『物語の舞台を歩く』

佐伯真一
No.3202

 山川出版社から、拙著『物語の舞台を歩く―平家物語』というのが出ました。昨年の今頃、この掲示板で情報を得て、同行させて頂いた屋島・壇ノ浦ツアーの成果も盛り込んだつもりですので、その際、ご一緒した方々には、住所がわかる限りでお送りさせていただきました。間もなくお手元に届くと思いますが、もし届かない場合は、おっしゃってください。その節にはお世話になりました。この場を借りて、改めて御礼申し上げます。
 大した本ではありませんが、原稿だけではなく、自分で写真も撮ってこいという企画で、いささか苦労しました。ちょっとだけ宣伝をかねて、ご報告まで。

そっと一人旅へ

美川圭
No.3206

佐伯先生、『物語の舞台を歩く 平家物語』届きました。

ありがとうございました。

あの旅行が、ばっちりとこの本につながったのですね。

うらやましい。

この本を携えて、そっと、一人旅に出たくなる。
あの物語の主人公と出会える旅へ。

なんて、コピー、作っちゃいました。

ついでにいろいろ

佐伯真一
No.3210

 美川先生、すてきなコピー、有り難うございました。山川出版の栗原さん、見ていたらシリーズ全体のCMへの採用をご検討ください。
 また、野口先生の方からもご紹介いただき、恐縮です。言われてみれば、元木先生の肖像権(シルエット権?)を犯していますね。ひらにご容赦のほど。
 ところで、全然関係ない話ですが、昨日行われた青山学院大学国際政経学部の入試で、野口先生の『武家の棟梁の条件』(「あとがき」部分)が、国語の問題の一つとして出題されました(本当です)。大学として、偉大な先輩の著作に目を通さないような受験生は、今後、入学を許可しないという態度を表明したものと思われます(ウソです)。
 今後、「あの問題を作ったのはお前だろう」という質問を受けることがありそうなので、あらかじめ申し上げますが、私ではありません(本当です)。それ以上のご質問にはお答え致しかねますので、あしからずご了承ください。
 なお、ゼミ旅行で千葉方面においでの由、26日はまだ入試ですが、27日の午後あたりはちょっと時間ができそうなので、もし差し支えなければ、法華経寺あたりで待ち伏せしようかなどと考えております。但し、生まれた時から市川市に住んでいるくせに、法華経寺のことは何にも知らないので、ご案内などはできませんが。

こいつは春から・・・

No.3213

 佐伯先生、ほんとうですか?拙文が入試問題に登場とは!これだから、長生きしなければいけません。高校時代の恩師が聞いたら泣いて喜んでくれることでしょう。
 もっとも「国語」ですから、

 設問1 この大学に入学すると、こんなおかしな文章を書いた人物の後輩ということにならざるをえない。ついては、その責任上、この悪文を文意の通る、まともなものに修正せよ。

 といった問題かも知れませんね。とするならば、理解できます。それにしても、小生は青学からは無期「遠流」の刑を言い渡されていたのかと思っておりましたが、いささか、本位に復された流人のような心境です。

 中山法華経寺は『平家物語』と縁浅からぬ寺でありますから、ここで佐伯先生と邂逅が叶えば、云わく因縁ありげで嬉しい限りです。当日は歴博・千葉を経て下総中山(or京成中山)に向かう所存でありますので、千葉発の時にでもご連絡を差し上げたいと存じます。連絡係には、いつも国文学の研究会で小生の逃亡後の後始末をお願いしている田中さんを指名します。

Re: 『物語の舞台を歩く』

No.3214

佐伯先生、御著書をご恵送下さいまして、誠に有難うございました。
 
 屋島、壇ノ浦でご一緒したことが昨日のように思い起こされますが、あれからもう一年になるのですね。旅行の成果が見事に活かされた叙述で、屋島の光景や、関門海峡の海上遊覧などをありありと思い浮かべながら拝読しております。
 充実した旅行を御一緒させていただいたことを、改めて御礼申し上げます。
 ところで、問題の114ページの写真、見苦しい後姿が入ってしまい、失礼いたしました。読者には迷惑かもしれませんが、当方にとってはまことに良い記念となり、うれしく存じております。
 なお、社殿の前の二人の人物は、服装から推察するに、左が石浜さん、右は長村君ではないかと思いますが、ご本人の確認をお願いいたします。

 野口先生、母校の国語入試問題にご登場の由、内容はもちろん、文章そのものも高く評価されたわけで、誠に祝着に存じます。

Re: 『物語の舞台を歩く』

No.3221

佐伯先生 表記の御著書、確かに拝受いたしました。ありがとうございます。楠・荒田町遺跡の発掘の話も盛り込まれるなど、最新の情報をちゃんと視野に入れた本ですね。こういった本は、写真の借用など、結構たいへんなものですが、編集担当者にご苦労様でしたと申し上げたいと思います。
なお、問題の141pの写真ですが、元木先生は確認できますが、後の正体不明の二人が誰なのか…長村さん、わかります?

Re: 『物語の舞台を歩く』

長村祥知
No.3222

佐伯先生

御著書を賜りまして、ありがとうございました。
平家の最終兵器(?)と思われる船(未見の方は必見です!!)の写真もあり、佐伯先生が御自身で踏査された現地での発見や学術的な内容に、大変興味深く拝読させていただきました。

問題の114ページの写真ですが、やはり左側は石浜さんかと思います。
右の人物は元木先生のおっしゃるように、たぶん私と思うのですが、吉田さんかなとも思えます。どっちなんでしょうね。

Re: 『物語の舞台を歩く』

山田ちさ子
No.3227

佐伯先生、みなさま、こんばんは。山田ちさ子です。
昨日、買ってまいりました。
まだ読みはじめたばかりですが、この本を片手に史跡めぐりに出かけたいと思いました。
ご一緒に旅行していないのに、私たち夫婦も写真に入ってます♪
まるでウォーリーを探せみたいです。
わたしはわかりづいですけれど、山田はすぐわかります。

Re: 『物語の舞台を歩く』

佐伯真一
No.3231

 皆様、有り難うございました。特に、お買いあげくださった山田様、田中様、差し上げなくて申し訳ありませんでした。
 114頁の写真については、私も石浜・長村説に一票ですが、山田先生ご夫妻も写していたとは、全然気がついていませんでした。96頁(荒田町遺跡)でしょうか?失礼致しました。いやあ、知らない間にいろいろな人の肖像権を侵害している…。
 壇ノ浦の遊覧船(128頁)は、UFOみたいですね。これを平家の最終兵器に見立てれば、トンデモ本が一冊書けるかも…。