一人前の研究者としての評価

No.3829

 昨日届いた『軍記と語り物』41の「軍記・語り物研究会例会・大会発表要旨」に、田中裕紀さんの「『平家物語』の建礼門院」が掲載されています。
 また、同誌掲載の「軍記物語研究文献総目録」41の「四 平家物語」の論文の欄には、長村祥知君の「法住寺合戦について-『平家物語』と同時代史料の間-」(紫苑 京都女子大学宗教・文化研究所ゼミナール)があげられておりました。

◇23:23の追加◇
 本日の史料講読会、久しぶりに山本君の御登場を得て充実したものでした。立花さんも頑張っています。山岡さんはすっかり酒呑童子の会の幹事さんでした。来週の範囲は内裏や滝口の話題がメインになりそうなので私は楽しみです。

 ☆ 本日、日下力・鈴木彰・出口久徳著『平家物語を知る事典』(東京堂出版)を、三名の著者の先生方の連名で御恵送いただきました。これは国文学のジャンルにおける『平家物語』研究の最新の研究を知る上でとても便利な本だと思います。おまけに平家琵琶「横笛」のCD付き、楽しめます。三先生にあつく御礼申しあげる次第です。
 ちなみに、上に紹介した『軍記と語り物』41に掲載された源健一郎先生の「源平闘諍録研究の現況」の御見解・御指摘には諸手を挙げて賛成。拙論の意図や趣旨もよくご理解いただいていてありがたく、本当にうれしく思いました。

Re: 一人前の研究者としての評価

No.3831

野口先生、お知らせありがとうございます。
『軍記と語り物』に拙論が挙げられているとは、いやはや驚きであります。
当該誌を未見ですので、どなたが文献目録を作成されたかは存じませんが、お礼申し上げます。