復活?

No.2922

 ご無沙汰しております。
 去る10月30日の父の逝去に際しましては、野口先生をはじめゼミ関係の方々からご丁重なご弔慰を賜り、誠に有難うございました。
 先週の日曜、11月28日に満中陰の法要を執り行い、無事忌明けを迎えることができました。謹んでご報告申し上げます。
 10月30日は、ちょうど当方が企画した見学会、責任者が不在となり、参加各位には本当に申し訳ないことでした。また、バスの手配などをお願いした八井さんには、お礼も申し上げませず、大変失礼致しました。ご容赦ください。
 幹事代行の長村君は、よくやったと近藤先生からもお褒めのお言葉がありました。誠に心強いことです。これから、行事の幹事は全部お任せします。
 意識不明の父に徹夜で付き添いながら行った校正、やはり後で見ると心ここにあらず。『保元・平治の乱を読みなおす』は最後まで難渋しました。間の抜けた文章や凡ミスのオンパレードで、石浜さんにはとんでもないご迷惑をおかけしました。葬儀にも駆けつけてくださり、父の棺まで担いでいただくことになり、お詫びと感謝で一杯です。
 そのほか、頂戴した書物、抜き刷りなどへのお礼も滞り、原稿、校正も手元にほとんどとどまったままです。諸方面に大変なご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫びいたします。
 というわけで、『古代文化』、まったく手付かずです。万一のときは?ご容赦ください。
 それにしても、相続関係やら何やらの手続きが山積し、平常の授業の準備もままなりません。繁忙とわずらわしさで、精神も不安定な毎日です。復活までは時間がかかりそうです。これからも、なにかとご迷惑をおかけすると思いますが、万事ご容赦くだされたく存じます。

元木先生の双肩にかかるもの。

No.2924

 元木先生の「復活宣言」お待ちしておりました。
 研究者にとって何よりも必要な環境は精神の安息と身体の健康だと思います。元木先生は、お父上のご逝去という中で、研究も校務もしっかりとこなされておられ、流石だと思っておりました。
 まだ、いろいろと片づけなければならない問題が多いことと思いますが、ひとまず落ち着かれました上は、さらなる御活躍をお願いするしかありません。

 元木先生は『古代文化』について、遠慮がち(編集者を震撼とさせるような)に仰っておられますが、実のところ、福原に対する清盛の構想と一門のそれとの齟齬、さらには平家家人間の軋轢などを展開された論文を用意されておられるのです。
 真に受けてはいけません。
 『保元・平治の乱を読みなおす』も実に楽しみです。
 なお、これを機に長村君が元木研究室関係の行事雑務を全てとりしきるべしという「院宣」が発給されたことも、長村君の今後の活躍に大いに資することになると思います。
 この書き込みは長村君の権力(負担?)拡大を示す重要史料となりそうです。
 目下、中世前期の政治史研究は「ある意味で」危機的状況にあると小生は認識しています。元木先生及び元木研究室に関係する若手研究者に対する期待は大なるものがあるのです。
 佐伯君・長村君、おおいに元木先生をもり立てて差し上げてください。

大台突破

No.2932

 野口先生、お励ましの御言葉を賜り、有難うございます。
 先生の仰る研究の危機とは、先行研究をないがしろにした、ある意味拙速な業績作りの横行といったことかと存じます。もちろん、これは自戒をこめて言うのですが、たしかに新奇なことを言おうとするあまり、先学の業績をきちんと評価しない傾向が強まりつつあるように思います。
 その一因は閉塞状況を打破しようとする焦り、また昨今の極端な業績主義の傾向などに求められるのかもしれません。
 学問を志す以上、先学の業績を正確に理解し、それを前提とした学問の発展を図らなければならないと思います。若い諸君は、それを肝に銘じてください。
 とか何とか書いていると、自分の仕事が恥ずかしくなってきました。引退した方がいいかも?
 ところで、本日をもって50の大台です。肉体の衰えと、雑務の増加と闘いながら、何とか研究を前進させたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。

☆ 奉祝、元木先生、生誕50年!!

No.2933

 元木先生、お誕生日おめでとうございます。
 卒論指導の助勢やら、『古代文化』特輯号の原稿催促に追われる小生は、400字詰め原稿用紙で50枚の大台を越えたのかと勘違いをしてしまいました。一時に没頭すると視野狭窄に陥る一例ですね。
 それにいたしましても、50歳というのは、やはり「大台」。いよいよ、中世史研究の大御所としてのさらなる御活躍をお願いせざるをえません。
 
 >ゼミメンバー諸姉兄  さあ、つぎは皆さんの出番ですよ!!  

Re: 復活?

