先遣隊、無事に帰洛。

No.3177

報告が遅れましたが、書評会の懇親会終了後の2月3日(夜)~7日(朝)まで一足お先に鎌倉へ行ってきました!!(野口先生御命名の事前調査です)

防寒対策をばっちりにしてバスに乗り込んだのですが、乾燥対策が甘く、よー○や水を多用することになりました・・・。夜行バスが目的地である横浜に着いたのは朝6時で、店はどこも開いておらず、本当に困りました。なんとか時間をつぶし、朝八時半には円覚寺にいました。まず思ったのが拝観料が安い!!です。京都が高すぎるだけなのかもしれませんが・・・。
その後、東慶寺→浄智寺→明月院→建長寺と、午前中だけでこんなにまわることができました。やはり、朝が早かったことが大きいです。午後は寿福寺→鶴岡八幡宮→頼朝墓・伝大江広元墓→金沢文庫と盛りだくさんの内容でした。残念ながら称名寺には時間がなく行くことができませんでしたが、金沢文庫では徒然草の展示がなされていて、パロディ本の展示コーナーがおもしろかったです。

二日目は江ノ島沿線を訪ねることにしました。前日に動きすぎたせいで筋肉痛になりました。なにかにつけて階段が多かったことが原因です。この日は長谷寺→高徳院→極楽寺→成就院→江ノ島→みなとみらい、というコースでした。長谷寺の観音、高徳院の大仏と大きいものばかりで、圧倒されました。ここであじさいソフトクリームなるものにチャレンジしてみました。どんな味かと心配しましたが、そのままの植物系の味(?)でした。腰越状で有名な満福寺は電車で通り過ぎるだけとなってしまい、ちょっと心残りです。
また、ランドマークタワーから見たみなとみらいの夜景は本当にすばらしかったです。ここはお勧めです!!

最終日は神奈川県立歴史博物館に行き、早速中世の展示コーナーに向かいました。入ってすぐのところに、昨年の夏に読んだ大庭御厨の官宣旨案があり、思わぬ再会にちょっと興奮してしまいました・・・。

こんなかんじの3日間でした。強行軍だったので、体力の回復にしばらく時間がかかりました。


☆★アクセス10万突破おめでとうございます★☆
      管理人のお二人に心よりお礼申し上げます。

『週刊街道をゆくNO.05』三浦半島記

No.3179

 >山岡さん  昨日(12日)の歓送迎会の御報告、ありがとうございました。盛会だったとのことで大慶に存じます。
 「食べ放題」なので食べ過ぎたとのこと。行っていたら小生もきっと大変なことになっていたことと思います。
 
 ところで、鎌倉旅行の御報告もありがとうございました。今度のゼミ旅行でも最終日に見学が予定されていますが、ちょうど、その道案内にも手頃な本が出ますので御紹介。
 
 言うまでもなく、タイトルの本。朝日新聞社の朝日ビジュアルシリーズの一冊。発売日は明後日14日です。定価は560円。
 なかなか新鮮な角度から鎌倉の情報が盛り込まれているのですが、必読なのは、杉橋隆夫先生の「源頼朝、復活の「奇跡」」。「武士論の変遷」という解説もあります。
 小生も「「武家の棟梁」と鎌倉武士」なる一文を寄稿しております。こちらは御笑覧下さい。
 
 ちなみに、この巻を担当された編集者はとても優秀な方で、その熱心さは実に見事なものでした。当ゼミメンバーとほとんど変わらない世代の女性で、早稲田大学在学中に、一年間同志社に来ておられたとのこと。京都にもなじみの深い方です。
 出版関係への就職をめざしている大内さんにはぜひ、会わせてあげたかった。
  
 完成した本を昨日いただいたのですが、うすい冊子ながら、作り手の能力や気持ちは確実に反映していて、やはり、出来ばえは、ひと味違うものがあります。内容はもとより、本作りとか編集という仕事を考える上からも、ぜひ一読されることをお勧め致します。