古文書学会春の見学会に行く人は?

No.3662

 先般、元木先生より下記のような御案内をいただきました。小生は車で出かけようかと考えております(朝出発して周辺の史跡なども見学)。もしセミメンバーで参加者がお出でになれば御連絡下さい。とりまとめて、元木先生に御連絡いたします。
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来る5月22日日曜日、13時より、宮津市の丹後歴史資料館にて、古文書学会の春の見学会を開催いたします。ふるってご参加ください。
 見学する展覧会は、『古代中世の宮津』展です。
 主な展示品は以下の通りです。

 「青龍3年銘方格規矩四神鏡」(京丹後市)重文
 「海部勘注系図」(海部氏蔵)国宝(展示換えあり)
  六波羅探題などの制札(金剛心院)重文
  丹後国宣(籠神社)府指定文化財
  足利高氏証判の日置末清着到状(百舌講文書)など
 
 入場料、資料代が必要です。
 当日は13時に1階ロビーで集合。
 学芸員の辰巳氏に解説をお願いしております。

 参加希望の方は元木までメールで御連絡ください。
  
 宮津市歴史資料館の場所、連絡先は以下の通り。
〒626-0041
 宮津市鶴賀2164
 みやづ歴史の館内
 北近畿丹後鉄道宮津下車 徒歩10分
 電話0772-20-2164
以上です。
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☆ 新たに元木先生の御講演についてお知らせいたします。これも都合がつけば行きたいものです。
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 先人に学ぶガレリアフォーラム
 「頼政と義経」―源平争乱の光と影―

  亀岡市で生誕もしくはゆかりのある人物をテーマとした「先人に学ぶガレリアフォーラム」。今年度は、源平争乱の口火を切った頼政と、決着をつけた義経の二人を
取り上げ、その背景について検証します。

  日時  平成17年5月7日(土)13時30分~ 
  会場  ガレリアかめおか 2階 大広間

  内容  基調講演  元木 泰雄(京都大学大学院人間・環境学研究科教授)

  シンポジウム
   パネリスト      朧谷 寿(同志社女子大学教授)
                元木 泰雄(京都大学大学院人間・環境学研究科教授)
               黒川 孝宏(亀岡市文化資料館館長)
    コーディネーター 上田 正昭(京都大学名誉教授)

    入場無料
    *補聴器誘導磁気ループ・保育サービス(0歳児~就学前・要予約)を行います
    *要約筆記・手話通訳が必要な方は4月27日(水)までにお申し込みください

先生方からのメッセージと御恵送の御礼。

No.3663

 『紫苑』第3号にたいして、山下克明先生から「若い学生諸氏の論文・ゼミ活動記を拝読すると、失いかけている真摯な気持ちが甦る思いです」という御感想をいただきました。また、鈴木彰先生からも、ゼミメンバーに宛てて、『紫苑』をお読み下さった上でのメッセージのお葉書をいただきましたので、研究室前に掲示しておきました。御覧下さい。
 その鈴木先生から、御高論「『鍛冶名字考』所載の保元・平治の乱関連説について-中世刀剣伝書にみる『保元物語』『平治物語』の位相-」(『古典遺産』第54号、2004年)・「軍記物語にみる日本海」(『国文学 解釈と鑑賞』第69巻11号、2004年)・「近世・近代の後醍醐天皇」(佐藤和彦・樋口州男編『後醍醐天皇のすべて』新人物往来社、2004年)の抜刷を頂きました。
 また、宇都宮の松本一夫先生からは、御高論「「茂木文書」調査報告」(『栃木県立文書館研究紀要』第九号、2005年)、仙台の佐藤健治先生からは、御高論「中世初期の醍醐寺と年中行事書」(羽下巻徳彦編『中世の地域と宗教』吉川弘文館、2005年)の抜刷を頂戴いたしました。
 そして、時間が前後しますが、東大史料編纂所の尾上陽介先生から、五味文彦先生を研究代表者とする研究『『明月記』『吾妻鏡』の写本研究と古典学の方法』の報告書(2003年)をお送り頂きました。
 本年四月に同志社大学に着任された植木朝子先生から、御高論「今様-平安末期の新興歌謡」掲載の『国文学』第50巻第4号を頂きました。
 先生方にあつく御礼申しあげます。

Re: 古文書学会春の見学会に行く人は?

No.3674

  PCの不調やら何やらで書き込めず、失礼しました。
 野口先生、わざわざ古文書学会のご案内を頂き、またガレリア亀岡の宣伝まで書き込んでいただき、誠に恐縮です。
 当方は、人・環の研究室旅行の一環として、22日出発、その晩は城崎あたりで一泊する予定です。23日月曜は久美浜、出石、玄武洞などを見学の予定です。
 特別に合流を希望される方がおられましたら、幹事の佐伯君に御相談ください。
 なお、古文書学会の件ですが、宮津歴史資料館の入場料は、大人400円です。また、展示以外にも館蔵の文書なども若干拝見できます。

 最近の展覧会では、大阪城天守閣の『秀吉の貌』展が出色です。見慣れた肖像画にもいくつか系統があること、唐冠の肖像の厳つさは、見慣れた高台寺のそれと大きく違うこと、肖像画が封印された近世の絵本太閤記の秀吉像の奇抜さ、イメージの一人歩きなど、歴史イメージがどのように生まれ、展開するかを知る興味深い内容になっております。
 大阪歴史博物館では阪神タイガース展(こちらはどうでも良い)も開催中です。ともに8日まで。

 ついでに、以前ご紹介した姫路の兵庫県立歴史博物館の義経展、5月28日オープンです。29日、当方の講演もあります。なお、他の講演会など、関連行事の詳細については、「兵庫インターキャンパス」のHPをご覧下さい。

 今日の義経、いかがでしたか。当方、家族にTVを占拠され見ておりません。見ない方が良かった?