福原特輯号批評会提案

No.3567

>>野口 実>>No.3546 ?
>>例会については花園大学の山田先生から、
>>『古代文化』の福原特輯号が刊行後、
>>その掲載論文の批評会をやらないかという御提案を
>>頂いております。

提案者の山田です。
 福原特集号、せっかくの好企画ですから、打ち上げを兼ねた(ホントはそっちがメインだったりして・・・)批評会をやるのはどうかと思います。野口先生、元木先生、私がマナイタの上に載ると、さて包丁を振るうのはどなたになりますか? 美川先生かな?
 その際、附<つけたり>で結構ですので、私にも報告の時間をいただければと希望しています。特集号では福原の都市構造の復元を扱うにとどまりましたが、これを書いた副産物として、福原遷都の経緯について少しばかり従来の学説とは違った考え方に至りました。これも原稿にしたのですが、その公表前に皆さんに聞いていただきたいものです。特に、元木・美川両先生に厳しくご批判いただけるなら、大変ありがたいと思っております。


>野口先生
 >>No.3562で私のblog『平安京閑話』平成十七年四月四日条(キャハ! 貴族の日記の引用みたいだ!)を紹介いただき、ありがとうございます。博物館に対する暗雲がどんどんとたちこめています。とにかく、博物館の集客施設としての側面だけが強調され、調査研究・資料収集という側面が軽視されるという流れができてしまっています。もちろん、観客がひとりもいない博物館などというものは意味がないのですが、調査研究・資料収集をおろそかにする博物館はもはや博物館ではなく、単なる催し物会場にすぎません。
 しかし、この流れをいかにしたら食いとめることができるのか・・・ 昨今の状況を見るにつけ、暗澹たる思いがします。
 これからを担う若い人たちのご意見をいただければ幸いです。

博物館だけではないかも

No.3568

山田先生、大変なのは、博物館だけでなく、美術館もだそうです。美術館も単なる貸し会場と化しつつあるようで、作品収集や企画などにはあまりお金を割けなくなっているとか。特に、都関係がひどいようです、あの知事のせいで。

福原掲載号の批評会、なんとか参加したいものです。まあ、6月には京女の講演会もありますので、そんなに何度も遊びに……勉強しに……取材しに行けるのか、心許ないところなのですが。

『古代文化』 福原特輯号批評会について

No.3569

 元木先生・山田先生に御執筆いただいた『古代文化』第57巻第4号(特輯『平家と福原』)の内容は以下のとおりです(月内近刊)。

   特輯『平家と福原』によせて・・・・・・・・・・・・・・・野口 実(京都女子大学)
   福原遷都と平氏政権・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・元木泰雄(京都大学)
   『福原京』の都市構造・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・山田邦和(花園大学)
   伊勢平氏と屋敷・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・伊藤裕偉(斎宮歴史博物館)
   平家の本拠をめぐって-立地空間の軍事的評価-・・・・・野口 実   
   『平家物語』における遷都
    -『延慶本平家物語』『山門奏状』の本文について-・・・近藤安紀(青山学院大学大学院DC)
   <図版解説>兵庫県神戸市 楠・荒田町遺跡・・・・・・・・・岡田章一(兵庫県教育委員会)
  
 山田先生の御提案に対して、元木先生・美川先生、御意向はいかがでしょうか。
 時間の設定については、『台記』研究会と当ゼミ例会の合同ということになると水曜の夕刻からということになりますが、場合によっては土曜の午後などに設定するのもよいかと思います(小生、5月は7日くらいしか空いていませんが)。場所は当方の共同研究室を用意いたします。
 批評の他に山田説の検討が大きなテーマになるものと思いますが、石浜さんも御出席いただければ幸いですし、ほかの執筆者の方で御参加下さる方がいらっしゃれば大いに議論は盛りあがることと思います。

Re: 福原特輯号批評会提案

美川圭
No.3575

喜んで参加させていただきます。
5月7日(土)でもけっこうですし、
5月は今のところ水曜日の午後は予定が入っていません。、

Re: 福原特輯号批評会提案

No.3578

>みなさま
すみません、5月7日はキャンパスプラザでの講義がはいってしまっています。五月の土曜日が結構つまっていて、14日も21日も先約です。言い出しっぺが申し訳ありません。4月30日でしたら空いているのですが、連休中ですね・・・・

