これから某所で攻撃モードに移る予定です。許せんからな。

「男院」の先例としての「女院」

No.3896

 美川先生、当BBSではお久しぶりです。
 私も今朝、新聞を広げて驚きいりました。いくら視聴率が高くても、また史実との乖離や最近の研究成果の反映云々は抜きにしても、今回の『義経』、とても久々の「大河らしい」とは思えないからです。大方の見方も同様だと思っていたのですが。

 さて、いよいよ公開講座が明後日に迫りました。山内さん、懇親会の手配、ありがとうございました。なお、幹事さんの迷惑になりますので、参加される方は必ず事前にお申し込み下さい。
 下にも書きましたが、当日の運営のお手伝い、電気機器担当の鈴木君(教諭)をはじめとするゼミメンバーの皆さん、よろしくお願いいたします。明後日も暑そうです。

 ☆ 本日、東京都立大学大学院の高松百香さんから御高論「院政期摂関家と上東門院故実」(『日本史研究』513)を御恵送いただきました。当ゼミメンバーの平田さんや山岡さんは既に精読されていることと思います。如何でした?
 「男院」という歴史名辞を提示されているのが印象的で、とても刺激的なこの御高論にたいしては、私などより、元木先生や美川先生にコメントをお願いしたいところです。
 高松さん、『平家物語』研究会で御構想をうかがってから、論文としての発表を楽しみに致しておりました。あつく御礼申しあげます。