内輪の話も含めて諸連絡。

No.3723

 数江教一『源義経』(アテネ新書)、流石にすぐ売れてしまいましたね。

 >岩田君・山本君  月曜の『吾妻鏡』、よろしくお願いいたします。水曜の例会の司会は長村君にお引き受けいただきました。

 >京都女子大学の学生のみなさん  月曜の『吾妻鏡』(毎週)と水曜の『百錬抄』(隔週)の講読会には、とくに京都女子大学のみなさんの参加をお待ちしています。卒論で苦労している(しそうな)方も、ぜひどうぞ。毎回参加できなくても構いません。

 >田中さん  本日、お馴染みの「わびすけ」にて、久方ぶりに「これもり」にチャレンジし、見事成功をおさめました。山岡さんが記録写真を撮影して下さっております。

 >山田ちさ子さん  まだ、「小山さん」だった頃、小山さんだったか大森さんだったか、壬生狂言に行って手に入れられた蜘蛛の糸の固まりを、あの二条城の北にあった「平安時代史事典編集室」にお持ちになられたことを覚えております。千本ゑんま堂でも、GETされたとのことで、おめでとうございます。

 >明日、時間のある人へ  野口君お誘いの愛知県立美術館のほかに、亀岡で元木先生の御講演があることもお忘れなく。小生はGWのおかげでかえって仕事がたまってしまい、残念ながら行けそうにありません。

Re: 内輪の話も含めて諸連絡。

No.3724

 書店から確認のメールが送られてくるまで書き込むのを控えておりましたが、数江教一『源義経』(アテネ新書)入手に成功いたしました。その古書店のメルマガも読んでいるのですが、気付かず掲示板での情報なくして入手は不可能でした。野口先生ありがとうございました。
 先日のみやこメッセが空振り気味だったのですが、これで取り返しました。先日教えていただいた義仲関連の本も無事ネットで発見し入手できました。
 
 今月4週目の例会ですが、通常通り水曜日(25日)でお願いしようと思いますのでよろしくお願いします。参考文献等はまた書き込むように致します。

木曾義仲は、研究の余地、大いにあり。

No.3725

 おっ!門屋君が「犯人?」でしたか。見事です。あの本屋さんには、時にとんでもない掘り出し物があります。

 ところで、木曾義仲ですが、先日お教えした二著のほかに、歴史学の最新の論文として、菱沼一憲「木曾義仲の挙兵と市原・横田河原の合戦」(『群馬歴史民俗』25)があります(ここで恐縮ですが、菱沼先生に抜刷御恵送の御礼を申し上げます)。
 さすがに、研究熱心な山岡さんは、木曾義仲研究が手薄なことに目をつけられ、既にこの論文のコピー入手について御下命をいただいておりますので、門屋君の分も御用意させていただきたいと思います。
 なお、25日の門屋君の例会発表の司会は、いうまでもないことですが、田中さんにお願いいたしますので、宜しくご承知おき下さい。

近況色々

田中裕紀
No.3726

>野口先生
 わびすけの写メール、しかと受け取りました。
体調不良(名誉の為に言っておきますが、遊びすぎではありません)で仕事をした帰りのバスの中でメールを受け取りました(山道なので、体調不良の折にはかなりこたえます)。
満足げな野口先生のお顔に癒されました☆

>門屋くん
 さすがに抜かりない事で。野口先生から司会を仰せつかりましたので、当日はどうぞよろしく。
発表を聞かせてもらうのは久々ですから、楽しみにしておりますよー

