『日本歴史』は、 The Nippon-Rekishi

No.2874

 昨日、岩田君が『鎌倉』14号のコピーと共に、『日本歴史』第52号のコピーを持ってきてくれました。これは、実教出版から刊行されていた当時のもので、裏表紙には掲載論文の英文タイトルが連記され、誌名はタイトルに示したとおり。『日本歴史』はニホンレキシだと思っていたので、大きな発見でした。
 
 ところで、すこし手遅れですが、明日の例会報告の関連論文として、以下の2点を紹介しておきます。
 藤本元啓「京都守護」『藝林』30-2、1981年
  同  「鎌倉初期、幕府の在京勢力」『藝林』32-2、1983年

 ☆ しばしば御迷惑をおかけしていましたので、ようやく携帯電話なるものを入手いたしました。徐々に活用をはかっていきたいと思います。
 なお、同時に正高信男『ケータイを持ったサル 「人間らしさ」の崩壊』(中公新書)も読み始めました。<ケータイがないと生きていけない人>には必読です。

近藤好和『騎兵と歩兵の中世史』近刊!

No.2875

 タイトルの近藤先生の御著書、吉川弘文館の歴史文化ライブラリーの一冊として12月に刊行とのことです。そして、つぎは即座にミネルヴァの『源義経』でしょうか。まさか、『スタートレック』ではありますまい?
 12月には元木先生の『保元・平治の乱を読みなおす』もNHKブックスから刊行の由をうかがっており、いずれも楽しみなことです。
 それにひきかえ、小生こと、このところ本を出しておらず(本は石浜さんとのお約束が最優先です)、まことに面目なき次第です。でも、けっしてサボっているわけではなく、論文・雑文の類は一応書いておりますので、今年度中に刊行予定で、すでに初校校正済みの分に限って<自己宣伝>させていただきます。
 
 「慈光寺本『承久記』の史料的評価に関する一考察」(京都女子大学宗教・文化研究所『研究紀要』第18号)

 「藤原隆家-刀伊撃退の立役者-」(元木泰雄編『古代の人物 第6巻』清文堂)

 「「武家の棟梁」と東国武士」(朝日ビジュアルシリーズ『週刊 街道をゆく 第5号、三浦半島記』朝日新聞社)

 「「女の都市」と遍照心院の成立」(『大通寺報 ふかみくさ』第20号)
  
 これしかないということは、立場上、藪蛇であったかも知れません。
 
 ☆ 学部4回生のみなさん 修士2回生のみなさん そして博士論文執筆中のみなさん さらに『紫苑』第3号執筆者のみなさん(すべてゼミメンバーにおられます) 御一緒にがんばりましょう! 

反省

No.2876

野口先生>拙著の宣伝、ありがとうござます。前著『弓矢と刀剣』の続編のような内容です。次は確かに『源義経』の予定ですが、即座にとはいきません。スタートレックの本の方が書きやすいかも。いずれは書いてみたいですね。未来史ですからね。

ただし、最近は、ちゃんと註のある学術論文をまったく書いていません。その点、反省しています。

携帯保有お祝い?

No.2877

野口先生、携帯御保有だそうで、まずはおめでとうございます。
どんな機種でしょうか。
私は、中高年用の万歩計付き、写メールなし、をもっています。一日1か所のメールアドレスに、何歩歩いたかを送ってくれます。象印の電気ポットにもそんなのがありました。
老人は必ずお茶を飲むので、ポットの使用状況を、離れた子供夫婦におしえてくれるというやつです。
その携帯版なのですが、老人は携帯を家においたままにするでしょうから、製品としてはいまひとつの完成度です。
けっきょく、宛先は自分のコンピュータのメールアドレスです。
私は年甲斐もなく、電子機器を沢山持ち歩いています。
携帯電話、電子手帳としてPDAのソニーのクリエ、外で短い原稿書き用にキーワードのついたヒューレットパッカード社製のPDAジョルナダ720、電子辞書などです。
もっとも最近買ったのが、電子辞書ですが、この使用頻度が一番高いかも知れません。
いつも年末になると、手帳だけでも、歴史手帳(吉川さんから送ってくるので)に変えようと、迷うのですが、やはりデジタル機器を使ってしまってます。
気分としては、楽しんでいるというより、後ろめたい気分です。携帯はそんなに電話には使いません。コンピュータのメールの転送をしているので、その確認ぐらいでしょうか。
最近、山の様に、迷惑メールが来るので、ほんとうにじゃまくさいですが。

電子機器と宇宙大作戦

No.2878

「スタートレック本」の何冊かは持っていますが、ほとんどが和訳書で、日本人が書いた本は10冊も無かったように思います。近藤先生、タイムスリップ系のストーリーで戦国自衛隊みたいなスタートレック小説ってのはどうですか??