Re: 福原特輯号批評会提案

No.3582

 お返事遅れて申し訳ありません。
 5月7日は先約がございます。
 水曜は、いまのところ11日か25日なら一応空いております。
 しかし、日程未定の委員会があり、場合によっては潰れるかもしれません。
 全学委員三つ、学内委員二つ(一つは委員長)という殺人的役職状況です。大して実務能力もないのにどうしてこんなことになるのでしょうか?
 結構ミスはするし、時間は遅れるし、挙句は会議を忘れたりしているのですが、その甲斐もなくこのざまです・・・。
 というわけで、当方の予定に構わず、お決め願えればと思います。
 
 久しぶりに関学に行き、仁川から歩いて、情けないことに息が切れました。
 95、6年度に伺った時には全く苦にならなかったのに・・・。加齢と衰えを痛感しました(二日酔いもあるが)。
 戸田君、岩田君はじめ、皆さんにご挨拶頂き恐縮です。
 次はポプラに行きましょう。その次はリュータンに行きましょう。

福原特輯号批評会日程、仕切り直し。

No.3583

 山田先生は水曜は御無理なのでしょうか。だとすれば、実現は6月以降にずれ込みそうですね。なお、6月25日(土)は宗教・文化研究所の公開講座です。
 
 >元木先生  大学のお仕事、「名門の出でありながら実務にも通じ・・・、やがては・・・」みたいなことになりそうですね。
 批評会については、山田先生の新稿「福原遷都の混迷と挫折」の事前報告にたいする元木先生からの御意見を小生も是非うかがいたいので、元木先生抜きでの日程設定は無意味と考えています。  
 

6月の土曜日

No.3584

 そこまで言っていただけるなら光栄です。
 水曜が可能なら、会議日程がはっきりしたところで連絡します。
 6月の土曜は、11,18以外は空いております。
 校務は入りませんので、先に抑えれば問題ありません。
 大分先になってしまいますが・・・。
 連休中ですが、山田先生も触れられた4月30日は如何でしょうか。もっとも原稿に追われてかなり厳しいのですが・・・。
 
 昨日はハードな会議で、本当にへとへとになりました。
 このほかゲバ学生の相手や、奨学金の返還免除者の選定(本来は文科省の所掌を大学が押し付けられた。下手をするとうらまれる・・・)、所属部局の同窓会の立ち上げ委員会の委員長(事務方が雑務に追いまくられ、こっちに仕事が押しつけられる)などなど、ややこしい業務が山盛りです。
 どうもお前のようなくだらない研究者は「研究」などせずに、雑用に専念せよということのようです。トホホ・・・

4月30日か6月になってから。

No.3585

 美川先生、4月30日のご予定はいかがですか?御都合が宜しければ、この日で決定。不可なら、山田先生の御都合がよけれぱ、5月の水曜。駄目なら6月ということにいたしましょう。
 それにしても、年度末も年度初めも、本当に忙しいですね。

 ★ 大学の危機に関する問題について、先日、東京都立大学の川合康先生から、初見基氏「ある大学の死」(岩波書店『世界』5月号、2005年4月8日発売)が、現在の状況をリアルに描いているとのお知らせをいただきました。

Re: 福原特輯号批評会提案

美川圭
No.3589

すいません。
4月30日は冷泉邸での明月記紙背文書研究会が、
先約で入ってしまっています。
前回の書評会、出られなかったので、
今回はぜひ出たいのですが。

元木先生が、それほど忙しい委員をやらされているとは・・・。

ところで私、今年度、少し学内委員が減りました。しめしめ。
私、年男なのですが、法人誌の「今年の抱負」という欄に
以下の文章を書いたのが、ちょときいたかな、とほくそ笑んでいます。

http://www.oit.ac.jp/japanese/sinpo/flow/007/11-14.pdf

ま、書くだけではなく、1年に一回は会議で机をたたいて、
実践もしているのですが。
いちおう、ご参考までに。

火の玉のように

No.3591

美川先生>読みました。同じ年男として同感です。

Re: 福原特輯号批評会提案

No.3592

みなさま、こんばんは。
私がこんなことを言い出したばっかりに、お忙しい先生方にご心痛をおかけしているようです。
土曜でしたら、5/28、6/11が空いています。しかし、土曜にこだわるとズルズル延期になりそうですね。5月中の水曜ということでも結構です。野口・元木・美川各先生の御都合の良い日にあわせてくださいませ。