維盛入水

山岡 瞳
No.3727

今日初めて噂に聞く維盛をみることができました!!絶妙なバランスで、しっかりと写メールに納めさせていただきました。

百錬抄ですが、範囲は養和元年二月~九月です。担当は山岡です。よろしくお願いします。

>野口先生
お手数をおかけし、すみません。先生がお持ちでなければ複写依頼をしなければならないところでした。

今回はぬかりなく

No.3729

>月曜の『吾妻鏡』 野口先生のご案内のとおり、どうぞいろんな方のご参加をお待ちしております。山本さん、もう元気ですか。

>野口くん 先月は京都にお忍びでおいでとのこと。水くさいなぁ。僕の居る・居ないにかかわらず、どうぞバイト先にも遊びに来てください。
 よその宣伝ですが、南座の隣の〈鼓月〉の喫茶室〈華心〉はいいお店ですよ。季節の和菓子や、とても上品なお善哉などがいただけます。
  http://www.kogetsu.com/sabou/#01
 愛知県立美術館の宣伝もありがとう。うちの母も言ってましたが、京都では中京(ちゅうきょう)地域の情報が意外なほど入ってこないのでありがたいです。愛知万博よりよっぽど興味をひかれますね。

>門屋くん 例会の場でお話しを伺ったのは、確か昨年の公開講座の事前学習会だったと思います。次回はどんなお話しが聞けるのか楽しみにしてます。
 

源義経の合戦と戦略

No.3732

野口先生 覚えていますとも♪
そのときの話を、えんま堂でも田中さんにしていました。

今日は、亀岡の元木先生のご講演、聴講してまいりました。
たいへん勉強になりました。ありがとうございました。

その帰り、本屋さんで菱沼一憲先生の角川選書から出たばかりの『源義経の合戦と戦略 その伝説と実像』を入手しました。
野口先生に教えていただいた、「源義経の政治的再評価」「源義経の挙兵と土佐坊襲撃事件」を読んでいたので、中身を見ずに速攻でレジに走りました。
ダンナさんと取合いっこして読みはじめています。

新年度が始まり、吾妻鏡、百錬抄の講読、楽しみにしています。
門屋さんの発表も楽しみです。
岩田さん、先日は欠席してしまい、すみません。

Re: 内輪の話も含めて諸連絡。

No.3735

  山田さん、ご来聴頂き、誠にお恥ずかしい限りです。本日は年配の方が多かったようなので、「速射砲」にならないように気をつけたつもりですがい如何でしたでしょうか。
 多少(かなり)余談が多くなりましたが、時間は1時間ぴったり。よかったのはそこだけかもしれませんが・・・。
 菱沼氏が本を出版するなら、義経論を大きく展開させた宮田敬三氏にこそ、出版をしてほしかったと思います。「ほしかった」と「過去形」で書きましたが、もちろん、これからお書きいただければ、大いに結構だと思います。もちろん、多少売れ行きは落ちそうですが・・・。
 氏の見解は、『吾妻鏡』に依拠した通説を根本的に再検討し、厳しい史料批判を通して、義経の行動を全面的見直した内容だけに、インパクトは極めて大きなものがあると思います。
 石浜さん、如何でしょうか。彼の書いたものは間違えなく面白いと思います(ご本人は訥弁で、直接お話しすると頼りなさそうですが・・・)。

 本日司会をされた上田正昭先生とは、『亀岡市史』の会議以来、一年ぶりにお会いしました。かつては万年青年を謳歌された上田先生も、さすがに老けられた、という印象をぬぐえませんでした。ご体調も思わしくないとのこと、十分休養されて、一刻も早く回復されますようにお祈りいたします。
 余談ですが、当方が大学一年の時の一般教養の国史学の講義でのこと、先生いわく「教科書に指定した私の本(小学館日本の歴史2『大王の世紀』)をまだ買っていないものがいるようだな。もう、買わなくてよい。売れすぎて税金が高くなって困るから」。
 物書きたるもの、死ぬまで以一度そんなことを言ってみたい・・・。

 本日、宮津の資料館より図録を頂きました。
 これを拝見しますと、展覧会は誠に素晴らしい内容で、まさに丹後の中世史料が一同に解する観があります。
 また、中世に限らず、古代史料も海部氏系図、丹後の古墳出土の青銅鏡、木簡など充実した内容で、古代に関心のある方にも、ぜひ参加していただきたいと思います。