長村祥知
No.2935

元木先生
お誕生日おめでとうございます。お父様のことは大変残念なことでありますが、先生がご健康で区切りの日をお迎えになられたことに、大変喜んでおります。
ご多忙の中とはいえ講義では、そのようなそぶりを私どもが感じることがないくらい、綿密に準備された、重厚な研究史を正面からのりこえる最新の成果を聞かせて頂き、大変勉強になっております。


野口先生
励ましのお言葉、大変ありがたいことです。ご期待に沿うにはあまりに未熟ですので、今後ともご指導をお願い申し上げる次第であります。

幹事(院司?)のことにはふれずにこの場を失礼いたします・・・

お誕生日おめでとうございます☆

No.2936

日付が変わってしまいましたが、元木先生お誕生日おめでとうございます☆ゼミ生の佐伯さんや長村くんには常日頃お世話になっていますが、元木先生とご一緒する機会をことごとく逃し続けているのがとても残念です。長村幹事の次の出番を楽しみにしています。
 『保元・平治の乱を読みなおす』も野口先生から「面白いらしいよ~~」と聞かされ、もう生殺し状態ですので(笑)、刊行されるのを首を長くしてお待ちしています。

☆★お誕生日おめでとうございます★☆

No.2937

 昨日になってしまいましたが、改めましてお誕生日おめでとうございます。これからますます寒くなりますが、お体を大切にしてください。
 
 私も今年20歳という一つの節目を迎え、いろいろな経験をして成長したいと思っています。これからもよろしくお願い致します。

( ^_^)/▼お誕生日おめでとうございます▼\(^_^ )

No.2938

遅くなりましたが50歳のお誕生日、おめでとうございます。
50歳・・・というと私にはまだまだ先の話のことなのですが、自分が50歳になった時、元木先生のように立派で素敵な人になっていられたらいいなあと思います。
先生を目標にしつつ、私もまず目の前の卒論をがんばりたいと思います。
「引退だ」なんて、まだまだ言わないでくださいネ!
『保元・平治の乱を読みなおす』も楽しみにしています(^ー^)

PS.またぜひ南大門の「塩タンガーリック」を食べに連れて行ってくださいね♪あの味が忘れられません☆笑
あ、幹事はもちろん長村君で・・・・d(^-^)ネ!

お祝い、有難うございます

No.2941

お祝いの言葉を頂き、有難うございました。
 50台というのは、体力が低下する反面、経験による蓄積や、練磨された判断力が上昇し、両者の均衡を考えると人生の頂点に達する年代のように思います。
 まさに人生の壮年期を迎える事になりますが、それにしては自分の未熟さばかり感じさせられる毎日ですが。
 ともかく、壮年期に相応しい仕事を創り出して行きたいと念じております。『保元・平治の乱を読みなおす』の次は、第二論文集『武士政権成立史の研究』(塙書房)に専心したいと思います。
 研究の進化と発展のためには、なんといっても、まずは健康第一、したがって酒を減らさないといけない・・・、とは思うのですが。

 本日は風邪で声が出なくなり、休講しました。関係各位に連絡を怠り、知らずに教室に行かれたた方もおられたかと思います。ご容赦ください。

 また、酒呑童子の会を行いましょう。永富さんリクエストの南大門でもいいし、新規開拓でも結構です。長村君、宜しく。

 先日、九州で教え子の結婚式があり、鹿児島に足を伸ばして九州新幹線に乗ってきました。乗り心地抜群、椅子は二人掛けで一般のグリーン車なみ。すだれ式のブラインド、木製の手すりなど、インパクトの強いインテリアでした。車内放送では、韓国語、中国語のアナウンスもあり、「東アジアの九州」を痛感させられました。
 リレーつばめもグリーン車を試しましたが、個室あり、コーヒーや新聞のサービス有で、ゆったり楽しめました。JR九州は色々遊び心があって、楽しいですね。鉄道研究会で、試乗旅行なども面白いかも。

 それにしても、大震災、金融危機、ライオン宰相、軍の海外派遣、そして「超特急つばめ」とくると、偶然の一致にしても、あまりにできすぎです。おかしな時代にならなければいいのですが。

Re: 復活?

長村祥知
No.2945

元木先生に論文を書いて頂く前に、宴会の設定などしてしまったら、私が六波羅(もしくは、宇治の厩?)に拘禁されてしまいます・・・(笑)
お風邪を召されたようですが、どうぞお大事に。

お見舞い多謝

No.2946

 風邪で病臥致し、休講などで諸方面にご迷惑をおかけいたし、誠に申し訳なく存じます。また、お見舞いの言葉を賜り、恐縮致しております。
 今日で二日、床の中で過ごしました。思えば父が入院した9月21日以来、二日続けて自宅で過ごしたのは初めてです。やはり、長期にわたる心身の疲労が応えたのでしょう。ご迷惑をおかけした各位にはご容赦のほど、お願いするばかりです。
 今日で、症状も少し好転しましたので、明日は仕事を片付けたいと思います。野口先生、例の論文、これから何とかします。15日にはお耳汚しですが、形になるようにしたいと思います。20日には仕上げられると思いますが、間に合いませんでしょうか。それでも、何ともならない時は、あきらめてください(笑)。
 NHKも見本ができた由、やれやれと思った絶妙のタイミングで吉川弘文館の編集部の橋本さんから、以前お引き受けしたライブラリーの督促の電話。ついつい乗せられて、次は『源義経と京都』と相成りました。
 もちろん、観光案内ではなく、上洛から没落までの1年10ヶ月を中心に、貴族社会と頼朝の間で活動した義経の実像に迫る内容になる予定です。院政期の軍事構造との兼ね合いで、在京武力としての義経を論じてみたいと思います。
 長村君、酒呑童子の会は、年末・年始いずれでも結構です。よろしく。