ゼミ旅行

No.3333

 皆様、二泊三日のゼミ旅行本当にお疲れ様でした。
 幹事であるにも関わらず、掲示板への書き込みが遅れてしまい本当に申し訳ありません。初めて幹事を務めさせていただき、正直に言っていっぱいいっぱいでした。皆様にもご迷惑をお掛けしたことも多々ありましたが、最後までお付き合いいただき感謝の言葉もありません。本当にありがとうございました。
 私は25日の夜に夜行バスで山本さん、荒木さん、山岡さんと東京に発ちました。しかし気分が高揚し、バスも揺れていたためかなかなか寝付けず、結局ほとんど眠ることが出来ないまま東京駅に着きました。東京駅を出ると見たことのないような高層ビルが立ち並び、おのぼりさん丸出しで「すごい!すごい!」と4人ではしゃぎ、写真をとりまくっていました。その後、いわくつき(?)の「将門塚」に立ち寄って、地下鉄に乗って上野駅に向かいました。上野では西郷さんの像の前で写真を撮ったり、リニューアルオープンした東京国立博物館を見学しました。ここでは『男衾三郎絵巻』や頼朝坐像、有名な一休の肖像画などを目にすることが出来、とても面白かったです。特に『男衾三郎絵巻』は当時の人々の様子が生き生きと描かれていて、武士の姿や当時の醜女がどういう人だったのかを知ることが出来て興味深かったです。頼朝坐像は以前神護寺で見た頼朝の肖像画の印象とはまた違うものがありました。その後、金龍寺では野口先生のかつてのご学友である並木優記さんのもとにお邪魔させていただき、かつての学生がいかに学問に対して貪欲であったかをお聞きして正直とても驚きました。そしてそれが許される時勢であったということもうらやましく思いました。その後、柴又帝釈天や浅草寺に向かい下町の風情を満喫しました。特に日が落ちてライトアップされた雷門やきらびやかな仲見世は圧巻でした。夕食時にはかつてのゼミ生であった八木さんやNHK出版の石浜さんも合流し、楽しい時間を過ごすことも出来ました。
 ゼミ旅行の二日目は、千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館を見学しました。ここでは野口先生のかつての教え子でいらっしゃる山田敬子さんも合流されました。ここは高校時代に大好きだった歴史の資料集の世界を立体化したようで本当に楽しかったです。再現された中世の町並みや武士の館、日記や文書の複製はとても興味深く、大正時代のカフェーも再現されていてまるで宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』のような世界で、タイムスリップしたような気分になりました。そしてその後、千葉市に向かい野口先生の案内のもと千葉氏関連の史跡を巡り、郷土博物館に向かいました。ここでも郷土の方の千葉氏に対する熱い思いを感じることが出来ました。その日の夜は佐伯真一先生も合流され、田中さんに予約していただいたお店で夕食をいただき、宿に帰ってからは有名な電気ブランもいただきましたが……私もビリビリしました(笑)
 三日目は朝から東大の史料編纂所を保立道久先生、高橋慎一朗先生にご案内いただきながら見学をさせていただきました。書庫には、吉川本の『吾妻鏡』など様々な史料を目にすることもでき、とても感動致しました。その後は始めての鎌倉に向かい、鶴岡八幡宮や頼朝墓などを巡りました。

 今回の旅行では始めての幹事を務めさせていただきましたが、私自身、とても貴重な体験をさせていただいたと思っております。本当にありがとうございました。それと同時に今回の体験は自分の不甲斐なさを嫌というほど感じさせられたものでした。自分ではきちんとやっているつもりでも必ず何か抜けていたし、行動も遅い。そしてそのせいで野口先生を始め多くの方々にご迷惑をお掛けしてしまいました。そのことは本当に申し訳なく思っておりますが、自分の欠点を身にしみて感じざるを得なかったことで、その欠点をどのように克服すれば良いかということを考えるきっかけになりました。また、色々な人と話が出来たことも良い思い出です。普段ゼミに来られている方はもちろんのこと、ほとんど会う機会のない方とたくさんお話できたことは、本当に楽しかったです。最後になりましたが、今回のゼミ旅行をずっと影で支えていてくださった八井さん、お邪魔させていただいた金龍寺の並木さん、東京で旅行に合流してくださった八木さん、山田さん、ご夕食で楽しい時間を過ごさせていただいた石浜さん、佐伯真一先生、東大史料編纂所の見学を快く了承してくださった保立道久先生、高橋慎一朗先生、ゼミ旅行に協力してくださった皆様方、本当にありがとうございました。