福原特輯号批評会日程(仮)の御提案。

No.3596

 5月28日(土)は小生が、6月11日(土)は元木先生が不可です。したがいまして、山田先生の御提案にしたがって5月の水曜で行きたいところですが、当ゼミの史料講読会・例会(第2・4)で第4水曜日(25日)の方はすでに例会報告を希望されている人がおられるようですし、第3水曜日(18日)は元木先生にご用がございますので、とりあえず第2水曜の11日に設定したいと存じます(当ゼミの史料講読会は休会、例会は書評会とします)。
 すでに、個々の論文に対する書評担当を懸念する(不届きな)ゼミメンバーの声を聴いておりますが、特輯号そのものについてはフリートーキングで行い、その後、山田先生に「福原遷都の混迷と挫折」の御報告をいただいて、さらに討論という段取りで如何でしょうか。『台記』研究会のメンバーをはじめ、日ごろ元木先生の研究会に御参加の京大や龍大の皆様にもふるって御出席をお願いしたいと思います。
 場所は京都女子大学宗教・文化研究所共同研究室(L校舎3F)
 開始時間は15:30くらいで、元木先生よろしいでしょうか。
 もし、この日に元木先生の御都合が悪くなった場合には、今のところ不都合の重なっていない6月4日(土)に回したいと存じます。
 
 これでも、まだ問題があれば、御連絡下さい。こうなったら、開催実現まで執拗にやりたいと思います。
 以上、よろしくお願いいたします。

Re: 福原特輯号批評会提案

No.3597

 5月4週目の例会発表を希望した本人です。先日お伝えしていなかったかもしれませんが、私水曜日は大学院の授業が4・5限にあり、水曜日以外の日を設定したいただくことになると思います。
 ですので、5月4週に研究会連発でも構わないとのことであれば、25日に開催してくださっても結構です。
 ますます事態をややこしくしてしまうかもしれませんが、よろしくお願いします。
 

第一候補5月11日(水)、第二候補6月4日(土)

No.3599

 門屋君、ありがとうございました。5月第四週ですが、小生は週末に関東に行きますので、月~木の間で、できるだけメンバー以外でも、国文学専攻の方が多く出席していたたげる日に設定するように、山内さんと御相談下さい。
 同じ週に研究会を二度というのは、避けたいと思いますので、書評会はあくまでも、第一候補は5月11日(水)、第二候補は6月4日(土)でお願いいたします。

Re: 福原特輯号批評会提案

No.3601

 色々ご面倒をおかけしております。
 5月13日に予定されていた学生部委員会が、急遽変更になったのですが、その日が前になるのか後になるのかも分からず、困っております。
 11日も候補のため、歯切れの悪いお返事しかできません。ご容赦ください。
 京大では、委員は互選、部局長の指名、客観的な基準による順送りのいずれかでまわってきます。今回の「惨状」は、全く別の論理でまわってくる委員が、偶然当方の重なってしまったことにより発生したものです。
 したがって、これは文句を言っても仕方ありません。ただ、委員が増えた背景には、奨学金の件のように、明らかに文科省の問題があります。文科省に右往左往させられているのは事実です。このため、事情をご存じない京大教授のなかには、「大手の私学がうらやましい」などと仰る方もおられます。野口先生、ご経験上、その意見は如何なものでしょうか。
 ともかく、お誘いいただいても、時間の関係で参れないことも多いと思います。ご容赦ください。時間は拘束されますが、まあ当方マイペースで参ります。
 これでも、自身の痛切な経験からすれば、天国です・・・。