今後の例会のことなど。
No.3698
長村君、ありがとうございました。
辻君、お引き受け下さいましてありがとうございます。辻君は京都大学大学院人間・環境学研究科MC在籍で、長村君の学友です。
「都市王権」というキー概念は、保立道久先生のよく用いられるところです。辻君は芸能論のような側面が御専門のようですが(したがって、国文専攻の方の積極的な参加を期待します)、出席者は保立先生の「都市王権と貴族範疇-平安時代の国家と領主諸権力-」(『日本史の方法』創刊号、2005年)なども読んでおくとよいと思います。
辻君からのコメントもあれば、よろしくお願いいたします。
なお、今後の例会予定については山内さんから告知があると思いますが、5月第4週(普段は水曜ですが、曜日は未定とのことです)は門屋君(大阪大学大学院DC)、6月は第2週の分が、4日(土、13時より)の『古代文化』福原特輯号の書評会に振り替え、第4週(22日)は公開講座(25日)の事前学習会とする予定です。
事前学習会の報告者については、堤邦彦先生の御講演に関連するテーマで末松さん、高橋慎一朗先生の御講演テーマに関しては山内さんにお願いしたいと思うのですが如何でしょうか?あるいは、自分が報告したいという方がいらっしゃったらお申し出下さい。
なお、今後の例会については、神戸大学大学院 DCの樋口健太郎君にお願いし、御了承をいただいております。
☆ なお、日本学術振興会特別研究員の栗山圭子さんから御高論「中世王家の存在形態と院政」(『ヒストリア』193抜刷)、東北福祉大学の岡田清一先生から『我孫子市史 通史編(中世)』の抜刷を御恵送いただきました。あつく御礼申しあげます。
☆ また、神戸大学の髙橋昌明先生から、先生が監修・執筆された神戸市文書館発行のパンフレット『福原遷都-清盛の海の都-』や兵庫県立考古博物館先行展「春の夜の夢のごとし 平清盛と福原京の考古学」図録、すでに、このbbsでも紹介されたシンポジウム「福原(和田)京」の謎を解く」資料をそれぞれ複数部いただきました。例会の際に配布して、すでに品切れのものもありますが、残部のあるものもありますので、必要な方は申し出てください。
高橋先生、お心遣いに感謝いたします。
>岩田君 先日古本市でお買い上げいただいた拙著の正誤表の用意が出来ておりますので、忘れずに請求してください。
受贈お礼。
No.3700
東北福祉大学41番研究室 岡田ゼミナールから『平成16年度 岡田ゼミナール研究年報第27輯 福島県浪江町調査報告書-地域研究の方法と課題- 』、神戸大学文学部地域連携センターより『平成16年度事業報告 歴史文化に基礎をおいた地域社会形成のための自治体等との連携事業(3)』、また、鹿児島県歴史資料センター黎明館の林匡先生から御高論「薩摩藩記録所寸考(三)」(『黎明館調査研究報告』16)・「同(四)」(同17)・「戦国期の大隅国守護代本田氏と近衛家」(同17)・「薩摩藩記録奉行得能氏について」(『鹿児島史学』50)の抜刷を御恵送いただきました。あつくお礼申し上げます。
本日の古本
No.3708
>野口先生 正誤表、恐れ入ります。また後日、伺いに上がりたいと思います。
ところで今日は、京都市勧業会館(みやこめっせ)で5/5まで開催中の古本市に行ってきました。
目に付いたところでは、『京都市の地名』『京都府の地名』(平凡社歴史地名大系、各8000円程度)、『京都府』(角川地名辞典)、『平安時代史事典』(三冊揃10万円)、『中右記』(史料大成、揃2万円程度)、『吉記』『山槐記』『左経記』『長秋記』『台記』『兵範記』『勘仲記』(いずれも史料大成、揃値段忘れた)といったところでしょうか。広かったのであまり丹念には見られませんでしたが。
本の購入について。
No.3711
岩田君、情報をありがとうございます。
昨年は山岡さんの御尽力により、百万遍の古本市で『平安時代史事典』を購入いたしましたが、もしゼミの史料講読会などで活用できるような本がありましたら、研究室で購入するように努力いたしますので、遠慮なく御連絡下さい。
古本市、山田先生御夫妻もお出かけになられたようです。小生は、研究室の段ボール箱の中にある本の整理が先決です。
数江教一『源義経-義経伝と伝説-』
No.3716
タイトルの本(アテネ新書)は小生も推薦する名著ですが、絶版で、しかも、なかなか古書店にあらわれません。それが、北九州門司区のある古書店で、たった700円で売りに出されています。欲しい方は、このお店を探して注文されると良いでしょう。すぐ見つかるはずです。ちなみに、このお店には山田邦和先生もいらっしゃったことがあります。