『古代の日本史6 王朝の変容と武者』

No.3788

 鈴木君(もう鈴木先生と呼ぶべきでしょうね)から、迷惑メールの原因にならないというお知らせを頂いたので、再び名前の表記を赤い字にいたしました。

 清文堂『古代の人物』全六巻のトップバッターとして、あと二週間ほどで第6巻の元木泰雄編『王朝の変容と武者』が刊行されるとのことです。だいぶ待たされましたが、出版社からパンフレットが送られてきましたから、まず間違いないことでしょう。ひとえに、この巻の編者である元木先生の御尽力の賜物と存じます。
 この本の構成は以下のとおりです。
   Ⅰ 道長と王朝の栄華
    藤原道長・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・加藤友康
    東三条院藤原詮子・・・・・・・・・・・・・伴瀬明美
    藤原実資・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・松薗 斉
    藤原行成・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・関口 力
    三条天皇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・中込律子
    清少納言と紫式部・・・・・・・・・・・・・古瀬奈津子
    【様々な源氏】・・・・・・・・・・・・・・・・・佐伯智広
   Ⅱ 摂関政治の衰退
    藤原頼通・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・元木泰雄
    後三条天皇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・美川 圭
    白河天皇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・上島 享
    藤原師実・師通・・・・・・・・・・・・・・・佐藤健治
    源 師房・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・岡野友彦
    源 俊明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・木村真美子
    成 尋・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・石井正敏
    【受領たち】・・・・・・・・・・・・・・・・・・元木泰雄
   Ⅲ 武士と地方の反乱
    袴垂と保昌・・・・・・・・・・・・・・・・・・・関 幸彦
    藤原隆家・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・野口 実
    源 頼光・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・近藤好和
    源 頼信・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・横澤大典
    安倍頼良・貞任・・・・・・・・・・・・・・・戸川 点
    源 頼義・義家・・・・・・・・・・・・・・・元木泰雄
    平 正盛・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・西村 隆
    【『今昔物語集』に見える猛者たち】・・元木泰雄 
               A5判上製本 カバー装 本体3800円 

待ってました!

佐伯智広
No.3789

今日歴研大会の書籍売り場でパンフレットを見つけて、
「これって出るんですか?」とのどまででかかった言葉を飲み込んでしまった佐伯です(笑)。
待ってた甲斐がありました。楽しみです♪

Re: 『古代の日本史6 王朝の変容と武者』

No.3793

 長らくお待たせいたしました。
 かなりじっくりお考えの方もおられ、なかなか原稿が揃わず、ハラハラさせられましたが、何とかなりました。
 早々にご提出いただいた方々には、編者としてお詫びの言葉もございません。とくに、これをご業績とされる若い方々には、深く陳謝いたします。
 近藤先生が大変御怒りとの噂を流したのが、好結果になったのかも知れません。本来、最初に刊行予定だった他の巻を追い抜いて、第一回配本の栄誉を獲得しました(競争ではないのですが。ほかの巻はどうなるのでしょうか・・・)。
 今のところ、15から20日ころ刊行の予定で、大阪歴史学会の大会には間に合うとのことです。
 ともかく、当方担当の二編を除いていずれも力作ぞろい、新しい人物像や、歴史像が提示されており、大きな話題になることは疑いないと思います。ご期待いただきたいと存じます。