「御台様」はパーフェクト。

No.3334

 今回のゼミ旅行は今までとは勝手の違う旅行で、人の出入りも激しく、幹事さんはさぞや大変だったと思います。これをまだ2回生の山内さんがテキパキとこなしてくれたのですから、素晴らしい。自分が同じ年齢だった時のことを思い起こすと、まったく脱帽です。先輩方のバックアップもありましたが、本当によくやったと思います。山内さんは「謙遜屋さん」ですが、おおいに自信を持つべし!
 
 今回のゼミ旅行でゼミメンバーから山内さんに奉られたニックネームは「御台様」。いずれ、かならずや惹起されるであろう「承久の乱」に際しては、きっとゼミ結束の大演説で乗り切ってくれることでしょう。山内さんはゼミ旅行のたびに大成長をとげているように思います。
 ちなみに、二日目は佐倉の歴博が先で、それから千葉でしたよ。

幹事さん、本当にお疲れ様でした

No.3335

 野口ゼミの旅行は、参加者が同じ学校にいないこと等などの事情から、普通の大学の
ゼミ旅行に比べても結構大変です。(その辺は兵藤ゼミ幹事も勤めた門屋くんに聞いて
下さい)それに加えて今回のゼミ旅行、勝手は違うし人の出入りは多いし、永富さんと
「これまでになく過酷な幹事」と言っていた位ですので、まだ二十歳の山内さんに何食
わぬ顔でこなされては、私の立つ瀬がありません(笑)幹事というのは、色々な人の手助
けを得て初めて成立するものですし、そうやって手助けをしてくれる人がいる幸せも
痛感しますよね。それだけでも、今回の幹事は大成功だと思いますし、野口先生の仰る
通り十分にテキパキとこなしていたと思います。(大体幹事をしてもらっている段階で
「迷惑」と思うワケがない!)
 明治大学のラグビー部の故北島監督の座右の銘に「前へ」というのがあって、大好き
なのですが、この言葉を私は「何があっても前進することが重要である」という風に
解釈しています。今回の幹事で、山内さんは大きく一歩進めたのではないでしょうか。
謙遜する必要はない。「前へ」ですよ☆

Re: ゼミ旅行

No.3337

 山内さん、ありがとうございます。上の書き込みを拝見して、改めてまこと見事にゼミ旅行を締め括って下さったと感動しました。

 意味もなく「サイドに展開」してばかりの僕のような人間からは、山内さんの「前へ」の突破力は羨ましくさえあります。しかもその若さ(=可能性に溢れている)ですから。
 反省は反省として、この度はその突破力に更に磨きがかかったということで、遠慮なく自信を持っていただければと思います。

Re: ゼミ旅行→御台様へ

No.3344

山内さん、飲み会に遅刻してしまい、すいませんでした。田中さんのおっしゃる通り、野口ゼミは先生の人望故に参加される方が多種多彩なので、大変だと思います。それでもきっと何かいいことがありますよ、きっと。
なお、6月の講演会は堤邦彦先生とのこと。是非参加します。またその際には、よろしくお願いします。というのも、先日、四谷の駅ビル上の喫茶店で3時間近く堤先生とお話させていただきました。面白い本ができそうです。なにやら堤先生には情報参謀がいらっしゃるそうで。京都は面白いところだと改めて認識した次第です。