 今日は、京都教育大学の今年度2度目のオープンキャンパス。2回目は初めての企画で、僕のいる専攻は参加者が「1人」...。みごとに企画倒れな企画でした。

 最近の事件でも携帯電話が解決のキーになっていますが、いくら所在地が企業に管理されようと便利さには負けてしまいます...。ゼミ旅行での緊急事態にも(起こって欲しくはないですが)活躍してくれそうですね☆

 美川先生>すごくサイバーな感じですね。お役所風に言うと「e-研究者」でしょうか。
 ノートパソコンを持ち歩くよりも、キーボード付のPDAを持ち歩くのが一番便利だと思います。この場合、キーボード付で携帯と電子辞書内蔵のPDAが出れば一番ですね。
 アメリカやヨーロッパでは、Windows搭載の携帯が普通に発売されていますが、日本では市場が寡占状態なので実現されるのはだいぶ先になりそうです。

PDAって何!?という方へ>
PDAは個人用携帯情報端末(Personal Digital Assistance)の略で、昔で言う電子手帳が高機能になりパソコンとの連係機能がついたというものです。

P.S.卒論頑張ります!

ケータイをもって、本を書くべし!

No.2879

 近藤先生・美川先生、御返信ありがとうございます。
 核兵器を保有した三等国みたいな心境です。
 近藤先生は歴史文化ライブラリーを2冊目ですし、美川先生も昨年『白河法皇』をNHKブックスから出されたばかりですし、小生身の置き所がありません。
 注の方が長い論文というのが昔はありましたね。しかし、注があれば研究で、無ければそうではないというわけでもございますまい。むしろ、一般向け書物を執筆するときの方が、大きなエネルギーを要する場合がままあるような気がいたします。
 ケータイは、基本的にこちらから連絡するための道具として手に入れました。最近、公衆電話が少なくなり、駅で先方に到着時間を知らせようと探している間に電車が出てしまうなどと言うこともありそうでしたから。また、緊急時にこれがないと、大いに不利益をこうむりそうな時代ですから。そして、学生さん達に、不便だと叱られるというのも理由の一つであります。しかし、今もそうなのですが、電源は切りっぱなしですから、そうおいそれとはこれで小生に連絡は取れませんからね。
 そもそも電話は嫌いですし、メールでもパソコンのアドレスの方にお願いします。でないと、ケータイによる文字の入力作業は耐え難いので、返信は出来ません。
 本当に何のために買ったのかわかりませんね。
 パソコンとかケータイの類は自己制御の範疇を逸脱していますから、小生、相変わらず『歴史手帳』愛用です。
 なにしろ、小生の世代は、故・網野善彦氏のいうところの日本歴史上における二番目の分水嶺の前後を生き抜いております。ラジオ・紙芝居から白黒テレビ→カラーテレビ・・・といった順序だった過程を踏まえた生活体験を大切にしたいと存じておる次第です。
 要すれば「居直り」でありますね。
 それでも、電子機器については、鈴木君がいてくれるから、すこしは安心して使っていられるのです。

( ^_^)ロ---------ロ(^_^ ) モシモシ

No.2881

昨日先生が「じゃじゃ~ん」と携帯を出したときはすごくびっくりしました!!(笑)
さっそく夜に携帯へメールしてみたんですが、見ていただけましたでしょうか???
「基本的に先生からの連絡手段用」だそうですが、緊急時など、こちらからもメールさせていただきたいと思います♪

はやく「合格しました」とメールが打てる日が来ればよいのですが。。。☆☆☆

曾祖母は慶応年間の生まれでした。

No.2882

 >永富さん
 上の書き込みを拝読したことにより、記念すべき初着信、ただ今確認いたしました。いろいろボタンを押しまくった末にですが。ありがとうございました。
 明治時代に電信がはじまったころ、電信柱によじ登り、電線に荷物を結わえ付けて届けようとした人がいたそうですが、小生もその類ですね。
 蒸気機関車が重い客車を引き、汗をかいて可愛そうだというので、桶で水をかけてやったお婆さんもいたそうです。
 小生が、中学生時代には、トランシーバーという無線機が憧れの的でしたが、こんな宇宙防衛隊員の道具みたいなものが出来るとは・・・1951年生まれの少年にとって、今やSFの時代ですね。
 ちなみに、関西には1951年生まれで歴史学を生業にしている人が意外と多いのです。さあ、誰でしょう?

初着信

No.2883

野口先生
初着信おめでとうございます。

ちなみに小生の持ち歩いている電子機器もう一つありました。
アップル社製のiPod という小型ハードデイスクの入った音楽プレーヤーです。これに、数百曲のクラシックを入れて持ち歩いています。知る人ぞ知る優れものです。アップル社はコンピュータは不振ですが、この機種でさいきん復活です。
まあ、要は子供がおもちゃを沢山持ち歩いているのと、いっしょなのです。
前に京都府立総合資料館の出口で、ぴーぴーセンサーが鳴りました。どうも、電子機器の持ちすぎが原因だとのこと。
来月ドイツに行くので、海外でも使えるボーダホンの携帯に食指が動いているところです。どうせたいして使うわけではないのですが。